こんにちは。BlissBliss⋆*@テキトーでもうまくいくです。
コロナによって新しいスタイルの生き方の変革が求められている今、さまざまな現場でソーシャルディスタンスが取られるようになりました。
今までは特殊な働き方だった「テレワーク」がこれだけ普及してくれて万々歳な私。日本ではいまだ導入率が低いようですがもっと広まれ!と内心思っています。
今まではみんなで同じ方向を向いて同じことをする「集団」の生活だったのに対し、それぞれが自分で判断して距離を取って解決していく「個」のあり方にシフトしているのは喜ばしいことだと思っています。
「おひとりさま」がとても生きやすくなったというのは言い過ぎでしょうか。
さて今日は、ひさびさにINFPの生き方について向き合ってみようと思います。
過去にもいろいろとINFPについての生き方を探ってきましたが、今回は誰もが求める「幸せ」について。
INFPはとっても簡単に幸せを見つけることができるんですよ!
- 目に見える範囲の幸せを掴む
- 自分の人生には関係ない、と突っぱねる
- 幸せのモノサシはヨコ軸ではなくタテ軸で見る
- 自分だけの癒し空間改造計画を立てよう
- INFPは質のいい睡眠をとろう。
- 他人の幸せはあなたの幸せではない、と気づく
- INFPは幸せ感度が高い
目に見える範囲の幸せを掴む
INFPが一番してはいけないこと。
それは雲の上の幸せを掴もうとしないということです。
どういうことかと言うと、途方も無いことを夢見たりしないこと。
身の丈に合わないことを望んでヤキモキしたりしないこと。
これに限ります。
そんな夢も希望もないことを言わないでと思うかもしれませんが、敢えて言いますと、INFPにはどデカイ夢を叶えるだけの体力と精神力がない。すなわちキャパシティがないのです。大きすぎるのです。
例えるなら身の丈に合わない望みは原付バイクでフェラーリ並みのスピードを出すということ。
願望がデカすぎて自分の生まれ持った体力では到底足りず、高い願望は当然、精神力も必要としますから省エネ型のINFPには無理がたたってしまうでしょう。
もっと認められたい、もっとお金持ちになりたい、もっと良い地位が欲しい、もっともっと…
このように強い動機や原動力を必要とする願いは、強すぎる興奮のためにマヒしてしまい、知らぬ間に自分の体力を大きく超えることになってしまいます。
騙し騙し頑張っていたある日、体力と精神力が一気に枯渇して…あとはお分かりだと思います。
私が考えるINFPが幸せになる唯一の方法。
それは先ほどの「手に届く、見える範囲の幸せを享受する」ということ。
自分が目で見て確かめて実感できることにエネルギーを使いましょう。
ニュースを見れば連日のように新型コロナ感染症の話題が飛び込んでくるし、自分のことに目を向ければいつまで今の会社に居られるのだろうかとか、そもそも私たちは年金をもらえるのだろうか………老後のお金の心配から、いつかやってくる両親の介護の問題……考え出したら心配事はキリがなく湧き出てきます。
最近はSNSのおかげか、リアルでは関わることのないであろう赤の他人の充実したライフスタイルが手に取るように分かってしまう時代です。スマホ記事には心に抱えている不安やコンプレックスを煽るような話題も多く、何だか昔に比べて良い意味でも悪い意味でも心を揺さぶられる機会が多くなっている気がします。
何かを見て自分はこのままでは良いのだろうか、と不安感や焦りがフツフツと心の奥底に湧き始めたら要注意。それ、世の中の情報にだいぶ影響されています。
INFPは特に、好奇心を満たそうといろいろなことに目を向けようとすると、すぐ頭がパンクして「もう嫌だ〜!」と投げ出してしまいそうになります。
それは頭が情報過多になっているから。
何でも手に伸ばして取り組もうとせず、自分の置かれた場所にあるもの、自分の周りにいる人「だけ」に絞っちゃいましょう!
視野を広げるのは大事ですが、常に視野を広げていると疲れます。
見るのは外の広い世界ではなく、自分の周りの狭い範囲でOK。むしろそこにこそ幸せがあるのですから。
あなたがそばにいて心地いいと感じる人や物「だけ」を見る。
今自分が実際に目に見えている目の前にある仕事、自分の周りの仲のいい友達、家族、ペット、通っている行きつけのお店、お気に入りの美容室、感触が良くてお気に入りの服や小物…
特に精神的に疲れている時ほど頭が情報過多になっているので、勝手に流れ込んでくる雑多な情報をシャットアウトしていく必要があります。
これは今の自分に必要だろうか?と問いかけてみると自ずと要る情報要らない情報が見えてきますよ!
そして、ストレスを感じていっぱいいっぱいになっているな〜と感じたら、情報が入ってくる媒体であるスマホとかパソコンから離れて、自分一人だけの時間を十分取ってください。
自分の人生には関係ない、と突っぱねる
SNSで見つけた知りもしない誰かの幸せなんて見なくていい。
駅ですれ違う人達が、あなたよりずっと高そうでオシャレな服を着ていたからって、その人が何着ようがあなたの人生には全く関係ありません。「私には関係ないし〜」と見なかったことにしちゃえば良いのです。
実際カンケーないのですから。
TVや広告などで、次々と幸せなライフスタイルを垂れ流しにされても自分には関係ないのでスルー。
あなたが見聞きして嫌だな、モヤっとするな、と不快に感じることがあっても怖くありません。
誰かの幸せであってあなたの幸せとは関係ない。と考えればラクになれます。
高価なバッグもオシャレな服も、他人の誰かが良いと思ったであろう一つの「幸せのカタチ」であり、あなたの幸せとは違うということ。
同じお金があったとしても、あなたはバッグや服に使うよりも、旅行などの貴重な体験に使うことで幸せを感じるかもしれません。
自分に関係ない、とバッサリ遮断して、そういったモノから離れてしまうのもアリです。
これだけですごくラクに暮らせますよ。
幸せのモノサシはヨコ軸ではなくタテ軸で見る
周りを見ることで自分が幸せか、幸せではないかと比べて一喜一憂することがあります。
あの人は私よりも結婚していて何より美人だ、あの人は成功していて高級住宅街に住んでいる、でも私はそうではないから不幸だ。
無意識に他人と自分を比べることで、幸せかどうかを見ていて、幸せの基準を他人に依存しているのです。
精神科医・樺沢紫苑氏の話題の新書「ストレスフリー大全」には、人と比べてしまう自分をどうしたら良いかについてこんな考え方のヒントが紹介されていました。
その方法は、過去から今まで、自分が変わってきたことに目を向けるというもの。
他人ではなく「自分」と比べるのです。
今の自分と過去の自分はおそらく見た目から何から違うはずです。
5年前までは出来なかったことが今は出来るようになっていませんか?
ちょっと前の収入より今の収入の方がアップしていませんか?
昔よりメンタル強くなってちょっとやそっとのことでは傷つかなくなっている自分に気づきませんか?
しょうもない私ですら、5年前の自分と今の自分とでは全然違うし、自分比ですが随分成長したと思っています。
5年前の自分と「若さ」だけは叶いませんが(笑)
ただ、叶わないのはその「若さ」だけ。10年前の自分と違うことを数えてみると、出るわ出るわ、色々なことが変化しているし成長しているなと実感します。
過去の自分と今を比べる、この「タテ軸」のスタンスさえいれば、他人がどうこうに振り回されることはありません。
もし、自分以外の誰かを見る「ヨコ軸」で比べていたら大変です。
自分より優れている人に振り回され、常に自分と誰かを比べて指をくわえて自分には無いものを持っている人を羨望する─人生が途端にツライものになること間違いなしです。(笑)
だからなるべく、「タテ軸」でいる。
今まで「ヨコ軸」だった人も少しずつ自分だけを見ていく。どうですか?
これならば案外自分って幸せに生きてるじゃん、って思えませんか?
自分だけの癒し空間改造計画を立てよう
一つ覚えておいて欲しいことは、居心地悪いと思ったら我慢せず、自分好みに改造してしまいましょう。
最近、自分を大切にしようと考えて、身の回りの物を少しずつ自分仕様に変えています。
ずっと使っている物をちょっと奮発してみたり、同じものでもアップデートしています。
今流行のリモートワーカーってやつで1日の大半を家で過ごすことが多い私のですが、普段長いあいだ触れている物などをちょっとだけランクアップして良い物に変えています。
例えばマウス、キーボード、デスクライト、マウスパッドなど、少しずつですが、ちょっと値段の張るイイモノに変えるだけで使いやすさが段違い!
心地よく仕事もはかどり、ストレスフリーな環境を作ることができています。
ぜひ、自分だけの癒しの空間を作ってみてください。
どこを改造しようか迷ったら、一番長く過ごす所を改造してみてはいかがでしょうか。
帰宅してきたあなたはどこで過ごしますか?
TVの前のソファ?PCの前?それともベッドの上?
一人の特別スポットを決めたら、心地いいものでお部屋の周りを固めましょう。
心地いいモフモフのクッション、気分が落ち着くいい香りのするアロマ、紅茶屋さんで選んだハーブティ、じっくり読みたい本、肌触りのいいベッドスロー、奮発して買ったかわいいシルクのパジャマ……
ベッドテーブルにお気に入りの空間を作って寝る前にそこで過ごしてもいいですね。
ポイントはその場所にはちょっとでも嫌だなと思ったものは置かない・目に入れない。
お気に入りの場所にショッピングの請求書を置いたり、仕事の物を置いたり、趣味に合わない物を置かないことです。
ぜ〜んぶお気に入りのもので固めて「自分だけのパワースポット」にしてしまいましょう。
疲れて帰ってきたらそこで時間を過ごして今日一日で使い果たしてしまったパワーを充電する。そのルーティンが出来上がるとちゃんと癒し効果抜群で、次の日はまた元気に過ごせるようになります。
INFPは質のいい睡眠をとろう。
内向型INFPは必読のバイブルマーティ・オルセン・レイニー氏の「内向型を強みにする」では、一般的に内向型であるINFPは、外向型に比べて体力の使い方に大きな違いがあると記されています。
内向型の人にとってエネルギーを取りこむのは、たやすいことではない。今日のようなテンポの速い世界においては、なおさらだろう。
内向型の人は、エネルギーを回復するのに時間がかかるうえ、そのエネルギーは外向型の人のそれよりも速く流出してしまう。内向型の人は、各活動にどれくらいエネルギーを取られるか、どれくらい蓄えが必要かを計算し、それに従って計画を立てねばならない。
マーティ・オルセン・レイニー「内向型を強みにする」より
INFPの体はまさに電池であり、一日の間に溜め込んだエネルギーを少しずつ使うことで活動する「蓄電型」なのです。
ですので夜の間=眠っている間にしっかりと充電して朝までに充電を100%にしないとすぐに体力や精神力を消耗してしまいます。(外向型タイプはエネルギーを外からほぼ無限に取得できるらしい…おそるべし)
どうやら内向型は一日の体力量が限られているらしい、とINFPの特性を知るまでは、私は自分のエネルギー効率を知らず自分にはどうして人より体力がないのだろうと嘆いていたくらいです。
そりゃそうです。
そこで今年入ったぐらいから本格的に睡眠について見直してみようと、まず睡眠を正せば日中のストレス軽減やパフォーマンスに影響があるのではと私は考えました。
そこで睡眠を記録してくれるアプリや睡眠に関する本などを読み、普段どれだけ自分は健康的な睡眠が取れているのかチェックしています。
スタンフォード大学の睡眠生体リズム研究所所長である、西野精治氏のベストセラー「最高の睡眠」では睡眠の重要性について理解を深めることができると同時に、普段ないがしろにしていた自分の睡眠を正すきっかけとなった本です。
熟睡できるポイントを抜粋します。
食事やアルコールの摂取は2時間前までに済ませておく
寝返りを打ってもラクチンなパジャマ・枕に変える
布団に入る90分前に入浴を済ませる
スタンフォード式 最高の睡眠 単行本(ソフトカバー) – 2017/2/27
あと、最近ですが、今まで使っていたショボイ枕を思い切って海外製の高級まくらに買い換えたところ、今までと眠りの質が断然良くなりました。
他人の幸せはあなたの幸せではない、と気づく
日本は古来から置かれた状況がたとえ苦しくても耐え忍ぶことこそが良しとされてきました。
特に私たちが育ってきた環境は、まだまだ「気合い」で乗り切る精神論が色濃く残ってきて、
周りの大人や学校の先生からは、耐えて頑張ればいつか報われるからと鼓舞されてきました。
女性だと特に小さい頃から、女なんだから出世したいとか欲を言わず主張することは控えて常に愛想良くいなさい、早く良い人を見つけて早々に結婚することこそが生きる道ですよと、周りの誰かから暗に教えられてきたことも多いでしょう。
「主張せず控えめでいなさい」「女は愛嬌!」「25歳までに結婚しないと売れ残りだぞ」「髪をロングにしてスカートを履きなさい」「そんな服装は男性ウケしないよ」「女がそんな言葉使っちゃダメだ」・・・
当たり前に信じてきたこれらの信念も、冷静に考えると何かがおかしい。
こうしなさい。さもなくばお前は不幸になるぞ!と恫喝の言葉に近く、一種の「呪いの言葉」にあたりますよね。
今でこそ「多様性」が叫ばれてさまざまな生き方やライフスタイルが認められるようになってきましたが、それでも女性はこうあるべき、30代の女性はこうあるべき、というステレオタイプな生き方は根底にあると思います。
前置きが長くなってしまいましたが、クルクルと早いスピードで変化している価値観だとか生き方に自分を合わせるよりも、INFPは自分の生き方だけを見つめていきましょうってことです。
自分ファーストでいい。
私も長らく「誰かが作った幸せ基準」に合わせることで、自分の幸せを決めていましたがもうやめました。
流行のものでも、世間的に良いとされることでも、「自分」に合わなければそれは良いものではありません。だから切り捨てちゃってOK!
SNSで話題の新商品や流行の服などを、手放しに良いモノと信じるのはやめて、自分が良いと思って自分に似合って、それでいて着ていて心地いい服を厳選して着ることにしたら幸せです。
私の生きてきた道は、世間的な王道レール?からするとだいぶ離れていますが、多分、世間的に良いとされる生き方より、その外れた生き方の方が私に合っていたのだ、と気持ちを自分目線に切り替えることにしました。
自分が心地良く、良いと思ったらやる、そうじゃなかったらやらない。
このくらいシンプルに考えると、あれほど複雑だと思って生きてきた世の中がシュルシュル〜っと束のように収束していき、最終的にはシンプルな一本の線に見えるはずです。
「・・え?まさか世の中ってこんなに単純なの?今まで何で複雑に考えて生きてきたのだろう・・」
シンプルに考えれば世の中がシンプルになるんですよ。
人より感受性がちょっと強くていちいち反応してやり込められてしまうINFPには、世の中がこのくらいシンプルに見えたほうが断然ラクです。
人生は限られています。どんな人も必ず歳をとったら死にます。
その限られた自分の人生をずっと他人基準で過ごすのか、自分が本当に心地いいと思ったことに時間と労力をかけて過ごすのか、立ち止まって考えたときに答えは自ずと見つかります。
だからもっと目の前のことを自分基準で見つめてみませんか?
INFPは幸せ感度が高い
目まぐるしく変わるような忙しい環境はNG。ゆっくりと流れて自分のペースで心地よくいられる場所・環境に身を置くことで水を得た魚のようにイキイキと輝くことができます。
イキイキといられると生活の質が上がり、自分の隠れていた能力が100%フル発揮できるようになるのですから驚きです。
私は、MBTIの中でINFPが一番幸せの感度が高いのではないかと思っています。
なぜなら自分を大切に思っていて、自分以外の誰かや外の世界、成功や名誉に依存しなくても、自分の大切にしているものやココロ=内なる世界さえ満たせばすぐ幸せになるから。
パートナーやメンターや友達があなたを幸せにはしてくれません。
あくまで自分の幸せを決めるのはあなたなのです。
だから、どんなことがあっても「あなた」はどう感じるか、どう思うかに焦点を当ててください。
そしてなんか不快に感じたり、違和感や居心地の悪さを感じたらそこはあなたにとって相応しくないということ。
あなたが心地いいなと感じるならそれはあなたに相応しいということ。このくらい簡単です。
いつでも自分の心地いい感覚に戻ってくればいいんだ、と心に留めておけば、普段の生活の中で他人に影響されたとしても大丈夫ですから。
ではでは。