こんにちは。Blissです。
いきなり衝撃的なタイトルで申し訳ございません。
でもそのくらい表題には人生を変えるぐらいのヒントがあると思ったので、あえて煽り要素多めのタイトルにしました。
ご安心ください。内容はそんなに重くありません。
当ブログに何度も出てきているように、私は「INFP」で直感で行動するタイプなのと、
アメリカの直感カウンセラーであるリン・ロビンソン氏の著書を読んだこともあり、
すっかり直感派に磨きがかかった私ですが、
最近は日頃の小さな、わずかなことほど直感で動いた方がいいと気づき始めました。
日頃の小さなこと、それは言葉のアヤじゃなくて、本当に小っさいしょうもないことのことを言います。
今日外食はラーメンにするかスシローにするか。
駅からバスで帰るか歩いて帰るか。
駅までいつもの通勤ルートで行くかコンビニがある別ルートで行くか。
紺色がいいかベージュがいいか。
うわっ・・!それ、どっちでも良いわ!!
と思いましたか?そうですよね。どっちでも良いんです。どっち選んでも人生変わることはないと思います多分。
「直感」のリソースは大事に大事にとっておいて、いざ大きな決断を迫られたときに切り札のように直感アンテナを張り巡らして「こっちだ!」と選びたい・・そう考えていませんか?
でも普段から直感に従っていないと、大事なときに直感って働かないんですよ。
普段乗らなかった自転車はほおっておくと錆びついて、いざ乗ろうとするとタイヤは空気減ってるわ、ブレーキはキーキーいうわで、すぐに乗り出せません。
それと同じで、直感に従って生きようと思ったら普段から直感の声に耳を傾けなくちゃ、研ぎ澄まされません。
そこで、最初の「どうでも良いことに直感を使う」トレーニングなんです。
取るに足らないようなことほど、こうすべきだという計算や思惑が入ってこないので、素直に直感が働きやすいかもしれませんよ。
ふと「歩いて帰ろうか・・?」と思い浮かんだのに、すぐにいやいやいや、寒いし歩くのダルいのでバスで帰る!と打ち消す。
本当はベージュが良いのに、待って待って、ベージュなんて浮いちゃうし汚れるじゃん。紺色で良いよ紺!と妥協する。
普段何気なく、そして無意識にやっているこれらの打ち消し思考は一見するとすごく有益に思えるのですが、羊の皮をかぶった「悪魔の囁き」と言っても言い過ぎではないかもしれません。
その場では良いかもしれませんが、長いスパンで考えると、必ずしも良いとは言えないからです。
最初にピンと来たものを選んでみる
そこで一つ提案です。最初に良いと思ったことを選んでみましょう。
理由は分からないけど、なんとなくこっちが最初に良いと思った。
一目見てこれが良いと思った。
そんな最初のインスピレーションほど大切にして欲しいです。
私たちは損をしたくないので、やたらと思惑や理屈でこねくり回して、
最初の決断をすぐに否定する言葉で打ち返してくるんですね。
一度決断したものに対して、頭であれこれ考え始めたらストップ!
もうそれは直感からの答えではなく、損したくない得をしたいという気持ちから生まれ出た理屈や思惑です。
そしてそれらの理屈は納得するまで止まりません。さらにエスカレートすると、
もっと良いものがあるはずだと飛躍し、終わりの見えないベストな答えを求める旅が始まります・・。思い当たる節ありませんか?
お店で服を一着選ぶにしてもそう。
沢山見た上でこれが良いと思ったのに、でもこっちの方が着回しできるし、
良いと思ったものは高いし、こっちの方が安いし、
考えに考え抜いて、渋々”二軍”を選んでしまう。
家に帰って来て、やっぱりあっちを選んでも良かったかなと微妙に後悔したりね。
二軍を選んだところで生活に支障が出ることはないかもしれません。
そこでまた思考が働き、二軍でもこんな良いところがあると解釈され、良い方向へと受け入れていけるからです。
しかし、ここに落とし穴があります。
こうやっていちいち思考や理屈で考える習慣が根付いてしまうと、小さな積み重ねは大きな決断も思考で考えてしまうことに繋がります。
あまりにも思考が強すぎてことあるごとにああでもない、こうでもない、とストップがかかり、結局のところ一ミリも行動に踏み出せなかったり、
そうやって思考で物を考えていくうちに、気がつけば自分の望みからだいぶ離れた所にきていて、
本当は何がしたいのか、自分は何を望んでいるのかさえ見えなくなってしまいます。
錆びついてしまった直感の力を、
どっちを選んでも支障のないことを直感で選ぶことを続けていき、直感トレーニングを重ねていきましょう。
これが良いと思ったら高くても買っちゃえ。
自他共に認める直感派の私ですが、
それでも普段の何気ない選択肢では思考に惑わされて、当初の目的とは違う物を選んでしまったりとまあ、直感を聞かないことが良くありました。
よく直面する壁の一つに、
「これが良いけど値段が高い問題」があります。
本当はこっちが良いけど高いし・・ってあのシチュエーションです。笑
多くの人がこの時点で安い方を選ぶでしょう。私もかつてはそうでしたのでその気持ちは手に取るように分かります。
買っちゃうと経済面どころか精神面でダメージ食らうぐらい高額なものでなければ、直感で良いと思っているなら躊躇せず買うべきだと思います。
(まあメンタルが健康な時であれば、良いと思うなら清水の舞台を飛び降りる勢いで買っちゃうのもアリだと思いますが・・。)
直感に従うと、妥協して手に入れたものより満足感も段違いですし、自分の好むものを手にしたことで自分に自信がついて毎日が楽しくなる。
しかもなぜか直感で選ぶとミラクルが働いて、その時に使ったお金が後になって何らかの形で返ってきたりします。
これはうまく説明できないのですが、なぜでしょうか。
直感生活は楽しい。しかも省エネである
最近になって小さなことを直感で選ぶ習慣をつけ始めたら、直感力が上がったのか、
はたまた考えることを放棄し始めたのか(!)、
「これでも良い」という妥協はなくなり「これが良い!」と素直に自分の好きなものを選べるようになりました。
そうなると余計な労力もなくなり、日々の生活がすごくスムーズに回り出すような気がします。
先日ダウンコートを買ったのですが、ラックにかけてあるそのダウンコートを見て
直感で「これ良い!」と感じて試着したところ、サイズも色も形も自分好みでドンピシャだったんです。
同時に何だか目の前がパッと明るくなるような感覚を得ました。(正しい選択をすると目の前が明るくなるような感覚になるそうです)
しかし!そんな私にも思考の「悪魔の囁き」が襲いかかってきました・・。
(いやいやいや、でもだってノース◯ェイスのダウンコートをネットでチェックしてたでしょ?あれの方が機能的だしオシャレだしあっちを買ったら?こっちのダウンコートはこうでああで云々・・)
悪魔の囁きこそ本心だと勘違いした私は、手にとった商品をラックに戻そうとして、また一悶着し、でもやっぱりコレがいいと戻すのをやめる。
どのくらいの時間だったか、一人で葛藤してそんなことを繰り返してました。
コレがいいと言ったらコレだ!と気を振り絞り(?)購入したのですが、
その結果大満足で、全く後悔していません。
こうやって直感で動くことを繰り返していくことで、
自分と直感を繋ぐパイプが太くなって直感の力がさらに強く、そしてキレッキレになります。
どちらが「悪魔の囁きの声」なのか「直感」なのか区別がつくようになり、悪魔の囁きの声が段々小さくなっていくことも。
さらには相乗効果でどんどん良いことが舞い込んでくるという、ちょっと嬉しいおまけがついてきます。
リン・ロビンソン氏は、直感は全知全能の神とか宇宙からの答えだと伝えていますが、
こうなるとゴリゴリのスピリチュアルになってしまうので、この話はまた別の機会に・・
直感とはだいぶ話がそれてしまいますが、
マッチングアプリや結婚相談所などの業界では、
「最初にお見合い(カップリング)した人が一番良い」という鉄則があるそうです。
これは極端な例かもしれませんが、
最初にお見合いをした人ほど先入観がなく、純粋に「好きか・嫌いか」で選べるので、最終的には自分の直感を信じなさいということでしょうか。
そう言えば昔流行った、芸人・だいたひかるさんの「♪ど〜でも良いですよ」というネタを思い出しました。(覚えてない?)
・・はい、どうでも良いですね。ではでは。