テキトーエレガンス

テキトーでも人生うまくいく!

内向型が秘めている繊細な美意識をもっと誇りに感じて良い。



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有名な性格診断のエニアグラムだと「8」楽天家と「4」個性派、MBTIテストだとニッチな「INFP」で体と脳のつくりが内向型寄りな私。

生まれつき体力がある人とそうでない人がいて、考えるよりまず行動な人と熟慮してから行動する人がいて、私はどちらかというと後者なのですが、

元来の”体のペース”をを知ってからは逆えないなと思う今日この頃。

みなさんは自分の体のペースに合った生活をしているでしょうか?

こんにちは。Bliss(@Bliss_Blink)です。

度々過去の記事でも取り上げた「内向型を強みにする」(マーティ・オルセン・レイニー著)ではチェックリストをすることで自分は外向型・内向型どちらなのか、また自分の体のペースが早いタイプなのかゆっくりタイプなのかを知ることができます。

本書の「内向型=ゆっくりタイプ」ならではの考察は発見や共感するところも多く、内向型と外向型でこれほど物事の認識の仕方に大きな違いはあることに驚きがありました。

www.tekitou-bliss.com

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内向型の細微なセンサー

「内向型を強みにする」の著者マーティ・オルセン・レイニー氏が「電池型」と称する内向型は、

その名の通り体が丸ごと充電式電池のようにエネルギーを蓄えることができます。

朝にフル充電な電池でも使い方によって充電切れ状態になりやすく、そのため内向型は限りあるエネルギーを上手に使いながら生活しています。

もちろん体の中に本当に電池があるわけではないのですが、体を維持する神経系システムがそのようになっているおかげで内向型仕様の私たちはゆっくり行動することが体に合わせた最適な動き方になっているのかも。

それぞれの体質に合わせて無理な仕事や苦手なやり方を避けることが出来るので余計なストレスなく生活することができます。

「内向型」だと判明した私ですが、内向型傾向が強い体質であって純度100%内向型とは違って関心は外へ向かうことも嫌いじゃありません。

色々なことに関心がいき話すペースもどちらかというと早め。

会話にジェスチャー交えたり面白いことを言って相手を笑わせるのが大好きなので、面向きは何だか活発な外向型に見えるようです。

かと思ったら勢い余ってエンストしてまい、そんな時は「スリープ状態」でぼーっとしてしまう時もあり(体はスリープ状態でも頭の中でせわしなく思考が巡っているのですが…)

そこはやはり限りあるエネルギーで動いている内向型の自分を実感して、外向型の行動力やどんどん湧いて来るバイタリティの強さが羨ましいなと思ったり。

レイニー氏は世の中は外向型向けに作られていると苦言を呈します。

日本もその傾向は強く、教室で一人でいると友達の中に入るよう無理やり押し込められたり、元気で友達が多い子が良しとされ「友達100人出来るかな?」なんてCMもありました。

どの学校にも「元気な子・おおらかな子・たくましい子」を目指しましょうなんてスローガン(?)があり、社交的であること=社会性が身につくと信じて刷り込まれてきました。

だから、内向型の良いところを教えてもらえないまま私たちは大人になってしまうんです。

外向型ではない私はいけないの?

人によっては自分の内向型な部分を隠そうと、あるいは自分の中にある内向的な部分を認められず不信感を持ったり。

外向型ばかり持てはやされる社会では内向型の繊細な意識がないがしろにされがちです。

内向型には繊細な美しさを感じ取る強力なセンサーがあって、日常の「あたりまえ」な時間の流れをまるで芸術の連続のように感じ取っているんじゃないかと思っています。

かの有名なベートーヴェンやゴッホやショパンなどは彼らの伝記を読むと内向型の人物だったようで、内向型がゆえに外向型社会との軋轢に苦しんだ人たちでした。


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自問自答を繰り返して心の中で練られた彼らの芸術作品は唯一無二のものであり、彼らの心に秘めた繊細な美意識そのものです。

独自の美意識を絵画や音楽として具現化したことによって私たちは今日でも楽しむことができるのです。

ゆっくりモードだから見えることがある

欲しい情報は手のひらサイズのスマホですぐに手に入れることができ、

家に帰れば密閉性の高い部屋で、お風呂のお湯はワンタッチで沸き、手に取る食べ物もすぐ食べられるよう小分けにされていて安全でクリーン。

現代社会での生活はほとんどに隙がなく作られ、私たちは何も考えなくても自動的に生活できるようになっています。

私は電車の中から車窓を見るのが好きでよく外の景色を見るのですが、あまり車窓を眺めている人はいないようです。

ガタンゴトンと移りゆく街並み、そこに住んでいる人はどういう生活を送っているんだろうと思いを巡らしたり。

夕日が窓を照りつける時、部屋の中に差し込むオレンジ色の光、細かなチリ、カーテンを透ける夕日の熱量などを感じ取ることができます。

「ただの夕日じゃん。」

年がら年中スマホ画面を見ている外向型の娘によく言われます。

人によって感じ方は様々ですが、外へ外へと日々全力投球している人はおそらく自分のスピードが早すぎて景色が見えないようになっているのかもしれません。

その点ゆっくりモードの人たちはペースが遅いから周りの景色がよく見えるんです。

他の人にとっては「ただの夕日」が何倍も美しい情景に見える。

美術館で数千円を払って観るようなダイナミックな景色に見えたりするんです。

帰り道に空を見たらたまたま空に出来ていたグラデーションの圧倒的な美しさに心が震えることだってあります。

あの人には見えていない「ただの」夕日が。

サンセット
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ゆっくりモードの人にとって日常の何気ない美しさを感じ取るのは得意なことなんです。

細かい感覚=繊細さは武器になる

INFPでも内向型でも、体のペースがゆっくりな人たちはその特性で繊細さも合わせ持っています。

また、ゆっくり族はちょっとした変化に敏感だったり細かいところに気づきやすい。

細かさや敏感さは「繊細」という言葉に要約されますが、敏感なセンサーがあるってその人にとって大きな強みなんです。

繊細だから一つの物事からたくさんの情報を得ることができる。

繊細だからすぐに本質を見分けることができる。

繊細だから直感の感度がいい。

繊細だからこそ見える世界がある。

ペースがゆっくりだからこそ道端の側溝に咲いた小さな花に気がつく。

人の表情から機微きびを感じるとることができる。

それは内向型の立派な能力であり、外向型が逆立ちしても叶わないような細微なセンスをもちあわせているんです。

今はネットが発達しているので以前は発信力のある声の大きい人しか通らなかった分野でも内向型が活躍できる社会になりつつあります。

生まれ持った特性やセンスを生かし切るステージはたくさん用意されている。

だからもっと誇りに思って堂々と「私は内向型です」と言っちゃいましょう。

ではでは。