こんにちは。BlissBliss⋆*@テキトーでもうまくいくです。
先日、久々にカルチャーショックを受けてしまった。
軽いカルチャーショック…、いやもうこれはだいぶ重いタイプのショックだ。
それは例えるなら、道を歩いているときに偶然、木陰に隠れている宇宙人を見つけてしまった時の状況を想像して欲しい。
おそらく「何コレーー!?」と叫ぶと思うんだけど、私が感じたのはそんなタイプのカルチャーショックだ。(さらによく分からない)
知人が起業して事業を立ち上げたと聞いたことに始まる。
新しい事業は知人が経験したことがない職種なんだそう。
今まで携わって来た仕事とは畑違いの職種なので、実は未経験も未経験、職務経験なんてナッシング。
だけど、知人はたった一ヶ月のスクールに通っただけで堂々と起業してしまった。
多分だけど、ン十年もその仕事に従事してきた経験者が見たらハラワタ煮えくりかえるに違いない。
それもそのはず。
当の知人は「こんなこと出来ます!」と公開している仕事の2割ぐらいしか実際は出来ない。その2割の仕事ですら素人目に見てもクオリティは低い。
やり方を一歩間違えれば詐欺になっちゃいそうだ。リスクヘッジとかそういうのをガン飛ばしでスタートを切った。
私の仕事とは別業種だが、これには面食らった。
早い…早すぎる…
面食らう、とあるが、文字通り顔面にパンチをもらうくらいの衝撃だった。
何でそんなに早く動けるのか全く理解できなかったからだ。
何でそれだけで動けるの!?外向型に嫉妬すること
内向型のタイプの人って何が一番足りないかってこの、
『見切り発車力』
だと思うんだ。
見切り発車力、これは私が今作った言葉だ。
「行動力」は何かに向けて動き出す実行力のことだが、私の言いたいのは、頭の中のアイディアに対して対して考えず即やろうとする力 = これを「見切り発車力」 と呼んだ。
外向型な陽キャは思いたって行動しようとする前に考えないのだ。
だから実行までのスピードがすっっごい早いし、対して考えないで即実行に移す。
早押しクイズで答えが分からないのに早押しボタンをまず先に押して、指されてから考えるという行動をイメージして欲しい。
あのタイプの「指されてから考える人」は間違いなく外向型だ。
だから答えも出ていないうちから「動きながら考える」なんてことも出来てしまうのだ。
「用意していないけど聞かれたら答える」「その時はその時で」なんて臨機応変さも内向型のそれとは違い、どれも
今回ショックを受けたのはこの外向型が得意とする「見切り発車力」を目の当たりにしたからだ。
その『見切り発車力』の強さに軽いめまいと嫉妬すら覚えた私は、私の今の立ち位置を振り返って立ち止まってみた。
ご存知の通り私は内向型人間で、歳をとるにつれて行動する前に分析したり熟慮したりして「石橋を叩いて渡る」ことを習慣的に身に付いてきた。
石橋を叩いて渡る姿勢も足かせとなる場合もあるので、最近では何でもノリよく行動に移すことを心がけて、フットワークを軽く保っているつもりだった。
しかし”ホンモノ”を見たことでその自信も揺らいでしまった。
これがショックだったのか、その日やるべきことが頭から吹っ飛んで手につかなくなってしまうほどメンタルやられた。
これでは最近見聞きする「繊細さん」ならぬただの「軟弱さん」である。
何か自分のやってきたことを全否定されたような、そんな心境に陥ってしまった。
こうだと信じている「信念」を壊す
倒れそうになりながら、…いや、倒れたまま布団の上で自分を振り返ってみた。
今日まで、起業するなら「順序立てて十分に準備しなければならない」という信念があった。
何かをしてその対価でお金をもらう以上、最良の状態でないと人様に出せないと思っていたからだ。
でも目の前の知人はそれをか〜るくすっ飛ばしていきなりゴールへ行っている。チートである。
ゴールまで飛行機で行っちゃった感じだ。早いよ。早すぎるよ。私はゴールまで車でゆっくり走っているのに。
でも別に車を使わなくてはいけないというルールはそこにはない。
四の五の考えず「最短」でゴールを達成しようとする姿勢からは、「順序立てて準備をしてから起業しなければならない」なんて信念はないのである。
ここから大いに学べるはずだ。
そうだ、私に足りなかったのはこの「見切り発車力」と「図々しさ」なのだ。
一般的に、内向型のタイプの人間は、何でも物事を深く考える習慣が身についているせいでこれができない。
やる前からアレコレ頭の中で考えちゃうんだな。
不安を感じやすい気質も影響していて、失敗して傷つかないようあらかじめ安全策を考えるからだ。
やるなら完璧にやらなくちゃと完璧主義な側面があるのも否定できない
完璧主義の長所は「美意識が高い」ところだ。
完璧主義な人は、より質の良いものを完成させようとする美意識がスンゴイ高い。個人的にそう思っている。
さらに非難されたくないのでどうしてもルールを厳守しがちなのである。良い子ちゃんが褒められるのは学生のうちまでで、大人になったらある程度ルールなどは度外視して最短で達成する方法を考えて行動に移した方が得策だ。
↓つまり「見切り発車」が出来ない原因はまとめるとこんな感じだ。
・「こうすべき」と思い込みが強い
・不安になりやすいのでリスクを避けようとする
・図々しさが足らない
色々やる前から考えたところで、じゃあその分析したことはタメになっただろうか?
心配していたことは現実になっただろうか?
考えても考えなくても結果はそれほど変わらない。つまり一緒なのだ。
字をスゴイ大きくしてみた。
デカすぎて私も驚いた。
やる前から考えちゃダメなのだ。考えちゃダメって言ったら極端になってしまうが、何かを始めるにあたって頭の中でこねくり始めてしまう人ほど、気持ちを切り替えてサッと行動をしてしまう勇気が必要だ。
そのちょっとした勇気さえ出せればツキが回ってくる。
行動を邪魔する「私なんて…」な気持ち
今しがた外向型は「図々しい」と言ったが、図々しさは決して損ではない。むしろほとんどの場面でイイ思いをする得な性格である。
周りを見ても、「ハイハ〜イ🙋♀️ 私が私がッ!」と周りを気にすることなく主張し通した人ほど結果として得している。
しかし、ほとんどの内向型の人は「私なんて…」と自分を卑下して尻込みするクセがあるのだ。
「私なんて」
一見すると謙虚に見えるが、その蓋を開けてみれば、変にしゃしゃり出て傷つきたくない受け身な気持ちが隠れているはずだ。
図星ではないだろうか?
なぜなら私がそうだからだ!エッヘン!(自慢にならない)
どうせ自分の意見なんて聞いてもらえないし、後回しにされるし、今までだって自己主張できて声の大きい人にかき消されて聞いてもらえなかったことばかりだ。
なので何か争いごとがあっても面倒なので、スッと他人に譲ってしまう。
言いたいことがあっても自分の意見を抑えて他人の意見を聞いてしまう。
発信したいことがあってもどうせ聞いてもらえないからと引っ込める。
やりたいことがあっても失敗例ばかり目に入って気後れしてしまう。
動きたいのに気持ちばっかり焦って体が動かない。
これらに心当たりがないだろうか。
その根底にあるのは「私なんて」と自己卑下をする心であり、傷つきたくないという心からアレコレ考えすぎているからと考えると合点がいく。
そんなんじゃオシオキだべ〜💀
いつまでも頃合いを見計らっていたのではドクロベエさまにオシオキされてしまう。(ドクロベエって何?って若い人は調べてみよう!)
ここで先ほどの、考えないうちにサッと行動する勇気が必要だということについてもう一度触れてみる。
それでも怖いという人は多いだろう。私だって怖い。
怖いからウジウジしてしまう。
でもこう考えてほしい。やりながら考えることだって出来るのだ。
外向型タイプにはこの、やりながら考えることが得意な人が多いようだ。
まず見切り発車して車の中で行き先を考えたりすれば良い。何も発車する前から
かのブルース・リーの有名なセリフにこんなのがある。
「Don't think feel!」(考えるな、感じろ)
考えるな感じろ、の有名なセリフである。このセリフ、なぜか好きで度々ブログに登場している。
この場合はこう言われるかもしれない。
Don't think! moooove now on! then think!」「考えるな!まずう〜ご〜け〜!それから考えろ!」
文法は合っているか分からない。それでも良い。
性格や気質を変えることは難しいし、変えようだなんてこれっぽっちも言うつもりはない。
動きながら考えるという新習慣をつけてみたらどうだろうか。
それだけで道が大きく開けてくるかもしれない。