こんにちは。Bliss@Bliss_Blinkです。
母一人子一人、去年の10月に田舎を捨てていい感じの都会(さいたま市)に引っ越して来たのですが、気がつけばもう9ヶ月もたっていました!
早っ!!
↓シングルマザーが田舎を捨てる決意をして都会にやって来た話
↓そして引っ越しから1ヶ月後の変化についてこんなことを書きました。
…てな訳で、こちらでの暮らしが板についてきた我が家がその後、どんな心境の変化があったのかなどお教えします。
子連れで引っ越ししたいひとり親さんもそうでない人も、対して参考になるか分かりませんが心境の変化などについて語ってみたいと思います。
恐れていることは起こらないということ
こんなことが起きたらどうしよう、路頭に迷ったらどうしよう、もし私が病気になったら…
地元を出る決断をするまではそりゃもう、色々な不安がひっきりなしに頭をよぎり、その度に大丈夫!大丈夫!と自分を言い聞かせてきました。
しかし、恐れていたことは何も起きませんでした。
運が良かっただけだと思うかもしれませんが、
そりゃ、海外の辺鄙なところへ行くとなったら大変ですが、日本国内にいる以上、どこ行ってもそれなりに豊かな暮らしができますし、食べるものに困ることはないだろうと予測はできますよね。
何しろ同県内の引っ越しですから地域の人柄もそれほど変化する訳ではない。まさに気にしすぎ=
いたってフツーに平凡でハッピーな暮らしが続いています。
さいたま市が都会かと言う野暮なツッコミは置いておいて、都市部ではむしろ田舎にはない街の活気や、知見を広める体験をする機会が圧倒的に多いので面白いです。
東京へのアクセス抜群で家賃も安く環境も良い埼玉県。特にさいたま市などの都市部では上京する人にも人気のエリアだったりします。
よそ者ウェルカムな土地柄もあり、初対面で根掘り葉掘り(!)聞かれたりすることもなく、田舎のような濃い〜人づき合いや常に監視されてる違和感もありません。
それに田舎では見たことないような仕事がわんさかあって職業の幅は広いので職に困ることはないはず。
通勤時間は混雑は避けられないもののJR一本で東京に出られるので、人口減少にあっても、ベッドタウンとして君臨し続けているようです。
人が多いからこそ多様性を認める土壌があること
生まれたところも育ったところも違ういろんな人がいて、十人十色人には色々な考え方がある。
今のところ、色々詮索されることもないし超快適です。
─言われてみたら当たり前なのですが、ムラ社会が根強い田舎ではまだまだ自分たちとは違うタイプの人を排除しようとする力が働いているように見えます。
それは決して年配者だけではなく、若い人の心の奥底にも根強くあったり…。
田舎では、若い世代の人たちのほとんどが中学校の時の「先輩・後輩」に縛られて、周りの仲間や会社の同僚がどんな生活をしているのかを共有したくてたまらない人たち。
声が大きく幅を利かせるのは地元出身で黄金ルールに沿った生き方をしている人だけなので、独身でいたり非正規で働いていたりすると白い目で見られたりと、周りからの「圧」を受けることになります…。
俗に言われる濃くて「監視される」コミニュティに馴染めないと苦労することがあるので、自分は違うかもしれないと気づいたら吉日、さっさと都会へ出ちゃったほうがいいです。
人が多ければ多いほど、地方からの出身者も多いので、何かと寛容な土壌があると感じています。
「同じ環境を共有している今は一緒に頑張ろう!でもみんな生まれも育ちも違うから無理強いはしないよ」と違いを尊重し合える精神は好きですし広がれば良いなと思っています。
サポートが欲しかったら自ら言うこと
母子家庭の悩みの一つとして、支えになる親類が周りにいないと孤立をしてしまうことが挙げられると思います。
まして子供が小さいうちだと周りの援助なしで一人で育てようなんて不可能に近いです。
腹を割って話せるような友達や姉妹ほど、心配かけたくない気持ちが働いて、本当に困っているときには声をかけづらいもの。
だから、さて困ったどうしよう、とウロウロするのではなく、遠慮せず行政の力を借りることも念頭に入れておいたほうがいいです。
こんなこと相談したら恥ずかしい、みっともない、知らない人に介入して欲しくない、そんなプライドは一切捨てる覚悟で、自分から「困っています助けてください」と救援を求める姿勢が必要になってきます。
助けを求めてもテキトーにあしらわれたり噛みつかれないので大丈夫です(笑)。
行政にもよりますが、ひとり親のための児童扶養手当はもちろんのこと、教育資金を借りたりできる貸付制度、ひとり親さんが資格習得のための学校に通えるよう支援してもらえる制度、急な病気になった子供を見てくれる病児保育サービス、JR定期券の割引制度や水道料金の減免制度など、調べてみると実はひとり親への支援措置がたくさんあることに驚くはずです。
とは言え、残念ながら行政からは案内してもらえないことも多いので自分から調べて問い合わせる姿勢でいきましょう。
一度、ひとり親が受けられる支援制度について市区町村のパンフレットなどにしっかりと目を通しておいて欲しいです。え〜そんな制度あったの知らなかったと後で後悔するのだけは避けたいですから。
どんなに強がってもいつ体調を崩して思い通りに行かなくなるかもしれない。そんな時にあなたやお子さんを支える「柱」は多いほうが安心です。それが行政だったとしても気兼ねなくサポートをお願いしちゃいましょう。
自分に自信がついたこと
ご存知の通り私はただのショボいシングルマザーですが、周りから「無理だよ」や「出来っこないよ」と言われたことを成し遂げたことですごく大きな自信になりしたし、吹けば飛ぶようなメンタルだったのが、少し強く飛ばなくなったと自負するくらいには強くなりました(笑)😝
小さな自信が一回り大きな自信を呼び、さらに大きな自信を呼び…と自信の好循環が生まれることにつながります。
最初はちっぽけだった自分は”循環”があることによって大きく成長ができる。これって大事なんです🔥。
私なんて何も良いところがないと自分に自信が持てなかったとしても、とにかくすご〜く小さなことに取り組んでみて、その後出来たら思い切り自分を誇ること!
その小さな自信を積み重ねは大きな自信の燃料となります。
目の前に課題が山積みにされていたらヤル気も一気に消し飛んでしてしまいますが、一見すると大きく見えるその山のような課題を、まずが小さく小分けにしてみて、小分けにしたものを片付けていくようにするんです。
小分けにすることで「このくらいだったら一気に片付くかも!」と最初の山積みからは想像つかなかった余裕が生まれます。
だからもし今、母子で実家を出ようとか、引っ越して環境を変えようと考えているけど今一歩進めない状態にある人がいたら、一歩踏み出せないのには何か大きな壁を感じているはず。
その壁を一つ一つのブロック単位にして目標を小さくしてみると、まず一歩を踏み出せそうな取っ掛かりが見えてきませんか?
「隣の街へ引っ越す!」ということが大きな壁に見えるなら、一つ一つのブロック単位にして目標を小さくしてみる。「まず物件を探しみてる」とか「とりあえず住みたい街のビジホに泊まってみる」とか、「副業をしてみる」とか、「住みたい街のHPを見てみる」とか。
「SNSで住みたい街の人と繋がる」でも良いし、現実的なところだと「友達に相談してみる」なども良いアドバイスをもらえるかもしれませんね。
不思議なもので、意識を目標に持っていると勝手にそのように環境が持っていかれて目標を達成できちゃいます。
本当です。鈍感な私が身をもって体験してきたのだから、あなたもその力は働いています。
街へ引っ越したいと考えるようになった頃は、まだどこの街へ行くか、どんな家に住むのか、そもそも子供の学校はどうするのかなどやるべき課題は山積みで、漠然としたイメージでしかありませんでした。
その大きな壁をガツンと崩し、小さくブロック状にする事で「今すぐ」何をすべきか見えてきました。
実際に現地の物件を見て回ったり(←冷やかし半分で💦)、片っ端から公共住宅に応募しまくったり(←数打ちゃ当たる理論)、引っ越したいと周りの友達に言いふらしたりして、
困難はありましたが話がまとまっていき、最終的に”謎の大きな力”が働いてトントン拍子で引っ越しすることができました。
ですから、大きな壁の前でどうしよう、どうしようと、オロオロするのは一瞬だけにして、その壁を一つづつ小分のブロックにしてみませんか?
ではでは。
(そしてまたまとまりがつかなく話が逸れた💧)