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今日から出来る子どもをスマホ依存にさせない簡単な3つの約束


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こんにちは。Bliss(@Bliss_Blink)です。

年々スマホを持つ年代が下がっている昨今、気になるのはうちの子はスマホ依存になってしまわないかという心配です。

そんな現状を危惧して、現在小中学校を中心にスマホとの付き合い方についての特別授業を取り入れており、

積極的にネットとの付き合い方について教えて行くなどちゃんと国としても対策は取っているようです。

しかし、子供は未熟。

大人ですらハマってしまうネットの世界ですから、未熟な子供の脳にはとても対処できる問題じゃないんです。

スマホ漬け生活をおくる子供たち

警察で指導にあたっているスクールサポーターの方から聞いたのは、一般的に男子はオンラインゲームにハマりやすく、女子ではSNSにハマって危険な出会い系に手を出してしまうというケースが多いと聞きました。

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うちのこカンケーないし〜なんて思っちゃいけません。

一見大人しそうな陰キャラっぽい子でも(あえてこう言わせてもらう!)同じ趣味を持つネット友達、通称「ネ友」とツイッター経由なんかで繋がっているものです。

相手が本当に同世代、さらには本当に同性なのかも不確かなのに。

小学校高学年〜中学生くらいになると心身ともに一気に大人に近く子供たちは大人の言うこと、まして親の言うことなんて絶対聞きません

親がやるなと言ったことをワザとやったりする憎ったらしい時期もあります。

これはもうそう言う時期だと思って目をつぶりますが、被害を被ったり危険なことは率先して教えていかなかればなりません。

朝起きたらすぐにスマホ、夜は部屋にこもってスマホ、中にはトイレに行くときもスマホが欠かせない子もいます。

言っても聞かなくなる前に、改めて確認したいスマホルール。

ではどう決めたらいいのでしょうか。

子どもをスマホ依存にさせない簡単な3つの約束

ある日のNHKの朝の特集では、オンラインゲーム(ネトゲ・ソシャゲと言われる)に侵食を忘れてハマり込んでしまい、学校にも足が遠のいてしまったことで専門病院で治療を始めた中学生のケースが取り上げられていました。

一時期はネトゲに侵食忘れてのめり込み、ご飯も口をつけずげっそりと痩せこけ、母親が止めようとすると「うるせー死ね!」と暴言を吐く始末で手に負えず、神奈川県の久里浜にある専門病院へ受診することになりました。

極端なケースだなと思わないでくださいよ〜。依存ギリギリの子供、私の周りにも本当に多いですから。

生活に支障が出るほど依存してしまうともう親の力ではどうしようもないので専門の機関に委ねるしかないです。

先述の中学生も、現在は異常なほどドップリネトゲに依存していた頃の自分を客観的に見られるようになり、またネトゲ漬けの生活からも立ち直ることが出来たとのこと。

到底人ごととは思えずそこはかとない不安を感じましたね。

依存専門病院の先生が「スマホの与え方」について大切なことをおっしゃっていたのでメモしました。 ↓

①スマホはをやるなとは言わなくて良い(取り上げない)
②スマホを使う時間は子供と一緒に決めること
③もし守れなかったらペナルティを課す

これら3つの約束は基本中の基本なのですが、以外にもできていないお家って多いと思うんです。

今やクラスみんながスマホを持っている時代。

学校以外のコミュニケーションから部活の連絡まで友達との間でLINEを使いまくっているので、スマホを辞めさせるのは酷かもしれません。

スマホを与えつつ、程よい付き合い方を何度も何度も教えていくこと。

体の大きくなる中学生だとお父さんも口出ししなくなり、さらにはお母さんも子供の言いなりになってしまいがちですが、

あくまで親はあなたでありしっかりと主従関係を自覚することが肝心かと思います。

①スマホはをやるなとは言わなくて良い(取り上げない)

小学生ならともかく今の中学生たちにスマホを断固として与えないのはさすがに酷だと思います。

平成29年度の内閣府の調査によるとスマホに限っては中学生では60%近くの子が所持していると報告されています。↓

第1節 携帯電話の利用状況|平成29年度青少年のインターネット利用環境実態調査(HTML版) - 内閣府

娘に聞いてみたところ、学校の友達とのコミュニケーションはもっぱらLINE、部活の連絡ツールもLINEです。

スマホがないことで仲間ハズレにされないとも言えない。

中学生は特に多感な時期なので、スマホを与えない一点張りにすると親子関係がこじれてしまうかもしれません。

危ないからスマホを与えないではなく、子供に正しい使い方をちゃんと説明すればスマホとの付き合い方も自然と身について来ます。

②子供と一緒にスマホについて決まりを作る

子供がスマホを使う時間のルールを守ってくれない?

そのルールって親が勝手に決めたものじゃありませんか?

子供と一緒にルールを決めるることで、子供がルールに対して自覚が出てくることで守りやすくなるメリットがあります。

例えば、スマホを何時まで使って良いことにしようか?と子供の意見を聞いてみる。

子供は夜11時まで、親は夜9時までだと意見が別れたら間を取って10時までにする。

子供の意見も取り入れつつ親の案を出すことで子供も「自分の意見を聞いてくれる」と安心しますし、自分が決めたルールと自覚して守りやすくなると思うんです。

③もし守れなかったらペナルティを課す

そしてもちろん忘れてはいけないのがルールを守れなかったらペナルティを課すこと。

時間を守れなかったらペナルティをする。また守れなかったらペナルティと、繰り返し繰り返し教えていくこと。

決めた時間以外にスマホを手離さない時、勉強をしなければいけない時なのにスマホを手離さない時、ペナルティとしてスマホ没収は有効ですね。

「スマホ代金(通信量)を払っているのは親である」とビシッと伝えちゃいましょう。

また、親が知らないうちにネトゲなどに課金をしてしまうゲーム課金に関するトラブルは本当に良く見聞きするケースです。

無料のオンラインゲームの中にはゲームの中で有料のアイテムを手に取らないと先に進めないという設定があります。

子供が内緒でゲーム内の有料のアイテムを買ってしまい請求が膨れ上がる話はザラにあります。

スマホを一定期間没収にしてしまいましょう。

それと同時に、毎月これだけ料金払っているんだと請求書を見せても良いし、スマホ代はお父さんが苦労して稼いだお金なんだと言うことも効果的です。

お金なんていくらでも親が用意してくれる、中学生あたりではどの子もお金に対してその程度の認識だと思います。

そこはまだ働いたことがないのでお金の大切さは分かっているようで根本的には理解していませんから。

しかし、親が指導しているのに課金をやめられず何度も繰り返してしまうケースは要注意だと思います。

親の指示が通らないほどハマってしまっている場合はもうネットゲーム依存の一歩手前まで来ているはずです。

一刻も早く医師や専門機関に相談することをおススメします。

(「子どもの心療内科」や「思春期外来」などの名前の精神科やスマホ依存を積極的に扱っている医療機関などがあります)

うちの娘も中一でスマホを与えてから夢中になりすぎてテスト勉強そっちのけでネットをしたりと、何度か大ゲンカしたこともありましたがその都度ルールを教えていきました。

中二になった今、心も成長したのかやっとスマホとの付き合い方が上手になってきましたね。

親がスマホにハマってない?

スマホ依存専門病院が一番危惧しているのが親もスマホにハマっているケースだそうで。

ドキっとした親御さん。あなたはスマホ依存です。(笑)

家にいる時暇さえあればスマホ触っていませんか?

家事をそこそこにして頭の中は今日のネトゲのイベントのことで頭が一杯ではありませんか?

子供に何か尋ねられても「あとで〜」とスルーしてインスタやっていませんか?

親がスマホを触る姿を見て子供はゴーサインだと受け取り、親がやっているから自分もやって良いんだと解釈するそうで・・。

・・ハイ身をつまされる思いです。

例に漏れず私も寝る間際まで布団の中でスマホをしているタイプ。いけませんね。(スマホに触る時間をうんと減らしてはいるんですけどね・・)

ちょっと荒治療ですが、お子さんとスマホ時間のルールを決めたら親も一緒に従うこと!

「スマホは夜10時まで」と決めたら親もその時間にはスマホを離すこと。

最初はしんどいですがやがてそれが習慣になると苦とも思わなくなってきますからやってみる価値あると思います。

自室のあるお子さんの場合は夜9時以降はスマホをリビングに置くなどと取り決めると良いです。

時間を決めたら自分の部屋に持って行かず物理的に離れたところに置いちゃう。

たかがスマホ。されどスマホ

スマホは私たちの想像以上に生活に溶け込んでいます。

電車の時刻表はアプリで確認、スーパーのポイントもスマホアプリから読み込み、ランチの支払いも現金いらずでスマホの電子マネーで支払える。

家の照明などの家電製品もスマホのアプリと連動しているとも聞きます。

生活のほぼ全ての場面でスマホがなければ成り立たなくなって来ましたね。

生まれた時からスマホやIT環境が発達している中で育って来た「スマホ世代」の子供たちを育てる私たちは

もっとスマホとの付き合い方を真剣に学ぶ時期に来ているのかもしれません。

まず親がスマホ時間を減らしていく、そこからまずスタートでしょうかね。