こんにちは。Bliss(@Bliss_Blink)です。
先日、参加したあるセミナーでとても面白いワークをする機会がありました。
それは10人の初対面の人に自分のパッと見の印象を一言で教え合うというワークでした。
女性向けセミナーだったので全員女性でしたが、全員が順番に壇上に立ってまず軽く自己紹介をし、パッと見の3秒の間にその人にどんなプラスの印象を持ったかをみなで教え合うというものでした。
このワークのスゴいところは、自分の名前を知らせることなく相手に印象を伝えることができたのでかなり正確に第一印象を伝えることが出来ること。
第一印象を教え合ったその後は、人から見た自分の印象を知ってどう感じたかなどを参加者同士でディスカッションをしました。
私って他人にどう映っているんだろうとか🤔、人は自分のことをどう思っているのかが分かるドキドキもありのユニークなワークでしたが、このワークを通して人が自分に抱く第一印象について興味深いことが分かりました。
私は自分自身のことを案外分かっていない
笑顔がとても素敵でハツラツとして明るい人だな〜と感じた参加者の女性(Aさんとします)がいました。
Aさんの第一印象はどの人から見てもやはり「明るそう」とか「ハツラツとしている」などの印象を抱いたようでした。
しかし当の本人のAさん曰く、今まで人から明るいとかハツラツとしてそうだとか言われたことがなく、まして自分でも明るいなんて思ったことがない(!)とのことでとても驚いたそうです。
控えめでとても謙虚な雰囲気のある参加者Bさんは、「人に言えるような特技も長所もない」とうつむき気味でした。
ところがBさんがみんなの前に立ち自己紹介をした時のこと。
他の人なら戸惑ってしまうような自己紹介をアドリブも交えながらスラスラと発表して、さらに話がものすごくまとまっていて非の打ち所がないんです。
私は絶対真似できないところなので「すっげ〜!」と感心してBさんに聞き入ってしまいました。
Bさんには「人に伝える能力」が高いんじゃないかと感じ、僭越ながらそのことをご本人にお伝えしたら「え〜💦私、お話なんて出来ませんし得意じゃないです〜😵」と謙遜していらっしゃいました。こんな能力を眠らせておくなんてもったいない!
さて、じゃあ私はどんな印象を持たれていたのかと言いますと、ほとんど見た目通り「明るい」とか「活発そう」とか「爽やか」というイメージを抱いた方が多かったのですが、お一人だけ私の印象を「素直な人」と感じた方がいてこれが私にとってすごく新鮮に写りました。
言われてみれば確かに、物事を歪曲せず率直に気持ちを外へと表現するタイプなので、そこを見抜いた的確な意見にに今まで知らなかった自分の姿があらわになってまた違った自分の姿を発見することができました。✨
セミナーに来られた方はみな初対面の女性同士で、第一印象を教え合うワークもあくまで”第一印象”でどう見えるかの話であり、その人がどんな生活をしているのか、どんな考え方を持っているのかなど具体的な背景とかは分かりません。
しかし、ぱっと見の印象プラス少しお話しをしただけでその人の個性や強みが滲み出るものだと確信にいたりました。
それに、「自分」というものは自分が思っているほどヘンでもないし、人はあなたの良いところを沢山見ているし知っていのだと良い気づきを得ることができました。
しかしこれは「全く初対面同士が第一印象を教え合う」という非日常のワークでの話。
じゃあ普段の生活の中で周りの人からあなたの印象を教えてもらえるかと言ったらそれはちょっと難しいかもしれません。
「私ってどんな人?」とあなたの周りの人に聞いたところで、どうしてもあなたに対しての先入観が入ったりお世辞が入ってしまいますものね…😅。
しかし、そんな忖度を抜きにしてもあなたの周りの人は必ずあなたの知らないあなたの良いところを見て知っているはずなんです。
先述のAさんやBさんが、自分に隠れた印象や能力があることを人から言われるまで知らなかったように。
私が”知っている私の姿”と”知らない私の姿”?
ちょっとここでこんなことをしてみてください。
初対面の人から「あなたってどんな人なんですか?」と聞かれたとイメージしてみてください。
「あなたはどんな人ですか?」と聞かれた時に「私は二人の子供のママです。」「私は看護師をしています。」と自分の置かれた立場を伝えようとする人は多いはず。
とくに女性は人生のステージごとに役割が変わり、ある時は「妻」や「義理の娘」になったり、子供ができれば「母親」になり、PTAの「〇〇役員」になったりと一人何役もこなしています。
そんな「役柄」を一切抜きにして、自分はナニモノ?と聞かれたとして上手に答えられるでしょうか?
スラスラ自己PRできます!なんて人はむしろ少なくて…おそらく言葉に詰まっちゃうかも。
自分のことは自分が一番分かっているようで「???」なもの。
人にはそれぞれ、自分はこういう人だ、私はこれが好きだ、これが苦手だ、と自分自身に関して抱いている自己イメージがあります。
あなたが抱く自己イメージは今まで社会の中で生きてきた中でコツコツと築いてきたあなたそのもの。確かにあなたが抱いている通りのイメージもあれば、あなたが勝手に作ってしまったイメージも沢山あります。
しかも先述のAさんとBさんのように、自分のイメージにはなかった真逆のことを言われたとしたら。
人は自分にどんなイメージを持っているんだろう。私が思う自分の姿と他人が思う自分の姿って違うのだろうか。
自分の姿を客観的に見ることができる面白い方法があります。
「ジョハリの窓」は一度はどこかで聞いたことがあるかもしれません。
・開かれた窓:あなたが知っているあなたの姿
・秘密の窓:他人が知らないあなたの姿
・盲点の窓他人が知っていてあなただけが知らないあなたの姿
・未知の窓他人もあなたも知らない隠されたあなたの姿
右側の上下2列は「あなたの知っている領域」であり、左側の上下2列は「あなたの知らない領域」ということになります。
この中で一番注目して頂きたいのは右上の盲点の窓の領域にある「自分では気づいていないが他人が知っている自分」。
盲点の窓は普段あなたが何気なく言っている口グセだったりとか、みんながあなたに対して抱いている印象など、みんな知っているのにあなただけが気づいていないことが当てはまります。
ちょっぴり怖い「盲点の窓」ですが、ここの窓を知ることであなたが知らなかった「あなたの魅力」を知って生かすことができる窓なのです。
本当の”あなた”を知って自己理解を深めるには「開かれた窓」「盲点の窓」「秘密の窓」の範囲を広げていき、誰も知ることのない「未知の窓」を減らしていくことが重要です。
私ってどんな人?客観的に自分を知るには?
Woman With Moustache Free Photo —By Ryan McGuire
私って何が好きで何が嫌いなんだろうか─。
私の人生、このままで良いんだろうか。本当は何をしたかったんだろうか─。
一人で自分を見つめる時、モヤモヤした心を何とかしたくて自問自答をして、答えを見つけようとします。
結婚や出産、さらに育児などで自分を見つめる時間もないまま周りの環境に自分を合わせてきた機会が多い女性にとっては「自分」という存在がどんなものか見失いがちだと言えます。
旦那さんや子供を優先して「私なんて〜」と一歩下がっているうちに自分をないがしろにする習慣がついちゃうんですね。(←私は勝手にママさん症候群と名付けています。)
かくいう私も結婚〜育児(しかも離婚もあり)と駆け足で20代を駆け抜けてしまい、ふと社会に放り出された時に自分の好きなこともやりたいこともイマイチ分からず「私はどうなりたいんだろう?」とポカーン状態🙄。
そこで疑問を抱いたのが大きな転機となり、自分を理解していくことで自然と「自分のやりたいこと」「好きなこと」の時間を増やし、同時に「やりたくないこと」「人生で経験したくないこと」を避けることができ、好きなことが自然に周りに集まるようになり、惰性で動いていた生活が充実するようになりました。
自分はどうしたいのか迷っている人も、今とても自分のことを構う余裕がなかったとしても、あなたを知っておくことで人生がもっと豊かになると思っています。
↓ぜひ、最初はこんなところから始めてみてください。
✔︎ ゲーム感覚で自分分析診断テストを受けてみよう
✔︎ 思い切って周りの人に自分はどんな長所があるか聞いてみよう
✔︎ 自分が”好きなこと”を探してみよう
客観的に自分を見つめる「自己分析ツール」を使ってみよう
自分にどんな長所や短所があるのか、思い切って周りの人に聞いてみると良いのですが、ホンネの部分は意外と聞けないもの。
ジョハリの窓で言うところの「盲点の窓」を客観的に見て今後の生活に生かすには、各種の自己分析・診断ツールをやってみると新たな自分を発見できるはずです。
個人的に良かった診断ツールを以下にご紹介しますのでぜひ。人によっては意外な自分の魅力が分かって人生が変わるほどの衝撃を受けるはずです!✨
私ってどんな性格?話題沸騰の「16タイプ別性格診断テスト(MBTI)」
無料で受けることができる16性格診断(MBTI)を受けてみると、あなたの性格や考え方のクセなどかなり正確に知ることができるのでオススメ。
この16タイプ別性格診断テスト(MBTI)により「INFP」だということが分かった時、普段の生活で出てしまう考え方のクセとか物の捉え方が実は自分の性格によるものだったことがメッチャ腑に落ちました。
タイプが分かるとどんな仕事が向いているのかそうでないのかも分かり、事前に自分に合わない環境を避けることができたりと余計なストレスを減らせます。
自分はどうしてこうなんだろうとクヨクヨ悩みやすい人ほど、自分がどのタイプか診断を受けてみると霧が晴れたようにスッキリするかもしれません。
長所が分かる!ペンシルバニア大学の「強み診断テスト(VIA)」
「強み診断テスト」はアメリカにあるペンシルバニア大学の「ポジティヴ心理学」の研究機関が実施している無料診断サービスで、基本的には英語ですが、右上のタブから言語を日本語にすればテストも日本語で受けることができます。
www.authentichappiness.sas.upenn.edu
さらにあなたの持つ5つの強み(長所)について診断できるテストがあり、私も受けたのですが、普段どんな仕事が向いているかをざっくり知りたいとか、履歴書に書く時の自己PRに結びつく長所を探したいなんて人にオススメ。
こちらもネットで無料でできますが、研究の都合上、世界各国の被験者の統計を取っているため、ある程度の個人情報を聞かれます。
…と言っても突っ込んだことは聞かれず、人種とかどこの国のどの辺に住んでいるとかどんな仕事をしているかとかざっくりとしたもの。ちなみに、今までダイレクトメールが来たりとかそんなことは一切ないのでご安心を💦。
れっきとした心理研究の機関での自己分析診断ツールなので信ぴょう性も高く、巷の無料心理テストよりはずっと良質だと思います。
「強み診断テスト」の他に様々な心理テストを受けることができますのでぜひ。
↓もし良かったら私も過去に受けているのでその様子をご覧ください。
社会の中で活かせる”強み”を発見「ストレングス・ファインダー」
本代に2,000円ほどかかりますが、ツイッターなどでも話題の「強み」を発見する診断テスト「ストレングスファインダー」も良いかもしれません。
本を購入しないと診断を受けられないので私も実際に本を購入して診断を受けてみました。↓
話題の #ストレングスファインダー 買ってきた!明日時間取ってゆっくり取り組みます。ワクワク😍 pic.twitter.com/1f6OOW6gdA
— Bliss⋆* (@Bliss_Blink) 2019年5月16日
ストレングスファインダーは主に会社や組織の中であなたがどんな強みを発揮できるかに特化し、「34の資質」からあなたの「強み」を選び出し上位5位までをピックアップして解説してくれます。なので上記の自分を知るための性格診断などに比べるともっと実践的に感じますね。
専門的知識は必要なく、30分くらいのオンライン診断を受けるだけであなたが社会に通用する「強み」を洗い出してくれ、しかも診断の結果出た「強み」が驚くほど当てはまるのでビックリしますよ。
ちなみに私の上位一位は最上志向でした。(二位は「適応性」三位は「運命思考」でした😅)
新品の本にアクセスコードが入っているため一回しか診断は受けられないので、アクセスコードが開封済みの中古の本では診断を受けることができないので注意!
今からでも大丈夫。自分を知るとうまくいく
自分を知ったり自分にしかない強みを見つけることで、ただの木の丸太を掘って彫刻を創り出していくように、漠然としていた自分の姿がハッキリとしたものになってきます。
同時に惰性で流されるように生活を送っていた人ほど、自己分析を進めていくと日々の暮らしがもっとクリアになり、将来どんなことをしたいのか見通しがつくようになるはずです。
SNSやネットの普及でスマホをひらけばドッと情報が流れ込んできて、否応無しに新しい情報を見せられています。
SNSのトップには自分よりず〜っと豊かで楽しい生活を送っているであろう人が現れて、どこかこのままじゃいけないような危機感を覚えてしまう。
自分に自信を持っている人は例外なく、自分は何が得意で苦手で何が好きで何が嫌いか、将来何をしたいのかなど、自分のことをよく分かっています。
自信がある人は外に目を向けつつも、同時に自分にも向き合っているんですね。自分を大切にしています。
あなたは自分に向き合って自分を大切にしていますか?
あなたはどんな人ですか?と聞かれてすぐ応えられるよう、自分についてじっくり理解を深めたいものです。
ではでは。