こんにちは。BlissBliss⋆*@テキトーでもうまくいくです。
先日、実家の父から突然「宝物があるから今から送るよ」と電話がありました。
え?宝物って何のこと?と聞いても「うふふっ内緒♪」としか返ってこない。(72歳のおじいちゃんと41歳の会話です。)
それでもしつこく聞いたところ、子どもの頃通っていた小学校の敷地内に埋めてあったタイムカプセルが今年掘り起こされ、カプセルの中身の一部が持ち主である私の家に届けられたというのです。
早い話が、埋めてあったタイムカプセル開けたら子どもの頃の宝物が出て来たよってことらしいです。
本来ならば喜ばしいことなのですが、実はタイムカプセルを埋めたことすらよく思い出せず・・。その場で父には「へ〜そうなんだ。」と塩対応をしてしまったのでした。
しかし、いざ送られてきた「宝物」を見るとそんな気持ちは一転。
「10年後の君へ─」など、将来の自分に問いかける手紙の話を見聞きしますが、いざ自分に向けられると予想外にワクワクするものですね。
30年前に当時小学5年生だった私が書いた手紙には、学校での友達の様子や、友達がどんな夢を追っているのかについてや、担任の先生がどんな先生だったとか、イキイキと楽しそうにつづられており懐かしい気持ちになったのは言うまでもありません。
手紙の中で「将来私は漫画家になっているかな?」と問いかけられていました。
じゃあ現在の私はその夢を叶えることができたのかという話になりますが、
結論から言うと叶ってません!
あえて言い訳をさせていただきますが、叶っていない理由それは、本当の夢は漫画家ではなかったからです。
確かにその当時、何かに影響受けて漫画家になりたいと思った時期があったのですが、元来の飽き性もあって漫画家の夢はすぐ撤回したのでした。
タイムカプセルを埋める時はたまたま漫画家の夢を書いていたようで、全然思い出せなくて驚いたくらいです。
そなりたいと思った漫画家にはなっていませんが、その代わりに子どもの頃から何となく思い描いていた本命の夢はいちおう叶っているので、やはり子どもの夢の力というか子どもの頃からの好きなことって大人になっても変わらないんだと感心しました。
思い続けるほど強い願望ならば、自然に普段の言動が夢を叶える方向に向かおうとするので、「叶うように進む」という言い方のほうが近いかな。
自分の本質は変わらない?
手紙を読んで気づいたもう一つのことは、持って生まれた性質は変わらないこと。
子供の頃から引っ込み思案な人は、大人になってある程度社交性が身についても根っからの内向的だったりするし、
子供の頃から面白いことを言って周りを笑わせるのが好き人は、大人になって落ち着いてもユーモアを忘れなかったりするものです。
「ひょうきんで落ち着きがない」
これは幼稚園から小学校を卒業するまでの9年間、担任が変わってもそのつど連絡帳に書かれ続けてきた私の生活態度の様子なのですが、やっぱりというか、どんなに落ち着いた風を装っていても本質は今でもこんな感じです。笑
そもそも変えようがないですよね。性格なんて「三つ子の魂百まで」と言うように変わりませんからね。
タイムカプセルから送られてきた私の手紙は、もうそれは90年代感満載な文で、しかもなぜかべらんめえ調でした。当時の漫画雑誌「りぼん」で連載されていた、岡田あーみんの『お父さんは心配性』を読んでいた影響だと思います多分・・。)
30年の時を超えてタイムカプセルが運んでくれた手紙に、自分を振り返るきっかけをもらった話です。
ちなみにその手紙は、娘に見られたら恥ずかしすぎて見られたら軽く死ますが、「将来の夢は叶うんだよ」ということを教えるための良い教材にはなると思うのでとっておきます。
以前どこかで聞いたのですが、14歳の頃にハマっていた音楽や好きだった活動などは、大人になって一度忘れても再びハマりやすいそうです。
14歳というと思春期まっただ中の中学生ですから、朝から晩まで好きなことにひたすら夢中になれた頃ですね。
アイデンティティが芽生えて今まで親に一方的に与えられていたのを否定して、自主的に好きなことを模索し始める歳なので、14歳の頃好きだったことが、その後の自分の興味や関心を決定づけていると言ってもあながち間違ってはいないですね。
あの頃ハマったものって何でしたか?
もう一度ハマってみませんか?
新たな発見があるかもしれませんね。
ではでは。