こんにちは。BlissBliss⋆*@テキトーでもうまくいくです。
献血をしたことがありますか?
注射が嫌いだから無理? 血が怖いからやったことがない?
大きな社会貢献ができる献血ですが、そのハードルの高さから二の足を踏んでいる人は多いと思います。
数年前に我が母が癌による大手術や抗がん剤治療を経験したこともあり、以前から献血で何か貢献したいと思っていた私。
新型コロナウィルスの影響で、医療の現場では輸血が不足していると何かのきっかけで耳にした私は、思い切って献血センターへ行ってみることにしました。
誰でも献血できるわけではない?
そうだ献血をしよう!と意気込んで献血センターに駆け込む前にちょっと待った!
事前に条件についてある程度調べていった私ですが、献血センター受付で並んで早々、スタッフさんに思わぬことを聞かれます。
聞くところによると、献血には体重によって採血量に制限があり、体重50kgに満たない人は200mlの献血になるということを初めて知ったのです。
痩せ型や小柄な女性はたとえ健康でも献血前に確認しておいた方が良さそう。
ちなみに献血センターでは一般的に400mlの献血を推奨しているようで、血液から必要な成分だけを取り出して残りの赤血球などを体に戻す「成分献血」は2回目以降の人に限られるということでした。
20年ぶりぐらいに献血をしようと一念発起して献血センターに来た私でしたが、その辺確認して行かなかった私が悪いのですが出鼻をくじかれることに…。😅
日本赤十字社HPの「献血をご遠慮いただく場合」にもあるように、献血できる条件には細かい基準があり、一定の条件をクリアする人でないと献血できないようになっています。
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こんな感じです。
この3日間に出血を伴う歯科治療(歯石除去を含む)を受けた人
海外から帰国(入国)して4週間以内の人
(地域・滞在期間によってできない期間が長い場合がある)
1980年~1996年の間に英国に通算31日以上滞在した人
24時間以内にインフルエンザなどの予防接種を受けた人
(予防接種の種類によっては出来ない期間が長い場合がある)
器具を共用してピアスをあけ、6ヶ月間経過しない人
(共用していない場合は1ヶ月後から可能)
輸血や臓器の移植を受けたことがある人
B型やC型の肝炎ウイルス保有者(キャリア)、エイズ感染の可能性がある人
梅毒などの性病、C型肝炎、マラリアにかかったことがある人
なお、当日、何らかの薬やサプリメントを飲んでいる人も申告が必要らしく、場合によっては断られるケースもあると念頭に置かねばなりません。
そう。献血できる条件はかな〜り厳しいのです!
健康には自信のあった私ですが、無事献血できるのか不安材料を残したまま、口頭による問診やチェックシートなどを記入していきます。
まず血圧測定を済ませ、次に問診票記入、そして最終的に医師の診断を終え、やっと採血の段階にやってきました。
ドキドキ🤗
思わぬトラブル発生!?
ところが!
ここで思いもよらないアクシデントが発生します。
いや、アクシデントと言ってもセンター側には何のトラブルもなく、私自身が献血に適さない体調だったことが判明するのです。😭
献血前に必ず採血をして「ヘモグロビン濃度測定/血液型事前判定」を行うのですが、看護師さんを悩ませる原因が私の腕にあるようで…
その大きな理由は血管が細いこと。
採血をしたことがある人なら、過去に看護師さんなどから「血管が細い」と言われたことがある女性って案外多いんじゃないでしょうか。
腕の内側の血管から採血をする際、血管の細さは医療従事者にとってかな〜りネックになるようなのです。
しかも私の血管はただ細いだけではなく、皮膚表面に血管が浮きあがりにくい照れ屋さんということも判明!🙀
二の腕を縛っても私の肘の内側の領域はつるんとしたまま沈黙を保っており、素人目から見てもどこに血管があるのか分からないという有様でした…。
これには看護師さん泣かせだったようで、何度か位置を変えたりと「血管チャレンジ」したものの血管は見えずじまい。😴💤
血管が皮膚の表面にうま〜くコンニチワしてくれないと注射針が刺せないばかりか、献血するための針は通常のに比べて太いため、コンニチワした状態で採血しないと痛みや腫れが出る可能性がすごく高いと聞かされました。
と言うわけで、この辺のリスクなどを細かく説明して頂いて納得の上、今回は献血を見送りさせて頂きました。
残念! ( 「ε:)ズコー
なんとも頼りない我がボディに意気消沈する暇もないまま受付へと戻っていきました。(看護師さんはこちらが恐縮するほど丁寧に頭を下げておられました🙇♀️)
献血は当日の体調などにものすごく左右されるので、ストレスや睡眠不足、疲れがある時などは事前に確認して行くかしていった方が良さそうですね。
もともと貧血気味だったり、生理前〜生理直後も気づかないうちに貧血ぎみになっているとヘモグロビン濃度測定の際に引っかかってしまうかもしれません。
女性には色々なハンディがあるものだと、意外な壁を思い知らされました…。
献血したい!→まず相談してみるとスムースに
自分は健康体だしすぐ献血してもらえるはずとタカをくくって行ったものの、案外献血に至るまでの壁は厚いと痛感したのも事実。
健康な体から血液を取る以上少なからずリスクはあるわけで、その辺の説明などしっかりと確認した上で自分の体が献血に適さないと分かったので納得することができました。
たまたまその日のタイミングかもしれませんが、献血に来られた人は男性が9割、女性が1割いるかいないかで男性が圧倒的に多かった印象です。
丈夫な血管(!)と400mlもの血液を抜いても元気でいられる健康体じゃなきゃ献血できないことを考れば当然っちゃ当然かな。
現在新型コロナウィルスの自粛の影響が心配されますが、献血に関しては不要不急の外出には当たらないので、献血するための外出は認められています。
不要な混雑を避けるため、予め予約をして行きましょう。
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緊急事態宣言下でも献血は必要です|トピックス|血液事業|活動内容・実績を知る|日本赤十字社
果たして自分は献血できるのかと迷っているなら一度電話で相談したり、足を運んでみてから考えても全然OK!
今どのタイプが足らないのか、近くの献血センターHPにある「献血状況」から知ることができるので、献血に行く前の目安にしてみてください。
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「条件があるから献血に行かない」ではなく、献血可能か否かを判断するのは医師や看護師なので「条件があっても献血できるか相談してみよう!」とぜひ前向きに考えて頂きたいのです。
6月14日は「世界献血デー」なので献血の意識が広まってくれたら幸いです。
「献血できる人は限られている」「献血は大変そう」といった偏見を払拭できればいいのですが。
いつかなんらかの形で貢献できたらと夢見る私でした。
献血の際は必ずお近くの献血センターまでお問い合わせください。