テキトーエレガンス

テキトーでも人生うまくいく!

ひとりジョギングのテンション上げるために買い揃えたもの&読んだ本


PHOTO by Ryan McGuire

AirPodsのことを『iPods』と言ってみたり、AppleWatchのことを『iWatch』と言ってみたり、何かと『I』をつけたいお年頃です。

こんにちは。BlissBliss⋆*@テキトーでもうまくいくです。

最近、人知れずこっそりと初めて何気に続いている習慣がある。

ジョギングだ。

ジョギングと聞くと、顔色が曇るのも間違いない。多くの人が苦手とする運動の一つが走ることだからだ。

あるときは朝ゴミを出しに行くついでに、ある時はテレワークの合間、ある時は夕方日が落ちる頃、一人着替えて身支度を済ませると玄関を飛び出し、フラッと近所を走りに行く。

雨の日などはさすがに、外に出て雨粒に打たれながら走るだけのやる気とトレーニング着も持っていないので、家の中で足踏みをしながらジョギングをしている。家の中でもちゃんと爽快感を得られるのでオススメだ。

何のためにと聞かれたら…健康のため?ダイエットのため?そういうのが無難なのだろうが、本心はただやってみたら楽しいからの一言に尽きる。

もちろん健康にとても良い習慣だというのはよく知られている通りだし、健康やストレス解消のためなのは否定しないが、ちょっとしたノリから、暇つぶしで走り始めたら意外と楽しかったので続いている。

大人になってからも運動なんて無縁で、はやりの筋トレやヨガなどには全っったく食指が動くことがなかった私だが、小さい頃から走ることだけはなぜか嫌いじゃないのだ。

だけど習慣化は出来ないだろうと思っていたら案外続いてしまい、自分でも驚いている。

ある程度こなせたらをしたら一つランニング用のグッズを買う、という『ご褒美方式』を取り入れたら俄然モチベーションも上がってきた。そして良いウェアを買ったら元を取るために何としても続けようという気になる利点もある。

そんなノリで始めたひとりジョギングだが、ちょっと関心を持ってくれたら嬉しい。

※11/7 追記しました。

思い立ったが吉日。ジョギングを始めてみた。

ただ闇雲に走っているわけではなく、私の走り方は『スロージョギング』という走り方で、健康改善を目的に田中宏暁氏によって作られたスロージョギングはその名のとおり、隣の人とおしゃべりできるぐらいのゆっくりペースを保ったまま走るジョギングのことだ。

この”ゆっくり”というのがどれくらいかというと、多分皆さんが想像している以上にゆっくりで、走るペースは「歩く速さぐらい」と言われている。なのでだいぶゆっくりとしたペースで走ることになる。

一般的に走ると聞くとランナーのようにスタスタと足を上げて颯爽と駆け抜けていくイメージをするが、スロージョギングは亀さんのようにゆっくりペースでトコトコのんびりと走って行く走り方に近い。

ゆっくりすぎて意味あるのかと心配するが、この速さががウォーキングの1.6倍効果があり、無理なく長い距離を走れるため、結果として挫折せず長いスパンで健康が期待できる秘訣なのだそうだ。

なんて。私もまだ超ド初心者なので偉そうなことは言えない。

んなわけで、始めたスロージョギング。これがとても気持よくストレスにならない走り方なのもあり地味〜に習慣として続いている。

ジョギングの気合を上げるために読んだ本

走る上で一番怖いことはケガをすることだ。

走るフォームに変なクセをつけたまま走って足を痛めたり、運動習慣がないのに無理して長い距離を走って関節を痛めてしまう、ということがある。

プロっぽくこれらを「故障」というが、この故障は誰にでも起こりえる上、整形外科通いをしたことある人ならピンと来るかもしれないが、一度故障すると完全に治すまでがめっちゃ長くなる。

アスリートでもない一般人が毎度毎度、整形外科通いをして整骨院に通うのは金銭的にも時間的にもイタい。

まして私は40代で体も曲がり角。日々のテレワーク生活で運動不足なのを実感しているし、やっている運動と言えばチャリで近隣のスーパーに買い物行くぐらいである。

あ、あとエスカレータを使わず階段を使うようにはしている。(と、得意げに言ってみる。)

車を持っていた時に比べると今は電車や徒歩を使っているし、少し運動量は増えている(はず)だが、運動とは言えないショボいものだ。

なので、私もケガはめっちゃ怖いし、生兵法で走って変なクセがついても嫌なので、まず走り方などのコツを学ぶため、YouTubeなどを参考にしている。

Kindleとかで本も数冊読んでみた。

走りたいけど何をしたらいいのか分からない私のようなド初心者はまずこれ

ジム通いしているであろう、意識高い系陽キャの嗜み『TARZAN』。なんて言い過ぎました。すみません。

走りたいんだけど何をしていいのか分からない人に向けたハウツー本になっていて、特にランニングのフォームのところはとても勉強になりました。

正しいフォームで怪我なく走りたいものです。

ランニング・ウェアはもちろん、ランニングを記録するスマートウォッチ、ランニング用マスク、ランニングポーチに至るまでのカタログを見ているようで、さすがTARZAN、洗練されていて気分がアガるぶん、眩しい。眩しいすぎる。

この手のグッズってすごく魅力的だけどどれも高いし、揃えた途端に三日坊主で終わった…なんて事態を避けるためも、最初はユニクロやイオンのウェアでいいんじゃね?と言い聞かせてみる。**

普段私はノースフェイスのレインウェアパーカーとユニクロのレギンスで走っているが、最近ちょっと汗が気になるようになって困っている。そう、私は汗っかきなのだ。

綿の下着では、汗と湿り気で走った後にはすでにウェッティーな感じになるので、急激に体を冷やしてしまい良くない。このメカニズムをナメていた私は現に汗をかいて何度か寒い思いをしたので、ちゃんとしたウェア類がそろそろ必要かなと思い始めている。

ただシューズに関しては別だ。何でもいいからとテキトーな靴で走るのは流石に足や関節に負担がかかって痛める元になるので、本書の『おすすめランニングシューズ』特集を見て予算に合ったシューズを買いましょう!

実際私もすぐにランニングシューズだけは揃えた。

トレイルランニングのページは読むだけでもやってみたい気にさせてくれて、体づくりが出来たらいつか山の中を走ってやってみたい。実家のある埼玉の山奥方面はそこらじゅう山だらけなので(山しかないとも言う)目標は地元の低山を走ることかな…。

BORN TO RUN

百戦錬磨の鍛え上げられたランナーが根をあげるほどの過酷なレース『レッドヴィル』を、タラウマラ族は「まるで雲や山間を移動する霧のように」涼しい顔して颯爽と走りきる─。その圧倒的な強さの秘密を知りたい著者は、メキシコの危険なマフィアが跋扈する危険地域を抜けてまでの秘境に住む少数民族・に潜入取材して、「走るために生まれた」タラウマラ族の奇妙な素性や生き様に迫っている。

超がつく内気で滅多にメディアに出てくることがなく、朴訥として純粋なタラウマラ族だが、走る時だけは何かが憑依したようにブチ抜けて早く、著者や名だたるランナー達を魅了しているのがかっこいい。

良かれとアメリカ製のランニングシューズを与えたところ途端にバテてしまって、彼らが普段から愛用するタイヤで作ったような、シューズとは呼べない履物で走ると本来の速さを取り戻すというエピソードは面白い。

日本でも江戸末期に似たような話があって、一日で何十キロも走る飛脚に外国人が良かれと思って肉を与えたところ、途端にバテて走れなくなってしまった。そこで本来の主食である米を与えたら元の健脚に戻ったという。与えられた環境や食べ物に体がうまく順応している証拠。

日本でもスーパーフードとして名高い「チア」をベースに作る彼らのスペシャルドリンクは、クタクタに疲れた人を震い立たせ、山のてっぺんまで走らせるほどの強烈なドリンク。何やら怪しい。怪しすぎてドラッグなのではないかと疑いたくなるほど怪しいが一度飲んでみたい!

分かりみが強い。中年初心者ランナーのつぶやき

ポテンシャルも意識も高い上の2冊から一気に急降下。

子供の頃から運動という運動を全くしてこず、50歳にしてほんのノリで走り始めた初心者ランナーが綴るエッセイ。

調子に乗って走りまくって怪我したり、こっちから誘ったはずの息子が自分よりはるかに早くてどんどん置いていかれたりと、走り始めた人が一度は経験する悲喜こもごもで語られるオッサンのランニング日記だ。

前の『BORN TO RUN』よりこっち寄りの私は、今風にいうところの「分かりみ」が強い話ばかりだった。

実際に揃えたランニングアイテム

ランニングに興味がなかった時は気にも留めなかったが、いざランニングに興味を持ち出すようになると道行くランナーに目が行くようになるものだ。(これはカラーバス効果というらしい…)

皆さんとても薄着で走っているが、確かに走り出すと暑くなるので、厚着なんてする必要はない。

それに下手な普段着で走ると汗を発散できないので、冷えて寒い思いをすることになる。

まるで雲の上を走るよう『NIKE・ペガサス38』

走るためにまず必要なものは「シューズ」なのは初心者でも分かる。走るために革靴やサンダルで走る人はいないし、そんな靴で走ったらめっちゃ痛くなるし、整形外科コースだ。

走ろうと決めたが、目の前にあるのはいつ買ったのか覚えていないほど古い、汚れたニューバランスのスニーカーだった。

これで走っては足を痛めてしまうと直感した私は、気合を入れるためにランニングシューズを新調することにした。

なのでまずはシューズ研究から始まったのだが、ふふふ…。研究することは苦じゃないんでね…と”エア”メガネをクイッと上げるそぶりをしながら、暇さえあれば自分好みのランニングシューズをネットでルンルンで眺めていた。

こうなると困るのが、なかなか決められず迷宮にハマることかもしれない。

選択肢が多いと迷ってしまうので、上にもあるようにTARZANや価格コムなどの『初心者にオススメのランニングシューズ〇〇選』みたいな記事を悔いるように見つめて何点か候補を絞った。

実際にX◯BIOやST◯Pスポーツなどの専門店へ行ってあれこれ見比べたり、専門スタッフに聞いたりしてみた。

ロクに走れもしない初心者なのに、いっぱしの上級者気取りでやたらブランドに詳しくなるのはいつものことだ。

そこで三つに絞られた。

HOKA ONE ONEの『クリフトン』NIKEの『リアクト フライニット』、同じくNIKEの『ペガサス38』だ。

店頭で試し履きなどをしてその結果、予算とスペックを総合して最後のNIKEの『ペガサス38』にした。

最初はHOKA狙いだったが、まさかのNIKEチョイス。でもこれがめちゃくちゃ好みで、モノトーンカラーを選んだのもありタウン着にも合わせやすく、とにかくカッコ良くて気に入っている。

流行の厚底タイプで驚異のクッション性。40代のお膝にやさしい

ナイキはどれもファッション性高くて普段着にも合わせやすいのだが、人によっては幅が狭く感じるらしいブランドだが、かえって私にはそれが合う。

ほとんど見た目も変わらないNIKEの『リアクト フライニット』とはきくらべてみたが、ど素人の私には細かい違いは分からなかった。

強いて言えば『リアクト フライニット』の方が足の前部分が少しタイト。あと、フライニットと言うだけあってアッパーがニット素材で出来ているらしい。

どちらも「雲の上を歩くよう」と形容されるバウンスあるクッション性で、初心者には初めての感触で感動モノで、どこまで走っていけそうな錯覚さえ覚えちゃうくらいのフワッフワ感だ。

ソールがブレードのような形をして、トンがった特徴的な造形だがこれもこれでカッチョええ✨

箱根駅伝だっただろうか、どの選手も一斉にナイキのピンクの厚底ランシューを履いていたことで一世を風靡した厚底ランシュー。ペガサス38は私のような素人にも気軽に履ける高クッションのランシューだ。

部活以来のスポブラデビュー

ランニングシューズと同時期に買いに走ったものが一つある。

それはスポブラだ。

女性の皆さんには走るにあたり邪魔なものがあるんです。そう、ちょっと小走りすると胸の上でボヨンボヨンと揺れるおっぱい。胸がちゃんとホールドされていないと走るときに地味にツライ…。

ちゃんとスポブラを着けないと集中力の半分以上を『胸痛ぇぇ…』で埋め尽くされてしまい、楽しいランタイムのテンションが下がるだけでなく、胸の靭帯と言われるクーパー靭帯が緩んでしまう=垂れるという恐怖が待っている。

石井スポ◯ーツ(隠れていない)に行くとズラッと並んだスポブラに目まいを覚えながらも品定めしてみた。

販売スタッフさんから聞くところによると、ワコールのCW-Xというシリーズが飛び抜けて良いらしく信頼性も高いらしい。そこで、ぜひぜひと試着させてもらった。

「CW-Xってブランド名が凄いな…トヨタのSUVか何かかな?」と言いたくてたまらない気持ちを抑えてつつ試着室へ。

着るというより『装着』って感触が近いほど窮屈なのだが、確かにフィット感やホールド感は凄いの一言で、ジャンプしても胸が1mmも動かないのはさすがだ。男子はこんな気分なのかと思ってみたり。

これならクーパー靭帯も目を覚ますことなく走れるはず…(なんの話やねん)と感心したが、でも結局買ったのはゴールドウィンのスポブラだった。 ↓ ↓

ゴールドウィンはThe North Faceとか売っているメーカーです(適当)

理由は脱ぎ着がしやすかったのと、CW-Xより多少落ちるがホールド感は充分だし、何よりちょっと安かったから。初心者にはこれでいいのかもしれないと言い聞かせた。

CW-Xはあのワコール製品なので6,000円と少々根が張るがこのパフォーマンスなのでこれも納得の範囲。いづれ買い足すことは視野に入れている。

いざ買ったばかりのスポブラをつけて走ってみたが、なかなかフィット感がよく、ストレスなく走れて満足している。

自然と姿勢が良くなり、ペースを抑えて走りたいのに逆にスイスイとペースが上がってしまうのが難点か。

走り出すとあれもこれも欲しくなる。そしてそれらは以前の私なら全く関心がなくスルーをしていたであろうスポーツグッズだ。

今までの人生にはなかったものばかりなのでイチから揃えるものばかりだが、あれば本当に便利でストレスなく走れるようになるので順次揃えていこうと思う。

足のクセも機械で計測してもらった結果…!

先述のとおり、形から入っちゃうタイプなので、走るとはどういうことなのか最初に何冊か本を読んでいるし、ちょっと調子こいてスニーカーも新調した私。

確にはスニーカーではなくて『ランニングシューズ』だ。略してランシュー。

ランニングシューズは一般的なスニーカーより、インソール部分のクッションが強いタイプが多く、初心者から走り込んだ上級者まで、このクッションの強さを微妙に調節することでさまざまな機能を持ったランシューが存在する。

フラッと近くの大型スポーツ用品店に足を運び、ランシューを買う前に、担当販売員さんが私の足の形などを機械で計測してくれるという。

ランニングマシーンのような機械に乗流とすぐ、足をスキャニングが始まり、3D化した私の足が画面に映し出される。

今までちゃんと計測をしたことはなく今回が初めてなのでちょっとドキドキ。なにしろこういうマシーンが大好きだからだ。

この測定でまず判明したある事実。これに驚くことになる。

私の足はぺたんと薄くカカトが細い、いかにも走れなそうな”ダサい足”であると自負してきたが、色々な数値を測ってもらった結果、自分が思うほどダサくなかったのである。

↓ スゴイマシーン(正確な名称は不明)で私の足を測った結果がこれだ。

●足のサイズ
 ・23cm

●足の重心バランス
 ・ニュートラル(真ん中)

●土踏まず(アーチ)の深さ
 ・普通

●足の幅
 ・2E
●歩き方
 ・カカトから着地し、つま先から足を離す普通の歩き方。右足はわずかに小指が浮いている。これは右足が若干内股気味のせい?


なんのことか、説明していく。

正確名称を聞くの忘れたので「足のバランス」としているが、これは体を真っ直ぐ立った時、足のどちら側に重心があるか、ということを測定している。

人によっては内側(土踏まずがある方)だったり反対の外側だったりするが、この辺私はニュートラル、つまりちゃんと足の真ん中に重心が来ているということで問題はなかった。

土踏まず(アーチ)の深さもちょうど良く、アーチが全くない扁平足でもなければアーチが強いタイプでもなかった。

足の幅に関しては2E、狭くもなく広くもなくといったところか。

昔、某アルファベットが並ぶシューズショップで働いていた時に、日本人は『甲高幅広』のイメージが定着しているせいで、自分の足の幅を実際より大きく見積もっている人が多いと聞いたことがある。

これは確かに、現場で老若男女に靴を販売していて予想以上に幅広だと信じて疑わない人は多いなと感じていたた。

事実、私も自分は幅広だと信じていたし、靴を試し履きしてちょっと広めに作られているとちょっと安心する。

話が逸れたが、私の足はごく普通も普通ということが判明した。ホッとしたような悲しいような…。クセがない分、歳とって痛みが出てくる心配は、とりあえず足首から下はなさそうだ。

最後に『歩き方』だ。

これは測定ボードの上を歩いて体重がどう移動していくかを測定し、足の運び方を見ることができた。ここで普段自分がどんな歩き方をしているかバレバレになる。

私は小さい頃から右足だけ内股気味という変なクセがある。大人になった今でこそ目立たなくなったが、気をぬくとわずかに右足が内股気味だ。

測定器は私の歩き方のクセを即座にデータとして正確に反映した。機械は嘘つかない、スゲーの一言。

んなわけで、私の足は何も特筆することがなく面白みに欠ける足だったことは否めない…。

ひとりナイトジョギング始動!

ここ数日、夜に走る気持ちよさを覚えてしまった。

日が落ちてから夜ご飯を食べた後、ささっと家事をしてからMy・ランウェア(ノースフェイスのマウンテンパーカー・しまむらで買った綿Tシャツ・ストレッチテーパードパンツ)で夜の街へ飛び出す。

あいにく、エモい夜景が見えるわけでもなく、見えるのは同じような景色が続くひたすら薄暗い住宅街か煌々と明るい国道沿いの景色で代わり映えはしない。

人も車も減るせいだろうか、昼間とは違う妙な静けさがあって、走ることにとても集中できるのだ。

一番嬉しいのが、夜になると同じようなランナーがどこからともなく走っていること。

全身でランナーオーラを放ちながらかっ飛ばしてくガチ勢や、ハーフマラソンとか出ているであろうスポーツ好きおじさまランナー、学生ぐらいの若い女子のランナーもすれ違う。

それに比べて私は全体に黒っぽいウェアで走っているので、暗闇からヌッと現れるおばさんジョガーは軽いホラーになってしまうし車からしても危ないことこの上ない。

ランニングウェアももっと明るいものにするなり、蛍光ブレスレットなりを身につけるなり対策をした方が良さそうだ。

私は汗っかきなので走り始めて20分ぐらいすると、もう全身がポカポカを通り越して耳がジンジンし出す。

しかもランニング用ではないレインウェア(マウンテンパーカー?)なので走っているうちに暑くなる。そして走りながらパーカーを脱いで、Tシャツ姿になって開放感に浸りながらペースを上げる。

Tシャツ一丁で走るおばさんを、コートに顔を埋めながら家路を急ぐ人が横目で見ていくというシュールな光景が毎日繰り広げられるのである。

走っているちょっとハイになってくるので、「一緒に走りませんか?😻」なんて声をかけてしまいそうになる。これじゃ女版変質者である。ご近所の人、ご用心ください。

走っている時は、足の運び方や足のクセ(内股)に気をつけて注意を払いながら走っている。たまにハッと我にかえるとき、こんなに楽しく走っていたことが今まであったかな?と考えてみた。

何しろ最後に走ったのなんて高校の持久走大会以来で、誰もがそうかもしれないが、嫌々走らされた記憶しかないから走ることにエライ抵抗があった。

全部が全部、嫌〜な記憶ばかりではなく、走りながらランナーズハイになって楽しかった経験も同時にあったことを思い出した。

今ではコーチをつけたりジムに通うことなく、YouTubeで走り方のフォームのことからメソッドまでを簡単に学ぶことができるスゴい時代だ。

私も日々フォームを確認しながら試行錯誤で走っているし、どうやったら楽しく走れるか、どのルートをたどればちょうどいいかなど、毎日研究が欠かせない。

これを機会にちゃんとランニングを学んでいこう。そして自分の体と相談しながら段々と5km 6km 10kmと距離を伸ばし、いづれランニングも取り入れてステップアップをしていきたい。

いつかハーフマラソンとかひとりで参加して完走しちゃう!?…なんて夢を空想しながら夜の住宅街をニヤニヤしながら走っている。

つづく!