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埼玉県民だけどよく知らない「さいたま市」についてさいたま市デビューついでに考察してみた


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前の記事でもお知らせした通り、引っ越しました。

転居届役所関係から子供がいると子供医療や学校関連の手続き、毎日やることが多くて気がついたら

引っ越して一週間たっていました。

そしてやっと今落ち着いているところ。

どこに引っ越したのか。それは・・

さいたま市です。

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(※写真はさいたま市公式HPからお借りしました。)


さいたま市は「さいたま」の名の通り、埼玉県の県庁所在地なんですが、東京にメッチャ近くて人口130万人超えの大都市でして、

東京のベッドタウンで衣・食・住のトレンドものならなんでも手に入っちゃうし、都心から横浜方面のアクセス最高だし、東北・北陸・北海道新幹線通ってるし、

何より自然災害が本当に少ない。

これはン十年埼玉県に住んできて自信をもって言えることです。

しかも2018年SUUMO住みたい街ランキングに堂々のランクインをした「今注目の街」でもあるんです!

suumo.jp

でもね、

もっとさいたま市の魅力がクローズアップされないんだろ・・

そんな悔しさと葛藤を胸に秘め「さいたま市」を含め埼玉県がいまいちパッとしない理由を考えてみます。

↓理由は大体こんな感じに集約されるかと思います。

・埼玉県自体に著名な観光名所がなくイマイチ
・「ダサイたま」がまかり通っている
・それほど埼玉に期待していない(用足しは都内へ行くスタンス)

埼玉県民は自ら自虐と郷土愛を込めて「ダサイたま」と言い合っているという奇妙な風潮があります。 (埼玉県民は生まれながらにして郷土自虐センスを仕込まれるのでございます。)

それほど考えずに理由がポンと出て来てしまうところ、ちょっと直視できない現実でもあります。

残念だけど埼玉には著名な観光名所がない。これに尽きる。

これは埼玉県秩父ちちぶ市出身で笑点のメンバーでお馴染みの落語家林家たい平さんが束になって宣伝しても破れない大きな壁があるのかもしれません。

しかしさいたま市だけは群を抜いて成長を遂げており、人口は130万人を突破し全国で9番目(2018年統計)に人口が多い大都市へと爆進中。鉄道の乗り入れも東京駅に次いで何と2番目に多いという交通の要所となりました。

なかでも若い世代の人口流入が多いとのレポートもあり、若い世代の人口が増え続けている割にさいたま市って過小評価されすぎだと思うんですよね〜。

埼玉はサッカー大国でもある!

さいたま市は同じ自治体の中に2つのJリーグサッカーチームを持っている都市でもあります。

これは浦和うらわ)市大宮おおみや)市、岩槻市、与野町の4市が合併したことで

旧浦和市がホームでJリーグ発足当初からの名門「浦和レッズ(&浦和レッズレディース)」と旧大宮市がホームの「大宮アルディージャ」と2つのサッカーチームが存在することとなりました。

さいたま市としてはどっちも応援したい。

現役日本代表の槙野智章選手はレッズ所属ですし、古くは名ストライカーの福田選手や柱谷選手などがいた頃のJリーグ黄金時代を思い出します。

本当かどうかは定かではないですが、聞くところによると浦和の民と大宮の民は天敵同士らしく仲がすこぶるよろしくないとのこと!

浦和民と大宮民のディスり合いは「マツコの知らない世界」でも度々取り上げられていましたね。

Jリーグなら浦和レッズ派の私ですが、どちらかと言えばと言うか完全に大宮サイドへ引っ越してきた私。

毎日のようにアルディージャの広告やノボリを目にするので大宮アルディージャが気になってきました。

隠れた自転車大国さいたま市

大宮駅周辺から自宅近くの大通りを歩いたりすると人が多いことに気づきます。

平日の昼間でもいたるところに人が歩いているのを見るんですが、これ実は車社会の田舎じゃなかなか見られない光景。

ド田舎じゃ昼間っから歩いている人はご年配の人か不審者かっていうぐらい普段歩かないのは定説ですから。

と言ってもさいたま市も車多いですが、歩いている人や自転車の人の比率が多くて驚きました。

ほとんどの道が平坦なので自転車がこれだけ普及しているんだそうです。

さいたま市の自転車保有率は83.5%(14大都市で1位)
「さいたま市暮らしのガイドブック」より

世界最高峰の自転車ロードレース「ツール・ド・フランス」にちなんで、埼玉バージョンであるツール・ド・フランスさいたまクリテリウムが開かれるのもさいたま市。

さいたま市市民の自転車愛はブレーキがないようで。(うまいこと言った)

その強すぎる自転車愛のせいか、帰宅ラッシュの夕方ごろになると家路を急いで全力疾走する自転車が多く、

大通りはさながらツールドフランスのような光景が見られることがあります。

自転車組の流れに乗って私も帰宅をしたことがありますがかなり早い流れと感じました!

ちょっと右折をするにも手信号が必要かな?と思えるくらい自転車組が過密な時もあり、

そんな時はスローな田舎から来て間もない私は一番肝を冷やします。

もう一つさいたま市に引っ越してきて驚いたこと。それは子育て世代の若い夫婦が多いこと!

若い世代をターゲットにしたマンションが乱立するだけあって、赤ちゃん連れのママさんパパさんを沢山見るわ見るわ。

若い世代が暮らしやすいということなんだと直感しました。

来年2019年には埼玉をディスりまくった「翔んで埼玉」なんて映画が放映されるらしいですが、

これを逆手にとって埼玉県の認知度がグンと上がってくれれば良いなと思っています。

やれ”ダサイたま”だ、”東京の植民地”だとやたらスケープゴートされながらもその陰で着実に人口を増やし前進して来たさいたま市。

100万都市の底力を見せつけて早く「ダサイたま」のイメージから脱却してほしいと願っております。

ではでは。