テキトーエレガンス

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「何か良いことない?」大人の退屈や閉塞感を一掃するこんな考え方


犬と猫

drawn by Stable Difusion

 

こんにちは。Blissです。

 

 

「毎日同じコトの繰り返しだわ…。何かいいコトないかな?」

 

 

まるで女子高生の口グセのようですが、

オトナでも言っちゃう時がありますよね。

 

大人になるともう、新しいことを見ても「あ〜またこれね。」と興ざめしちゃうし、

新しいコトやモノに遭遇しても、新鮮な気持ちで見れない!

・・と言う人がいます。

 

そんな人に、

使えないかもしれないけど、ヒントぐらいにはなる考え方をまとめてみました。

 

 

毎日見るものでも、別の角度から見ると違って見える

 

 

オトナほど毎日同じコトの繰り返しをしている人はいないでしょう。

 

ある日、立ち止まった本屋でふと目に止まった写真集を手に取ります。

そこには、日本にある素晴らしい建築の建物や建造物が、美しい写真として掲載されています。どうやら建築の本のようです。

ちょっと読んでみるとふむふむ、こういう造りになっているのかとちょっと勉強になりました。

面白そうなので買って読んでみます。

 

そうなるともう、いつのも通勤風景は180度違って見えるはずです。

 

毎日見てきたツマラナイ駅ビルや、オフィス街のビルの群れも、「建築」という視点か

ら見ると、実はすごくエキサイティング!

あのピカピカのビルもこんな建築法で作られているのね〜と感動したり。

家の近くの昭和40年ごろに建てられたボロい市役所も、建築という視点から見ると

「現代建築」という技法なのだと新鮮に見えたり。

 

同じ物を違う視点から見る。

これってなんでも言えるかと思います。

 

 

今のところに住んで5年目になりますが、

住み続けるとだいぶ飽きてくるわけです。

 

引っ越してきた今の街(埼玉県さいたま市)は、縁もゆかりもない土地なことと、

もちろん、さいたま市は大変住みやすく、天候良し、住環境良し!将来性も抜群の今すごくホットな街なのですが・・

著名な歴史的建造物もなく・・目立った観光地もない、極めてベッドタウン寄りの街なのです!

 

なのでマニアックなお店や博物館を探したり、図書館などで土地の歴史について書かれた本を読んで実際に行ってみたりと、

工夫(?)して街を色んな角度で観察し始めると不思議なもので、今までとは違った魅力が見えてくるものです。

 

 

 

知っていることでも自分流の解釈だったり、勝手な思い込みは多い

 

知っていることの殆どは自分流の勝手な解釈だったり、あなたの思い込みです。

 

人間の脳みそは面倒くさがり屋で、いちいち考えて行動したくないので、一度おぼえたことは次からは無意識でも動けるよう、仕組みを作っちゃうのだそうです。

なぜかと言うと、その方が余計なエネルギー消費しないから。

 

そのおかげでいちいち意識せずとも自転車に乗れるし、朝起きてぼーっとしたまま電車に乗って会社に行けるのですから、なまじ効率的。

 

普段どれだけ自動運転で生きているか…それを証拠に、

いつもの通り道で例えばビルの改修工事をしていたとします。

するともう、

 

そこに何が建っていたのか、どんなお店があったのか思い出せないあの現象。

 

子供から「ドラえもん描いて」と言われて、ペンを取り出したものの、

「あれ?ドラえもんってどんな顔してたっけ?」とフリーズするあの現象。

 

これらも、脳はすべての情報を振るいにかけ、ある情報については、だいたいこんなんだろうと思い込みをして、ある情報については容赦なく捨てる、そんな脳の仕組みのなせるわざなのでしょう。

 

何を言いたいかというと、これは物事の理解する上でも言えることで、

そうだと思い込んでいることほど、思い込みかもしれないので、一度疑って

 

「私はこうだと思っているけど本当に、本当に心からそう思っているのだろうか?」と振り返ってみることが肝心です。

 

この振り返り作業で、意外と自分の信じていることって思い込みが重なった状態だということが分かります。

 

例えば「私はネガティブだ」と信じていたとする。

でもそれは過去に一度だけ言われた、たった一言の意見が元になっていたり、

失恋や挫折した時など、すごく稀な状況でたまたま取った後ろ向きな行動を覚えていて、自分はネガティブなんだと思い込んだり…。

 

案外こんなもんです。

 

さらにその一度の思い込みの上に、新たな思い込みが加わり…

つまり、あなたの信じていることは「思い込みのミルフィーユ」状態なのです!!(うまいことを言った)

 

だからこそ、知っていることや当たり前だと思っていることを、

徹底的に疑ってみることの大事なんですよ。

 

 

 

思うほど世の中を知っていないし、知らないことの方が断然多い

 

人生の半分を過ぎると、大抵ことはこうなるだろうと予測はつくし、

「社会性」なんて付きすぎちゃってもう社会を動かしている側の人だし、

人生経験豊富すぎて、酸いも甘いも嚙み分けたなんて言葉がしっくりくるお年頃に差し掛かる。

 

だけども。

 

世の中を知っている、と言うその「世の中」は、あくまで自分の生活の範囲ことを言っていたりします。

 

魚屋さんは肉屋さんの世界のことは知らないし、

公務員は自営業の人のことは知らない。

女性は男性の考えていることが分かりません。逆もまた然り。

 

自分の生活圏内に起きているコトや、自分が心地いいと感じる生活範囲(=コンフォートゾーン)だけしか知らないだけ!

 

自分の見えている生活範囲を片足でヒョイっと跨ぐだけで、全く違う世界が見えてくるもんです。

 

 

毎日生きているだけで私たちはいとも簡単に周りに流されてしまいます。

メディアやSNSが良いと言ったことに飛びつき、

TVやスマホで見て、向こうから勝手に流れてきた情報を見て、

何となく良いと思った、流行っているから買ってみた。

「受け身」の姿勢でいるとあっという間に時間は経ち、みるみる歳食ってしまいます。

 

 

自分自ら、自主的に動き、やってみよう、知ろう、理解しよう、と動かないと、

人生はものすごく退屈で虚しくなります。

 

 

まして今は、向こうから勝手に情報がシャワーのように流れてくる時代なので、

ボケ〜っと口を開けてままでいるとえらいこっちゃです。

 

 

私は何をしたいのだろう。

好きなこと、苦手なことは何だろう。

何を求めているのだろう。

この人生で何か一つやり遂げるとしたら何だろう。

 

これを知っておくだけでも、自分の生き方が見えてくるはずです。

 

ではでは!