テキトーエレガンス

テキトーでも人生うまくいく!

『生きがいの創造』をもう一度読み始める


こんにちは。Bliss@です。

 

間が空いてしまいましたが、前回ブログをアップしてからの二週間、何をしていたかと言うと、

 

…何もしていませんでした。💦

 

仕事にかまけて家に帰ってきても暑いからとブログをサボりまくっていました。

 

そんな怠け者のテキトーなブログですが今後ともよろしくお願いします。

 

さてさて、最近、Kindleでサブスク化されたことを機に、再び読み始めた本があります。

 

それは当ブログで取り上げたこともある『生きがいの創造』。

 

2年前に母を亡くし、そのショックから一時期こう言うあの世のことを語った本を広く読むようになりました。

そして喪失感や悲しみから救い出してくれた本のうちの一冊がこの『生きがいの創造』なんです。

 

 

[完全版]生きがいの創造 スピリチュアルな科学研究から読み解く人生のしくみ (PHP文庫) Kindle版

 

 

 

しかし、何と言ってもふわっとしたタイトルなので、一見すると本屋に山積みされている自己啓発本の類かと思っちゃうんですが、実は全く違います。

 

『生まれ変わり』とか『死後の世界』などのタブー視してしまいがちなディープな分野を学術的に研究して、それをうま〜く現代に生かすためにまとめてます。

 

スピリチュアル系でもなく、ゴリゴリの理系畑の本でもなく、そのちょうど真ん中に位置するような本です。

 

さて内容ですが、

 

催眠療法を通して見えてきた、たくさんの人の中間生=あの世や天国をもとに、私たちが生きる使命や生まれてきた意味を探って行く内容になっています。

 

本書では内容に関しては世界各国、人種も育ってきたバックグラウンドも違う人の事例が挙げられており、

それらの市井の人は「臨死体験」「生まれ変わり」、そして「死後の世界」を語っているくのですが、これらの存在を認めざるをえない事実を語っていくのですが、すごく興味深い。

 

そもそもなんでそんな簡単に人の前世が分かったの?って話ですが、元はスピリチュアルとは全く関係のない、心理カウンセリングの現場で行われたいた催眠療法での奇跡がきっかけになっています。

 

トラウマを抱えていたある女性に一般的な催眠療法を行っていたら、ひょんなことから被験者が自分が生まれる前の記憶を語り出したことがきっかけでした。

 

自分の生まれる前にどこにいたか…なんて語り出したらビックリしてぶっ飛んでしまいますが、女性に心理療法を行っていた博士はそのまま興味深く耳を傾けると、

どうやらその女性は自分の『前世』を語っている事が判明します。

 

そこから発展して数百人のモニターに実験台になってもらい、同様の催眠療法を施したら不思議不思議、ほとんどの人が催眠によって自分が生まれる前の記憶が蘇り、

自分が生まれる前の人生=前世・過去生の様子を克明に語り出したんだそう。

 

日本でも同様の研究は行われていて、同じく催眠療法によって日本人被験者の前世を聞き出すことに成功しているそうで、もしチャンスがあったらぜひ私も被験者になってみたいなと思ったり…。

 

 

大切なひとを亡くされて悲しみの渦中にいる人、

自分のやりたい事って結局何だろう、または大きなターニングポイントにいる人、

これからの人生が不安で仕方ない、これから何を目的に生きていけば良いんだろう、と悩んでいる人、

この世界で起きるさまざまな人生の悩みや苦悩を和らげてくれる良本には間違いないです。

 

著者は元大学教授で研究者という経歴からスピリチュアル盲信派ではなく、あくまで現実社会に根付いた中立的な立場を取っていると書籍の中で何度も明言しています。

 

科学者からはスピリチュアルなんて真っ向から否定される分野でしたが、最近では科学者や研究者がスピリチュアル寄りに書いた本も散見されるようになりました。

一昔前まで、スピリチュアル系の本って、研究者が書いた本って少ない。ってか、無きに等しかったですね。

 

豊富な研究データや科学的な考察がベースになるので、テキトーで根拠のないことを断定するのは避けていたりと、ちょっとアブない『スピリチュアル』を取り扱う研究者ならではの配慮も感じられ、とても安心(?)して読めます。

 

やっぱりそれなりに研究者としてのバックグラウンドがある識者の方が書いた本って面白いので、スピリチュアル系に否定的な人も読んで欲しいですね。

 

ではでは。