夏本番ですね〜🏝
今年のお盆休みは最大9連休という人もいるそうで、外に出たところで暑すぎだしどこ行っても混雑しているし、
お家でゆっくりすることが一番疲れが取れそう。
こんにちは。Bliss@Bliss_Blinkです。
今年のお盆はどちらで過ごしますか?
夏の風物詩といえばやっぱり怪談👻!
子供の頃、なぜかわからないけど意味もなく怖がっていた物ってありませんでしたか?
「あ〜!」と懐かしがって共感してくれたら幸いです。
生活のスキマにあった「子供の頃意味もなく怖かったもの」を思い出して一幅の涼しさを味わってみませんか?
外にある怖いもの「街中」編
一瞬の空白に見せる裏の顔:「黄色信号」
黄色信号が怖い?ありえな〜いと思ったらゴメンなさい。
でも怖かったんです。赤から青に映る時一瞬だけ見せる黄色の信号機が─。
例えるなら、普段温厚な人が一瞬見たこともない曇った表情を見せた時など、その人が抱えている闇の部分を垣間見てしまったような、見てはいけないものを見てしまった気分になりますが、あの感覚に近いかもしれません。
黄色信号にはそんな「不安定さ」が怖さを増幅しているように感じるんですけどそう思いませんか?(何言っているのか分からないと思うが。)
この感じ、分かる人いたら嬉しいな〜😂
轟音の番人:「トンネルの送風装置」
トンネルの天井に張り付いてゴーーーーーーと重低音の唸り声を上げているドライヤーのお化けのようなアレです。
天井に張り付いているイメージを作ったのですがわかりづらいですか?
↓正確にはジェットファンと呼ばれる送風装置で、トンネルの換気をしてくれる非常になくてはならない存在なのですが、実物の写真を見ると予想外に大きいことが分かって戦慄を覚えます…😱。
アレの存在が怖くなかった子供なんているのでしょうか。
音が反響してただでさえ怖いトンネルの中、暗闇の中で天井にぶら下がり、子供がいないかと目を光らす魔王に見えたのは私だけではないはず。
たくましい想像力で魔王の地位を獲得したターボファン。
子供のころ悪いことをしたらアレに吸い込まれるんだと恐怖した記憶が蘇りました。
関越トンネルなどトンネルが長ければ長いほど沢山のジェットファンが天井で今か今かと待ち構えており、夏の旅行などで関越トンネルを通るときはできるだけ目をつぶっていたくらいメッチャ怖かった。(笑)
魔王、ターボファンは今日もトンネルの中でひっそり活躍しています。
地獄の連絡口:「プールの排水溝」
さて、真打ち登場です
プールの底で一部分だけ黒い網で仕切られたあの排水口が怖かったって人多いです。
小学校の時のプールの授業では、誰もこの上を歩きたがらず、排水口の上に乗ってどれだけ耐えらえるかという「排水口耐久」が一つのゲームになっていました。
排水口はもちろん、プールの排水のために敷かれたものなのですが、なぜここまで子供を怖がらせるのか。
おそらく、青く塗られた爽やかなプールの底の様子から一転してそこだけ光を吸収しているようなブラックホール感があるのだと思います。
過去には子供が誤って排水口に吸い込まれる痛ましい事故も発生しており(事故が起きたのは横穴式の排水口でしたが)、その恐怖がさらに倍増することとなりました。
消火栓のランプ
学校や大きな施設に必ず設置されている消火栓設備の存在をご存知ですか?
今見かける消火栓設備はとても明るい色になっていますが、一昔前の消火栓設備は真っ赤な扉をしていてその上にボーっと光る釣鐘型のランプ、やけに縦に伸びた「消火栓」のサイン(サインの所々が欠けている)・・
目立つために必要ですが何も怖がらす必要はないと感じています・・。
お家の中にある怖いもの「お家」編
アンニュイな美女:シュガーカットのパッケージ
甘味料シュガーカットのパッケージに描かれたちょっとモードな美女のシルエット↓
食卓での遭遇率ナンバーワン。
弟と二人だけで留守番している時、うっかり
当時からのレトロなパッケージは今でも現役で販売されているようで再会できて何よりです。
微笑みの悪魔:記号「BA-90」
この顔を見てどこか懐かしさを感じた人も多いはず。
それもそのはず、昔の漫画にはセリフの中に必ずと言っていいほど出てきた記号だからです。
アラフォーより上の世代の人には懐かしいかもしれませんが覚えてますか?
ギャグ漫画には決まって使われていたおなじみの微笑みマークですが、アンチック書体の中の記号で正式にはBA-90という組版番号がついているとのこと。
表情がいびつに縁取られ、なぜか張り付いたような微笑みが余計に不気味さを醸し出しいていました😭😭。
ちなみにBA-90は1964年以前からある由緒正しい記号だということも判明しました。
携帯メールを使いこなし、毎日のように絵文字や顔文字に囲まれている今では別段なんとも思わず、むしろかわいいと思ってしまうのは時代のせいでしょうか。
…でもやっぱり怖えよ❗️
レトロでちょっぴり懐かしい「企業ロゴ」編
真紅の単眼:「日立の旧ロゴ」
どこかの機械に張り付いていた目玉のような暗号のようなナゾのサイン─。
目を合わせたら石にされる!!そう信じて疑わなかったあのサインが、大手電機メーカー「日立」で昔使われていたロゴだと知った時の衝撃と言ったら😲。
↓目玉の怪物こと日立製作所の旧ロゴはこんな感じです。(トレスさせてもらいました)
よく見ると「日」と「立」の感じがうまくデフォルメされて趣きのあるロゴなのですが、何となく目玉に見えませんか?見えないですか…。
昔の日立製の機械などに刻印されているのを今でもたまに見かけます。
近所の古びた納屋にこのロゴのついた機械がありまして、学校からの帰り道その前を通るわけですが、
もしあのロゴに気づかれたら中心からビームが出て焼かれると本気で思っていたので、その機械の前を通るときは抜き足差し足で静かに通っていました。そんな小学3年生の夏。
神出鬼没のギリシャ神:「出光石油のアポロの横顔」
今となっては昭和時代のロゴっておどろおどろしくてどこか怖くて好きなのですが、子供の頃よくガソリンスタンドで目撃した出光石油のロゴもかなり怖かった〜。
↑これは現在のコーポレートイメージなんですが、ギリシャ神話に出てくるアポロンの顔をモチーフにしたアポロンマークと言われるもの。
この横顔がガソリンスタンドの壁にデカデカと描かれていて、そこを通るたびにギョッとした記憶が蘇りました。
↓ちなみにもう一つのロゴギリシャの女神ダフニーをモチーフにしたダフニーマークはさらに上を行く怖さ。
しょ、正面向いてるし…!😭
眼が白抜きで鋭く描かれ、髪の毛もメドゥーサのように逆立っちゃってるのが怖さ倍増💦
当時のお母さんは「言うことを聞かないとあのお姉さんに連れていってもらうからね!」なんてダフニーマークをダシにして子供を黙らせていたに違いありません。
子供の頃住んでいたところは田舎だったのでダフニーマークは見たことないのですが、子供をビビらせるには十分すぎるくらいのポテンシャルの高さがありそう。
https://www.idss.co.jp/business/lube/about/apollodaphne/index.html
不敵な笑みの道化師:ヨコハマタイヤのタイヤ
これメッチャ怖かった〜
正直上にある日立や出光石油の企業ロゴも怖かったけど、ダントツで怖かったのがこのヨコハマタイヤの謎のキャラクター!!
そもそも無機質なゴムタイヤに張り付いた妙に艶かしい顔も違和感MAXだし、こちらを見て不敵に(?)ニヤリと笑っている顔が怖い。
親が自動車関係の仕事をしていたためこのヨコハマタイヤくん(勝手に命名)を見る機会が多く、ガソリンスタンドなどでうっかり遭遇する率も高いので見かけるたびに戦慄していました。
やはりネットでも昔は怖かったという声も多く、Googleの画像検索では「ヨコハマタイヤ 顔」で検索するとズラーっと並んだヨコハマタイヤくん(仮名)がちょっとしたホラーを見ることができます。
今見るとすごく愛嬌あってカワイイんですけどね…
例えるならピエロの微笑みのような不気味さもあるヨコハマタイヤくん(仮名)です。
指差しの向こう側:「東急ハンズのロゴ」
おそらくこれね、多分私だけなんじゃないかと思うのですが、
東急ハンズの指が怖い。
昔から東急ハンズのロゴって変わっていないんですよ。
ニョキって生えている指がなぜか妙に肉感的というか、しかも変なところで切断されている(ように見える)ので見るたびゾワゾワしていました。
指を差している向こうは何があるのだろう・・と子供の頃あのロゴを直視できませんでした(笑)
体のパーツであっても顔が見えないことで宙に浮かんだように切り離され、何か得体のしれない生物に見えてしまうからでしょうか。
私はよく、仕事で矢印の代わりに「指差しイラスト」を使うことがあるのですが、こういうレトロな指差しもなかなかホラーです。
↓
あ。誤解のないよう言っておきますが、矢印デザインさんは他にもたくさんのデザイン素材を提供してくださっている良サイトです!
聞いて怖い「音」編
火曜サスペンス劇場/オープニングテーマ
↓純粋に怖すぎるオープニングでした。刻むような弦楽器の音が怖さ倍増。当時の子供はこの曲が鳴り出すともう布団に入る時間だと悟ったようです。
子供の頃メッチャ怖かった物・ロゴを並べてきましたが、今改めて気づいたのは怖がる対象に「顔のような何か」を感じて毛嫌いしていた感じですね。
火曜サスペンス劇場は内容も殺人事件が多くシリアスで怖いのですが、CMとCMの合間に入る効果音”通称:アイキャッチ”も強烈な印象があってトラウマ。
↓一度は聞いたことあるあの効果音です。
10秒ぐらいの短いアイキャッチによくこれだけ不穏な旋律を作れるものだと感心します。
昭和の車の香り「車の速度チャイム」
平成生まれには絶対知らない衝撃の事実があります。
昭和の自動車は、ある一定のスピードを超えると「キンコン♫」とチャイムが鳴ります。
本当です。
嘘だと思ったら親戚のおじさんおばさんに聞いてみよう!
何の為にチャイムが鳴るのか、速度が何キロを超えると鳴るのかなどは不明ですが、確かに言えることは速度超過を認識させるために「スピード出し過ぎですよ」とわざわざ教えてくれていたのだと思います。
高速道路などではこのキンコン遭遇率100%を叩き出し、高速道路の風景にはおおよそ相応しくない謎の爽やかなチャイム音に違和感を感じてよく震え上がったものです。
電子血圧計の装着音
電子血圧計の装着音ってなんの事?と思うかもしれませんが、
家庭用の電子血圧計のパッドを腕に装着して計測開始ボタンを押すとパッドが閉まる時に「ブォ〜〜〜〜」と音がするのですがあの音と言えば分かりますか!?
そもそも血圧計が家にないと実感できないかもしれませんが、病院などで看護士さんに血圧を測ってもらう時と違って、家庭用の血圧計は自動でパッドを閉める機能がついていたりします。
この時、腕に巻いたパッドに空気を挿入するためにあのブォ〜〜〜〜〜〜という音が鳴るのですが、それを理解できない子供にとっては地味なダメージ食らう怖い音に感じるのす。
小さかった頃、同居していた祖父は日課で毎晩血圧を測っていたのですが、得体の知れない機械に腕を通して何かを測っている行動自体が怖く見えるのに、あのブォ〜〜〜〜で恐怖度をさらに念押しされた感じなのですからたまったものじゃないです。
世界は子どもの怖いもので溢れている!?
子どもの頃に怖く感じていた物をザッと振り返ってみましたが、いづれも大人になってみると見るとなんてことない物だと気付かされます。
そのどれも、子どもならではの感受性の強さがなせる「幻」だったわけですが、子どもが怖がるある種の「ツボ」はある気がしますね。
ちなみにうちの娘は、夜はトイレに行くのも怖い言って私の腕を引っ張るほどの怖がりさんでしたが、やっぱり成長するに従って鈍感になり、ある時からピタリと怖がることはなくなりました。
今じゃ親の私の方が怖がりです。(笑)
あなたは小さい頃から怖く感じたものはありましたか?見るのも苦手な物ってありますか?
ではでは。