こんにちは。Bliss(@Bliss_Blink)です。
突然ですが現状に満足していますか?
満足しているよという方は「そっ閉じ」してください。・・やっぱり読んでください><
満足していないよという方に向けた記事になるかもしれません。
現状に満足していないという方はやっぱり何か不満があるはず。そうですよね?
何かうまくいかないから思い通りになっていないから現状に満足していないという事になるかと思います。
じゃあ、あなたの中にはどのくらいの不満がありますか?
例えるならバケツ一杯分ぐらいですか?
それとも地球一個分ぐらい?
もっと不満がたまっていますか?
ただ何となく起きて、毎日慌ただしく過ぎて、
一日中めいっぱい拘束されて、会社に行ってせかせか働いて、あるいは子どもや旦那の世話に追われて、
自分を振り返る時間なんてない。
経済的に余裕があるとは言えないけどそこそこの暮らしができている。
だけど、
だけど・・
何か虚しい。何か物足りなくて悶々とする。
そんな人って多いんじゃないでしょうか。
人はいつも何か物足りないと感じているから「英会話セット」だの「一週間で○○kg減!脅威の○○パワーダイエット」だの
何か自分を変えてくれそうな物を買い求めてしまう。
ちょっと思い返してみると、ストレスが溜まった時に限って「しょうもないもの」を買ってたりするんですよ。(笑)
ストレス解消にスポーツする、買い物する、食べ歩きをする、飲み歩く・・
それもいいかもしれません。
自分を変えてくれそうな対象は物であったり、サービスであったり、
お酒やタバコなどの嗜好品も究極的には「心のブランクを埋めるもの」だったりします。
アルコールに依存してしまう人も「現実や自分を変えてくれる」対象としてお酒を選んだだけ。
ストレスをお酒で解消しようと飲み過ぎてはいけませんね。
※飲み過ぎた翌日に気分がブルーになるのはちゃんと根拠があるらしいです。
しか〜し、ちょっと待ってください。またすぐに不満って溜まりませんか?
空っぽになったバケツにまたじわじわと溜まってくるあの不平不満の塊。
あっという間に満杯になってしまった経験はありませんか?
「この間旅行に行って羽伸ばしてきたはずなのに・・もう逆戻り」
「じゃあ何が不満なの!?」
声を荒げたところで答えが返ってくるわけもなく、
逃れようのない毎日に埋もれている自分に気づき、通勤電車の中でため息をついて遠い目をしてしまうものなのです。
ホントに、何が不満なのでしょう。
メラメラとあなたの心を焼き尽くす不満の火元は自分が一番良く知っています。
不満の根本原因を探ってみよう
私たちはストレスや不満の解消方法は知っていて解消のためのお金なら惜しまないのに、
不満そのものの原因には見向きもしません。
コレ、本当です。
例えば居酒屋で行われる女子会、飲み会。
「○○先輩ムカツクー!(プッハ〜)」と不満・悪口のオンパレードになりがちですが、
どうしたらそのムカツク先輩と折り合いが付けられるようになるのか、そんな話はひと言も話題に挙がりません。
(独断と偏見で申し上げますが、女性の飲み会はとにかく不毛です。(笑)
女性は共感の生き物だとまことしやかに言われますが、あれマジです。ホントです。
「ちょっと聞いてよ〜」「そうだ〜!」「そうよね〜!」と共感しあうことに意味があるので解決策などはハナから求めていません。)
じゃあどうしたいんじゃ〜!と結論をあおったところでシラケるだけです・・。
結局のところ、
私たちは、不平・不満が出るのが当たり前だと受け入れちゃっているんですよね。
↓こんなことを思っていませんか?
世の中生きていれば不満の一つや二つあって当たり前。
誰でも悩みがあるし、不満ぐらいなら私が我慢すれば丸く収まる・・
誰かに教えてもらったわけでもないのに勝手に「不平不満なんてだれでも抱えているものだ」と思い込んで抑えこんでしまう私たち。
特に日本人は不満を外に出さず溜め込んでしまう傾向があるのかもしれません。
とにかく言わない。我慢する。(でも陰でコソコソ言う)
残念ですが「不平不満なんてだれでも抱えているものだ」と自分に言い聞かせたところで何の得にもなりません。
そんなの後生大事に持ってなくて大丈夫です。
後生大事に持っているといつか蓄積した不満はマグマのように肥大化し、最終的に爆発します。
爆発は避けたいですよね。
不平不満を抱く理由がある
不平不満を抱くということを深く深くたどっていくと原因は「自分の要求が満たされていない」に集約されるんじゃないかと。
↓不満を抱く仕組みはこんな風にものすご〜く単純なんです。
これはつまり、不満を抱く原因は必ず自分の中にあるということを表しています。
例えじゃなくて本当に自分の中に答えはあるんです。
アイツが悪い!社会が悪い!と不満ばかりのかわいそうな私を感じているうちは、いつまで経っても不満を解消することができません。
「要求が満たされない」原因は外にあるわけでもなく自分にあるからなんですね。
自分の中に答えはある。
この前提を受け入れることで、深いところにある自分の「こうしたい!」という要求を知ることができ
結果として不満を解消できるはずです。
ではやってみましょう。
「自分」に質問をしてみよう
「自分の胸に聞いてみなッ!」
マンガなどで良く出てくるフレーズですね。(笑)
お約束のセリフですがあながち言っていることは間違ってはいません。
ここでは自分の内側へと穴を掘るように少しずつ自分の胸に聞いてみるのはどうでしょうか。
例えばあなたはこんな不満を抱いていたとしましょう。
「同僚の○○さんが私に冷たくあたる」
これだけでは「あなたに冷たくあたる○○さん」が丸々悪く見えてあなたに非があるようには思えません。
本当にそうなんでしょうかね〜。
ここでこんな言葉を使って隠れていた自分の「本心」を炙り出してみましょう。
本音を聞き出す魔法の言葉①「心よ」
以前こちらで紹介した『「いつも誰かに振り回される」が一瞬で変わる方法』の著者である大嶋信頼さんは、
自分の本心を聞きたいときに「心よ!」をつけて質問をすることを勧めています。
やり方は簡単。
質問の頭に心よ!を付けて自分に聞いてみるだけです。
それだけで自分のエゴに邪魔されないピュアな自分の本心が浮き上がってくるのだそうです。
先ほどの「同僚の○○さんが私に冷たくあたる」という悩みの根っこを聞き出してみます。
「心よ!同僚の○○さんはなんで冷たくあたるの?」
「心よ!同僚の○○さんと楽しく仕事するにはどうしたらいい?」
すぐには答えは得られないかもしれません。
しかし「え!?私そんなことを思っていたの?」と自分でも知らないような理由が浮上してきたりして驚く事があります。
私も以前、色々と八方塞がりで打開策もなく困っていた時に「心よ!」と聞いてみたのですが、
フタを開けてみたらその状況にいると色々な人から助けてもらえるので、
その状況に甘えてぐ〜タラしていたい自分が露呈してガッカリしたことがありました・・。
本心からその状況を望んでいるんだから上向くわけねぇ〜!ハハハ!と大笑いモノ。(いや笑えないけど)
頭で考えている答えなんて案外デタラメなものだな〜と思いました。
大嶋信頼さんの本を読んで以降、思い立った時に「心よ!」と頭に付けて本心を聞き出していますが
うん。確かに、周りの意見に惑わされない本心を聞き出せている気がします。
最近何だか満たされない気分でモヤモヤする・・。
そんな時「心よ!私は今何がやりたいのだろう?」なんてことを聞いても良いかもしれません。
もっと気軽に「心よ!夕飯何食べたら良い?」みたいなことを聞いても良いかもしれません。
意外なことがあぶりだされるかも!?
↓大嶋信頼さんの「魔法の言葉」は地味に効くので覚えておいて損はないです。
本音を聞き出す魔法の言葉②「何が不満なんだろう」
あなたが誰かの悩みを聞いてあげている時のように問いかけてみる。
目の前にもう一人のあなたが座っているかのように想定して問いかけてみると
面白いように質問がポンポン出てきます。
「何が不満なんだろう?」
「本当はどうしたいんだろう?」
「本当は何を望んでるんだろう?」
答えをアレコレ考えないようにして後は放っておきます。
また、禁句は「どうしたらいいだろう」という後ろ向きな言葉。これ止めましょう。
聞いたら後は放っておく。
ここでアレコレ考え出すとあなたの意識や世間体などが邪魔してあなたの「本当の望み」が見えなくなってしまうので、放っておきます。
スグではありませんがある時その「答え」があなたに降ってきます。
本当に天から降って来たかのように「そうか!これを望んでいたのかも?」と閃いたりする形で答えがくる事もあれば、
↓何かの「サイン」となって身の回りに表れる事もあります。
掘り下げて掘り下げて、その下にある「隠れた願望」を浮き上がらせていくと
必ず「え?私こんなこと思ってたの!?」とか「これじゃあいつまで経っても解決しないわ!」と納得するような
意図があったりするんですよね。
モヤモヤの原因は自分が一番よく知っています。一人になる時間を作って自問自答する時間を持つのも大切。
先述の私の例のように自分の意志と正反対のことを実は望んでいるのが分かったりとかね。
それを知っているのはあなただけ。
モヤモヤの正体はすぐに出てこないこともあるかもしれませんが、
自分だけがその正体を知っていますので外側に求めようとせず、自分に聞いてみるのが一番の解決法なのかもしれません。
う〜ん、潜在意識とかの世界って不思議です。
自分を内観し、向き合う事で
芋づる式に聞いていくと自分でも知らなかった「本当の要求」に出会うことができるはずです。
ではでは。