こんにちは。Bliss(@Bliss_Blink)です。
マタニティマークをご存知ですか?
世間ではマタニティマークをつけることで標的にされるという、何とも不穏な話に事欠かない印象を受けるマーク。
↓これに関してはプロブロガーのヨッセンスさんの記事がすごく良かったです。
妊娠マーク(マタニティマーク)はクズに見せびらかす印籠ではない。良識な人間に見てもらうためにあるんですよ https://t.co/nSGRX77tQj @yossenseさんから
— Bliss⋆* (@Bliss_Blink) 2016年11月12日
マタニティマーク=危険という意識の一人歩き
このマタニティマークですが、Blissが妊娠していた当時の10年くらい前はまだそれほど認知されていなかったように思います。
社会で認知され始めたのと同じころ、不穏な話も話題にのぼるようになったのは記憶に新しいところです。
マタニティマークを付けた妊婦さんが、見知らぬ人に陰湿な嫌がらせをされたり、
暴言を吐かれたというケースがニュースなどで取り沙汰され、
今ではgoogleで「マタニティマーク」で検索すると真っ先に「マタニティマーク 危険」が出てくる始末。
こんな嫌がらせにあっただの、私はこういう暴言を吐かれただの、世知辛い話がわんさか出てくる出てくる。
おかげでネットの噂を信じてマタニティマークを付ける事をためらってしまい、
怖いから付けないという妊婦さんが実際に周りにいます。
人前で外したら意味なくね?とツッコミたいところですが、
実際にマタニティマークで怖い思いをした人の体験談がこれだけ巷に溢れていると、身につけるのをためらってしまう気持ちも分かります。
でもあえて言いたい。マタニティマークは必ず携帯しましょう。
必要以上に怖がって身につけないのはかえって危険です。
マタニティマークをつける本来の目的を定義するッ
マタニティマークは人の目につきやすいところへ付けておくだけで
周りの方にちょっとした配慮をお願いする効果が期待できます。
実はそれよりも「緊急時」に周りの人に妊娠していることを伝えるという重要な目的があります。
緊急時。←これ。
妊娠初期から安定期と呼ばれる妊娠6ヶ月ぐらいまではお腹のふくらみも小さいため
はたから見ても分かりづらい。
つまり周りからも見ても妊娠しているように思われないということです。
あまり知られていませんが、妊娠中は体調急変がつきものです。
さっきまで超ゲンキにスタスタと歩いていたのに、10分後には急にお腹が張ってしまいその場で動けなくなる。
ある時は、突然漂ってきた食べ物の匂いに吐き気を催してしまいその場でしゃがみ込んでしまう。
街を歩いているとこんなことザラです。
今は体調が良くても電車の中で急に体調が悪くなって動けなくなるかもしれない。
旦那さんや家族がいない時に街中で急病になるかもしれない。
出先などで仮に救急搬送されたとして、そこでマタニティマークが確認できれば
周りの人や救急隊員、医療従事者の人がお腹の赤ちゃんとお母さんの体のことを十分に配慮して
処置をしてくれるということ。
妊娠中の禁忌を未然に防ぐ事ができるということ。
これは身に付けておいて損はありません。
結論:怖がらずマタニティマークを携帯しよう
弱者に対して悪意を持ってえげつないことをするクズは一定数います。
でもそれはごくごく一部のヤバい人。
殆どの人は良識ある一般の方です。
中には電車で座りたいがために、妊娠もしていないのにマタニティマークを付けて通勤をしているという
とんでもないゲス女がいるようですが、そんなことをする人もごくごく一部の人です。
ほとんどの良識ある妊婦さんは適切な使い方をして、周りの人の親切を受け取っています。
娘がお腹にいた時も出産した後も、老若男女、見知らぬたくさんの方に親切にしていただきました。
もしどうしても怖かったら、人ごみなどヤバそうな雰囲気のところでは裏返すなどして隠してもいいw
だから怖がらないでちゃんと携帯してほしいと思っています。
Q:ハンカチを口に当ててじっとしている妊婦さんがいるけど?
A:つわりかも。良かったら席を譲ってあげて下さい。
これは自分の経験ですが、電車に乗る時は大丈夫だったのに電車の揺れに酔ってしまい
真っ青になったままじっとしていた事もありました。
(個人差ありますが妊娠中は車酔いしやすくなるようです。)
気分が優れない妊婦さんはハンカチで口を押さえていたり、目をつぶったままじっとしていたり、
青ざめた顔をしていたり、はたから見ても何となく分かります。
無理は言いませんが、もしそんな妊婦さんが見かけたら声をかけて席を譲ってあげて下さい。
妊婦さんは気分が悪いのでお礼を返せないかもしれませんが、
心の中で「ありがとうございます!!」とお礼を連呼しているはずです^^。
正しい知識でマタニティマークがどんどん認知されて
社会にとっても子育て世代にとっても暮らしやすい世の中になることを願ってやみません。
いつも読んで下さってありがとうございます。