リクナビを見ていたらこんな記事が。
平幹二朗という俳優さんを最初に知ったのは、祖父と欠かさず見ていた大河ドラマ「信長」でした。
ドラマの中では、織田家が絶大な信頼を寄せる占い師「加納随天」の役が強く印象に残っています。
注:ちなみにこの加納随天という人物。史実にはない架空の人物であり大河ドラマのオリジナルキャラなのですが、
ぶれない小物っぷりで主役の信長以上に目立っていたという、
大河ファンの中では語りぐさになっている曲者キャラです。
随天見たさに毎週TVにかじりついていたほど首ったけでしたよ。ええ。
当時Twitterや2ちゃんねるがあったら実況が大変なことになってそうです。
演劇とか舞台やミュージカルの世界は全然知らないのですが、
インタビューでの平さんの生き方に大変魅力的を感じました。
名優でも最初から天職を見つけたわけではない
記事より引用します。
そのとき、僕は初めて自分のやりたい芝居に出会いました。
僕がやりたかったのは、人間の情念を言葉で表す芝居だったんだと。
やりたいことは最初から見つける人もいれば、
なにかをずっと続けていくうちに「あ、これかも」と
やりたい事や使命を見つけることもある。
現に平さんはご本人が「実に不純な動機」というほど、演劇に熱を入れ込んでいたわけでもなく、
本当にやりたい事、つまり「使命」というべきものを見つけるまで10年かかったと言っています。
そして本当にやりたいことを見つけてからは、
それを証明するように周りの方の厚いサポートを得られている。
当然、平さんの才能や努力がなくては語れないことなのでしょうけど、
これだ!というやりたい事を見つけて猛進すると天が応援してくれるは本当のようです。
観客がブラボーと言ってくれることで報われる喜びがある。だから苦しくとも続けていけるんじゃないでしょうか。
ホリエモンこと堀江貴文さんも著書で「努力って言葉はやりたくないことをやっている時のこと」なんて言っていたような(テキトー記憶)
本当にやりたいことは努力や根性なんて必要なく、
どんなに苦しくても苦しいと思わない清々しさみたいなものがあるんでしょう。
執着しない。潔く捨てていく。すると浮く。
だから、評価に執着しないこと。潔く生きたほうがいい。
次にもっといいものを作りたいという気持ちだけ持って、過去にしがみつかない。
<中略> その場で終わりにして、潔く、次に進む。過去の評価は背負わない。潔く捨てていく。
それが大事なんじゃないかと思うんですよ。
は〜カッコいい。
流れていくものを追わない、執着しない。受け流す。
これらは禅的な思想としてよく聞かれますが
それを地でいく平さんはまるで禅師のようでカッコいいですね。
今だけにフォーカスして最大限のパフォーマンスをする。
勉強になります。
人間って執着してしまうものです。
過去のまばゆい栄光、地位や財産、未練たらたらの元カレや元カノだったら特に。
冷めた彼にすがりつき、復縁成就の神社に駆け込むのをやめて
ハイ次〜!と前に進む。さっさと元カレの思い出の品を捨てていく。
Blissは恋愛は良く分かりませんが、
宇宙にまかせる生き方にシフトするにつれ執着心が薄くなり、
過去にとらわれる習慣がなくなったおかげでストレスが消えました。
執着によっていかに体力や精神力を消耗していたかってことですね。
執着をやめたら一気に重しが取れてカンタンに浮上しますよ。
いつも読んで下さってありがとうございます。