こんにちは。Bliss(@Bliss_Blink)です。
一年のうち最も寒い2月。
寒さでつい悶々としたり考え方もなぜか後ろ向きになってしまうもの。
3月から進路も変わったりしてやたら未来へ考えが止まらなくなる時期であったりもします。
酸いも甘いも経験して経験値だけムダに上がってしまった私が、不安を軽くするヒントを一緒に考えます。
楽しく、そしてテキトーにいきましょう。
考え方その1:人間は元々未来を心配するようにインプットされている
未来は今ここに存在しないし、目に見えるわけではありません。
それなのに私たちはあまりにも勝手に未来を推測して、
勝手に不安になっている。
ちょっと聖書のお話になってしまいますが、
イエス・キリストが弟子たちに、
「空を飛ぶ鳥を見てみなさい。彼らは何も心配していないのです。」と諭す有名な言葉があります。
「明日」を考える事が出来ない鳥という存在は、今日食べる分だけのエサを持ってくるし、
産んだ卵が明日ヘビに食べられちゃうなんて予想も心配もしない。
今日にすべてをかけて生きている。
「今」与えられたことに意識を向けて「今」を生きなさいという言葉は、心ここに在らずですぐ思考が過去や未来にあっちこっち飛んでしまう私たちに大きな気づきをくれます。
考え方その2:心配ごとはたいてい”杞憂”に終わるということ
身も蓋もないことを言ってしまえば「心配」はするだけ無駄です。わざわざ心配なんかしなくても何とかなるように出来ています。
心配をして不安になればなるほど足がすくんで動けなくなります。
「心配しなくてもうまくいくようにできている」と実感せざるを得ないこと誰もが経験しているはずです。
覚えていないのは失敗したことばかり覚えている脳のクセのせいで、過去に窮地をくぐり抜けてきた経験は誰でにでもあるのです。
ミスや失敗を上司に報告したら失敗を叱責される事もなくスルーされて事なきを得たり、
今月お金がピンチだ〜どうしよう!と大騒ぎしてお金をやりくりしていたら意外と何とかなってしまったり。(これは誰でもあると思う)
私も、もしかして心配ってするだけ意味のないものなの??と気づき始めたのはここ数年のこと。
まだ起きてもいないことを心配して不安になったりするのをやめて、目の前のことだけに集中してこなしていたらいつの間にか窮地は去っていきます。
「天の神様が何とかしてくれる」とでも思っておけば、本当に杞憂で終わってしまうものなのです。
考え方その3:”変えられること”に全力投球をする。
生きていると不可抗力でどうすることもできない事があります。
「変えられないこと」や「変えられなかったこと」って何があるでしょうか。
あれだけ頑張ったのにうまくいかなかったこととか、
あれだけ努力したのに第一志望の会社から内定もらえなかったとか、
準備してきたことが突然のアクシデントで露と消えたり、人との別れや病気や不慮の事故、
持って生まれた体質や顔も「変えられないもの」に入るかもしれませんね。
努力で片付けられない「どうすることもできなかったこと」を今更責めても何の得にもなりませんし、 「どうすることもできない(できなかったこと)」を責め続けると心の病気になってしまいます。
ちっぽけな自分では変えられないことはさっさと諦めることです。
どうすることもできない=人間の手で変えられないことは「神様とか宇宙のさじ加減」のせいにして、あなたはこれからの”変えられる”ことに目を向けていきましょう。
”変えられない”過去のことは放っておく、”変えられる”今のこと未来のことに全力を尽くす。
何とかなるのでアレコレ心配して不安がる必要はないと信じて、今目の前のタスクに取り組みましょう。
”心配”してしまうのだったら何が不安にさせるのか、不安を解消するために何が出来るか立ち止まって考えてみましょう。
「なるようになる」と言っても、覚えておいて欲しいのは、神様は決してあなたの人生を悪いようにはしないということです。
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過去あなたが選んだ道は間違っていない説
世界的ベストセラー「人を動かす」「道は開ける」で有名な作家のデール・カーネギーはその著書の中で「どっち選んだとしても大差ないから大丈夫。」と言っています。(カーネギーはこんな口調でありません!念のため 笑)
パティシエになるか美容師になるかで迷って美容師になる道を選んだとしても、反対にパティシエになったとしても将来のあなたの幸福度や満足度にそれほど差はないということ。
「はぁ〜😔B君じゃなくてA君を選んでいたらな〜…」と「たられば後悔」は誰にでもあることですが、もしあの時”A君”を選んでいたとしても、今度はもしB君を選んでいたらと後悔している可能性大ということです。
人間、うまくいっていることをサッパリ無視して選ばなかった方が惜しくなるように出来ているのですから、もしあの時あっちを選んでいたらとヤキモキするのは意味のないことかもしれません。
「どっちを選んだとしても大差はない」
過去を悔やむことがどれだけ無意味であり、あなたを消耗させるかを気づかせてくれ、同時に「今」へと意識を戻してくれる大好きな言葉です。
過去は変えられません。
過去に向いたベクトルを前に向けて、今、目の前の事だけに目を向けてそれをこなしていけば
悔やんで憎たらしいほどの過去もいつか昇華できます。
だから私たちは心配しすぎなんです。
大丈夫なんです。
「マインドフルネス」で不安ループをしなくなる脳を作る
不安になりやすい心を根本的に解決する方法はあるのだろうか─。
私も元来ストレスにめちゃくちゃ弱くて何かとクヨクヨ悩みやすい性格で、何かと不安になってはセルフヘルプ系の本を読んだりして弱い自分を鼓舞していたのですが、
やっぱり自分を根本から変えたい!と一念発起して話題のマインドフルネスを始めたところ、以前より明らかに精神的にタフになってきて効果に驚いています。
近年、米Googleなどの大手IT企業がこぞって採用しているメソッド”マインドフルネス”は、瞑想で自分の体や考え・感情の動きなどに「気づき」を与えることで脳の神経回路を強化していくという、とても科学的なメソッドです。
普段、毎日の生活の中で「呼吸」をいちいち意識することなんてありません。
今息を吸っている、息が気管を通って肺に入った…息を吐いている…と「当たり前」の動作を流れの一つ一つを「気づいていく」ことでマインドフルネスのベースである「気づきの力」が養われていくことでしだいに考え方が変わっていき、それによって様々な認知機能が向上することが分かっています。
私も超自己流で始めたマインドフルネスでしたが、続けていたら3ヶ月〜4ヶ月ほどで精神的に落ち込まなくなり、何より以前と「考え方のクセ」が変わったことで建設的な考え方ができるようになったのに一番驚きました。
マインドフルネスは実際にやってみないとその効果は分からないので、ぜひ本などを買って初めてみることをオススメします。
いつも読んで下さってありがとうございます。