こんにちは。Bliss(@Bliss_Blink)です。
私たちはPCやスマホを見ない日はないぐらい目を酷使している生活を送っています。
かく言う私も仕事中や帰宅後のプライベートでもパソコンを眺める毎日なので
疲れ目問題とは切っても切れない生活で色々なアイケアを試したりしてきました。
特にこの時期の冬場の乾燥も加わって一気に目のトラブルが噴出した私の目。
午後になると起こる目のゴロゴロ感や「目のかすみ」が取れなくなり、気になったので眼科へ行って来ました。
眼科で自分の目を診てもらうのは実に20年ぶり!
(「老眼」とか言われたらどうしよう・・世の中では若い世代に「スマホ老眼」なんて症状が出ているとも言うし、私もスマホ老眼ですなんて言われたらどうする!?)
今まで目元の健康に気を配ってこなかった自分を責めつつ、どんな結果にも受け入れるぞと勇気を出して眼科の門を叩きます。
ドライアイを促進させるマイボーム腺のつまり?
眼科では先生の問診の後、早速検査をすることになりました。
電気を落とし専用の検査機に顔を置き、特殊な目薬と光で目の周りのトラブルを炙り出します。
その結果マイボーム腺と言う目の皮脂腺が詰まっていることが分かりました。
「マイボーム腺??」
聞きなれないその「マイボーム腺」の正体とは一体何なのでしょう。
先生曰く、マイボーム腺とはまつ毛の付け根に存在している「皮脂腺」のことで、眼球の表面が乾かないよう皮脂を出し涙の蒸発を防ぐ働きをしている器官だと画像を使って丁寧に説明していただきました。
初めて聞いたマイボーム腺の存在。目を乾燥から守る働きをしている大切な器官なのになぜか今まで耳にしたことがありませんでした。
↓ちょっと下手イラストですがマイボーム腺はここにあるそう。
マイボーム腺が詰まっていわゆる目詰まりを起こすと目の表面に皮脂が供給されにくくなり涙の蒸発が促進=目が乾くドライアイに直結するとのこと。
まぶたの上下合わせて50個ぐらいあり、しかも毛穴のように繊細で小さい器官なのでちょっとしたことで詰まりを起こすそう。
5.ドライアイを防ぐマイボーム腺 | コンタクトレンズと目のお化粧—健康で美しい目を守るには— | 目についての健康情報 | 公益社団法人 日本眼科医会
ヤバイ。詰まらせている場合じゃない。
一刻も早く詰まりを取らなければ・・。目までカピカピの干物女になってしまうと謎の集約感にかられつつ、ここで一つ疑問が湧いてきました。
何もしていないのになぜマイボーム腺が詰まってしまうのでしょうか。
詰まる原因は落としきれないアイメイク?
先生はマイボーム腺が詰まりやすくなってしまう原因の一つに女性には欠かせないメイクがあるとおっしゃいました。
特にアイメイク!普段アイメイクをしている人は要注意です。
え〜!そうしたら世の中の女性ほとんど何かしらのアイメイクしているからダメと言うこと!?と焦る私。
しかし先生はアイメイクの仕方にあるとおっしゃいます。
✔︎ アイメイクをちゃんと落としきれていない
✔︎ 目のキワギリギリまでアイメイクをしている
✔︎ 目の周りの汚れが落としきれていない
あららら。何気なくしていたことがかえってマイボーム腺を詰まらせていたとは・・。
アイメイクをしっかり落としきらないまま布団に入っていませんか?
私もメイクを落としてお風呂から出た後、目元がうっすら黒いまま(!)だったりして、そんな小さなメイク汚れがまつ毛の根元、マイボーム腺の周りに蓄積していき詰まらせる原因になると考えられます。
特に皮脂線が活発な私は夏場はまぶたまでテカるほどの油田持ちなせいもあって、皮脂が詰まりやすいのかもしれません。
マスカラの使用やまつ毛の生え際ギリギリまでアイラインを入れたりと、確かにマイボーム腺詰まりまっしぐらな生活を送っていました。
これは改善せねば!
✔︎ アイメイクはちゃんと落とす!
✔︎ 目のキワギリギリまでアイメイクをしない
✔︎ 皮脂の多い人は洗顔フォームも使って目元を清潔に!
✔︎ ホットタオルで脂を柔らかくして詰まりを防ぐ
まつ毛とまつ毛の間を埋め込むようなアイラインやアイメイクを避けたり、アイメイク専用のリムーバーでしっかりとメイクをオフしてあげる。
メイクをちゃんと落とす。クレンジングはしっかりやることが肝心ですね。
私もつい面倒でクレンジングリキッドで拭き取るついでに目元もちゃちゃっと・・なんてやり方だったので改善しないと。
まつ毛の間に埋まったアイラインなどは綿棒などでしっかりオフ。先生は
また、アイメイク以外にも意外に盲点なのが「アイクリーム」の存在ではないでしょうか。
こってり油分の多いテクスチャーのアイクリームはつい良かれと思ってまぶたのキワのギリギリまで塗ってしまうもの。これもマイボーム腺を詰まらせちゃいそうです。
アイクリームなどもまつ毛に当たらないように塗ることで避けられるかもしれません。
肉眼でわずかに見えるか見えないかの毛穴のような皮脂腺ですから、当然些細なことで詰まりを起こしやすい訳で、、女性は特にマイボーム腺をあえて詰まらせるようなことを日常的にしちゃってますね・・。
先生によると定期的にホットタオルを目に当てることで目の疲れを取ると同時に、マイボーム腺から出る皮脂を柔らかくして流れやすくする働きも期待できるとのこと。
硬〜いフェイスクリームも手のひらの上で温めると柔らかく伸びが良くなるのと原理は一緒ですね。
疲れを取るためのホットタオルには目の潤いを保つためにも効果的だったとは知りませんでした。
↓家に帰ってすぐに先日買ったレンジで温めるタイプのアイマスクを使ったのは言うまでもありません。
眼科からは目のピント調整を助ける目薬「ビタコバール」を処方してもらいました。
赤い目薬ですが市販の目薬にあるような爽快感がないので使いやすいですね。
成分を調べてみるとシアノコバラミン(ビタミンB12)が主成分とのこと。眼科の目薬ってシンプル。
しばらく様子を見てみます。
ちなみに、今回は視力検査や機械を使っての眼圧検査(緑内障の検査)なども一緒に受けてきました。
パソコン仕事をしてン十年。視力の低下は確実かと思われた私の目ですが、意外にも両目とも「視力1.5」とまずまずの好成績を弾き出し、しばらくメガネのお世話にはならなくて済みそうです。
もっと目の健康に気を配らなくては!と身が引き締まる思いで眼科を後にしました。
目の疲れは我慢しないでぜひ眼科へ!
眼科を受診する前までは、こんなことで診てもらって良いのだろうかと遠慮がちだったのですが、そんな不安は吹っ飛びました。
思い切って行って良かったです。
PCやスマホにどっぷりの生活で「ドライアイ」はまさに現代病。目を毎日当たり前に酷使している割には「しっかり見える」ありがたみを知らなすぎるんです。
目ってちょっとやそっと使いすぎたら目薬さして寝ていれば治ると軽んじられている原因もここにあると考えます。
また視力は一度悪くすると回復がなかなか難しいとも言われているからこそ、予防の面からも定期的に眼科で目をチェックしていきたいですね。
デスクワークで目を酷使している人は特に異変を感じたら必ず眼科を受診してくださいね。
目元美人は健康な「瞳」から始まりますから。
ではでは。
また、目の異変を感じたら自己判断せず必ず医師の診断を受けてください。