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パクる人の心理って?パクられた経験からパクリ魔の頭の中を推測!


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こんにちは。Bliss(@Bliss_Blink)です。

学校や会社の人から真似をされたりパクられたことはありますか?

私は最近、ある「パクリ魔」の先輩に手を焼いています。

仕事上のアイディアなどを丸パクされた上に「私の手柄よ」と言わんばかりに上司から評価され、ちゃっかり自分の評価をアップさせたりとやりたい放題。

仕事のアイディアから仕事の段取りまで地味にパクられてしまいます。

こちらが労力を費やして独学で習得したものを「コレいいな!ちょうだい!」とパクッとかっさらっていく・・。

お返しに何かをしてもらうといった見返りはありません。

パクられる側はやり場のない怒りと混乱で確実にメンタルを磨り減らしていきます。

あ〜ムカツク〜!

その先輩は仮にAさんとします。

Aさんにはパクり行為や人のアイディアを横取りしている自覚はちっともなく、むしろケロッとしているので無自覚な状態にいらっしゃいます。

無自覚が一番の強敵です。

本当に無自覚なのか計算済なのかは読めないところがありますが、一貫して人のアイディアを自分の物にする姿勢は崩していません。

先輩である以上、「パクらないでもらえますかッ!」と鼻息荒く喰ってかかるわけにもいかず、(実際はビビリでできません・・)

かといって泣き寝入りするのも悔しいのでスルーもできずどうしたものかと悶々としていました。


となりの真似っ子・パクリ魔さん

人の真似をしたりパクる人の心理とは?

パクる人、真似する人って何を考えているのでしょう。

この手の人って小学校時代からクラスに一人や二人はいたはずなんですよね。

「○○ちゃんのバッグかわいいね!」そう褒められたかと思ったら、同じバッグ(またはワンランク上)を持ってきて「このバッグを見つけたの私!」と言わんばかりに見せびらかす子。

「○○ちゃんは保健係?じゃあ私も!」と持ち物から行動まで何かにつけて真似をしてくる子─。

社会に出ても真似っ子さんは生息しています。

どんな物が好きなんですか?どこのお店で買ったんですか?とさりげない質問攻めに合い、気がついたらその人は私と同じような恰好になっていて、

周りからも「あなたと○○さん似ているよね」と勘づかれてしまう─。

「○○さんに似ているんじゃなくてアイツが似せてきたんだよぉー!」と叫びたくなります。

そんな人いませんでしたか?

思い返してみればうんうん、いるいる。真似っ子さん。

ここまで露骨な真似はしないまでも、誰でも憧れの人に近づけるように努力して真似したり、「あの人のファッションいいな」と雑誌などのコーディネートを参考にしたり何かしらパクって生きています。

だからパクること自体は否定するつもりはありません。否定はしません。(だって私だってパクってるし笑)

あなたのことは何も見ていませんよ〜というそぶりを見せておきながら、さりげなく身近な人からアイディアを頂いてしかも同じ土俵で立たれてしまうと

「おいおいパクっといて何じゃ〜!」という気分にもなりますよね。

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▲「私たちって双子みたい!」女子って「双子コーデ」とか「お揃い」が好き。
友達の真似をすることでグループに入れることを小さい頃から自然と学んできた?

一定数いるこの「真似っ子さん」「パクリ魔さん」の気持ちをさぐっていくうちに、これらの人達には共通の傾向があると感じました。

彼らの気持ちになってみると「人を真似したい」意図が見えてきます。


パクる人の心理1:自分に自信がない

単刀直入に言ってしまえばパクってしまう心理はすべて自分の自信のなさから来ていると思っています。

先ほど述べたように、程度の差はあれ人は誰かを真似しながら生きているもの。

しかし自分に自信がないと周りを見渡して常に誰かをコピーしていないと気が気じゃない。

人の真似をすれば、人からアイディアをもらえば、「それ変なの!」と笑われることなく傷つかないので自尊心が保たれます。

パクったものでも「いいね!」と褒めてもらえたら舞い上がります。

例えそれが自分のアイディアじゃなかったとしても自尊心が満たされて快感を感じたらもうパクることを止めることができません。

自分を認めてもらえるんだったらプライドもへったくれもない!パクっちゃえ!となるわけです。

(現にAさんも私が考えたアイディアを丸パクされて上司から評価されてました・・ぐやじい)


パクる人の心理2:自分で思考したくない。めんどい

パクリ魔はゼロから物を作り出す作業が面倒なので避けたがります。しかも思考するのが苦手です。

理由は「めんどくさい。」以上!

あえてオリジナルを作るには大変な労力が必要ですからね。

時間もかかりますし入念な下調べも必要。

「デザイン」などのセンスが問われる作業を例に挙げますと、

一時期「オリンピックのロゴ」のパクリ問題が社会問題になりましたが、あのロゴ一つ取っても世に放たれる前には骨の折れる作業があるわけです。

まず「こんなロゴカッコいい!」と立案があって、ロゴの色の配色をあれこれ練ったりマーケティングを意識したり等々、

ゼロからポンっと新たなものをひねり出すために日々デザイナーさんは奮闘しているのだと思います。

(「アイディア力」とか思考法の本とかメッチャ売れていますものね・・。)

そんなものはすっとばして、誰かの作った者にチャチャッと自分のオリジナルをのせてそれっぽく見せれば何とかなります。

頭も使わないし思案する必要もない。労力もかからないし何よりお金もかかりません。

身近なパクリ魔はこんな心境なはずです。

「このアイディアとかよく知らないしでも何かよさげだし・・パクっちゃおっと」

先のパクリ魔ことAさんの話に戻ります。

Aさんは仕事中、分からないことがあってもパソコンで調べようとしません。

「ねえ。これってどうやるの?」「○○の良いサービス教えて」と周りに聞きまくる、ネットで嫌われるいわゆる「教えてちゃん」です。

仕事で使うネットサービスなどの知識も調べようとせず(ほぼ私が教えてました)人に聞いたり真似することで完結してしまう。

自分の知識量に自信がなかったら、せめて休みの日にふらっと本屋や図書館に行って仕事関係の本を手に取ったら良いのに。

今はビジネス書に見えないようなオシャレな装丁の本がたくさんあるのに、Aさんはそんなことは興味ないようです。

私は真似する人・パクる人は共通して「手っ取り早く美味しい思いをしたい」という意識が働いているような気がします。

新しい事を始めても三日坊主になりがちで、長い時間をかけて成果を上げていくことが苦手なんじゃないかな。

↓↓↓↓ここからは「独断と偏見」なので聞き流してください。

パクリ魔は「私はこう!」という自分軸がないので昨日と言っていることが違ったりします。

何でも分かり易いものが好きなので、その裏にある背景とか「なぜそうなったのか」という意図を汲み取ることができません。

何事もうわべだけかすめ取って知った気になるミーハー(言い方古いか)なので、何でそれが好きなの?と聞かれても答えることが出来ません。よってオタク気質ではありません。

だから一つの分野を突き詰めて極めるってこともないんでしょう。


パクる人の心理2:そのくせ人から認められたい

真似っ子・パクリ魔は人から認めて欲しくてしかたありません。自分をよく見られたいんです。

「いいね!」が欲しくてSNSで背伸びした写真を撮ってしまう人、手当たり次第インスタグラムなどにあげて「いいね!」をもらおうとする人─

人から認めてもらいたいという要求を最近では「承認要求」なんて言葉を使っていますが、パクリ魔も少なからず承認要求が高い人達だと思います。

人のアイディアをパクってでも自分の自尊心を高めて守りたい。

根底には自分に自信がないから認めてもらえない。でも認められたい!という強いジレンマがあるのだと思います。


パクる人の心理3:でもカメレオン能力がある

パクり魔って人の長所を見極めてなおかつそれを自分に取入れることがきるカメレオン能力があると思います。

パクる才能に長けているのは評価すべき所だと思います。嫌味じゃなく本当にそう思います。

パクるって才能です。なぜなら人って誰かの真似をしようと思っても上手く真似したりパクれないものなんです。

これは「パクったら悪いな」という罪悪感のことを言っているのではなくパクる対象を一瞬で察知できる「観察眼」の話になります。

「あの人のしぐさいいな!」「あのアイディアいいな!」パクる人は相手の良い所を瞬時に察知してそれを自分のものにする優れているんです。

新たに何か新しいものを生み出すことは出来ませんが、誰かが作ったものを模倣して上手に自分の一部にすることができるということ。

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▲真似っ子・パクリ魔は持ち前のカメレオン能力ですばやく相手を模倣し、自分のものとして発揮します。
それ、何かに生かせば良いのに。

これって才能です。

真似なんか誰だってできる!という人は試しにこんな人になりたいな〜と思う芸能人の真似をしてみると、そんなにカンタンにコピーが出来ないことが分かります。

あの芸能人はどんな髪型でどんな考え方をしてどんな趣味があって・・・

憧れの人を真似しようと思っても何から真似ていいのか分からいですよね?

真似したい!と思ってもそれをいかにして自分に取入れかが難しい。

パクる人はこの「真似する作業」を何の苦もなく(時にカタルシスを感じながら)やってのけます。


結論:パクリ魔と真っ向勝負はやめよう

ではもし、あなたのアイディアや真似されたりパクられたらどう対処したら良いんでしょう。

「パクらないで下さい!」と訴えたところで波風立ててややこしくなるだけで、自分の立場が危うくなったりすることにもつながるかもしれません。

パクリ魔をスルーして気にしないのが最良かもしれませんが、それが出来たら苦労しないですよね・・。

でもあえて真似っ子やパクリ魔と真っ向から対決しようとか打ち負かそうとかせず、自分が出来る最良の仕事をするのが得策かもしれません。

真似っ子やパクリ魔は「他人を真似すること」に罪悪感や抵抗感が一切ないので、自分が悪いと思っていないことを責められても「???」となるんじゃないでしょうか。

ビョーキなんです。

止めてと言ったところで一時的に落ち着くかもしれませんが、またあなたの行動を盗み見し始めてくるはずです。

「そういうビョーキの人なんだ」と受け入れて立ち振る舞いを考えてみると、

①ビョーキなので相手にしない
②パクリ魔に塩対応をする
③パクリ魔より良い仕事をして周りからの誤解を解く
④仕事に支障をきたすなら毅然と上司に報告!
⑤あなたの精神がやられる前に転職!

パクリ魔と闘わなくても解決策はたくさんありそうですね。

もし環境が許すならそんなモンスターが身近にいる職場なんて絶対風通しが悪いので転職した方がいいかもですけどね。

パクリ魔と闘って精神がボロボロになってしまうと心のリカバリーの時間は倍、いやそれ以上かかることもあります。

どうか一対一で勝負をせず、上手な立ち回りを選択することをおススメします。

健全な心の持ち主には健全な人が味方になってくれますから。

いつも読んで下さってありがとうございます。

ではでは。

↓↓文中のカメレオン素材はこちらからお借りしました。それにしてもこのカメレオン可愛すぎッ。
カメレオンのイラストレーター素材 | シルエットデザイン