こんにちは。Blissです。
そして今日はクリスマスイヴ🎄🎅
今年はクリスマスが週末に重なったのもあり、楽しい時間と「クリスマスに何をして良いのか分からない」私のような人も多いでしょう。
クリスマスには一年の振り返りとして『心のデトックス』するひとり時間を作ってみるのはいかがでしょうか。
仕事でストレスが溜まってきたなと感じたり、頭の中がいっぱいでフラストレーションが溜まる時、さみしい時、何か心がクサクサするような時、
私は積極的に心の調律をしています。
調律なんて偉そうですが、その方法は超簡単!!
ぼ〜〜っとすること!
は?それだけ?
と思うかもしれません。
でも実は効果絶大なこの手法、古代中国でもぼーっとすることの大切さを説いた有名な言葉を残しています。
積極的にぼ〜っとタイムを作る
古代中国の偉い人は、良いアイディアが浮かびやすい『場所』があると3つの場所を示しています。
それは、
という場所。
- 馬上・・馬にまたがっている時
現代に置き換えると、車を運転している時、電車バスでの通勤している時、チャリに乗っている時など - 枕上・・寝る前、朝起きた時
- 厠上・・厠の中、つまりトイレの中!
トイレタイムは絶好のぼーっとスポット!?
これら3つの場所にいる時ボ〜ッとしている時が多いので、そんな時こそ良いアイディアや解決策が思い浮かぶと考えられます。
さらに、何かクリエイティヴなことを閃きたい時などは『ヒラメキが生まれる3つの場所』もあるとか。
そこは、
三中:無我夢中・散歩中・入浴中
🎙無我夢中〜 散歩中〜 入浴中♫ I GOT YOU! ・・ラップではありません。
あーこれらは実体験としてなんとなく腑に落ちるんではないでしょうか。
アイディアに思い詰まったら散歩すると良く聞きますし、お風呂に入っている時にアイディアがひらめくのもアルキメデスが実証しています。
(古代ギリシャの科学者アルキメデスがお風呂に入ったところ、お湯が溢れるのを見てアルキメデスの原理を思いつき、「エウレカ!!」と叫んでそのまま全裸で街に繰り出した逸話は誰でも知ってますね)
無我夢中、これは何かスポーツで必死に汗を流していたりなど我を忘れて何かに没頭している時でしょうか。
必死にわーっと一気にジャーナリングでペンを走らせたあとに、ふと気づきを得たりとか、何か新しいことを思いついたりとかすることがあります。
無我夢中にして「我を忘れる」ことで一旦心にスペースが生まれる、そうするとそこに新たなアイディアの素がフッと生まれる、そんな感じなのでしょうか。
出かけてぼ〜っと出来るところを探す
いい景色を見つめながらぼ〜っとしてると、頭の中で良い変化が生まれて新しいアイディアが生まれてくる気がします。
私は暇を見つけると良い景色の見えそうな所に出かけて、景色を眺めてぼ〜っとする習慣を作っています。
通りに面したカフェの窓際のカウンター席などに座って、ただ行き交う人たちを遠目で眺めたり、
街なみを見下ろすことができる展望台なども良いですね。夜景が見えるところも良い。
ただ自然のままの景色が広がっている、そんなところもグッド。
ある時は一人ホテルに泊まり、そこで窓から景色を眺めて過ごすこともあります。
これを私は、
と名付け、一人内省して自分と向き合ったり、創作をする時間を作っています。
そしてこのぼ〜っとしている間やってはいけないことが一つ。
それは暇だからとスマホやPCなどを見てしまうこと!
ぼ〜っとすることで頭が休息をしている時にスマホなどを触ってしまうとそこで遮断されて新たな情報がなだれ込んできてしまいます。
せっかく掃除して綺麗にしたところに、集めた生ゴミから紙ゴミまでを引っ張り出してきて再びザーッと広げてしまうようなもの。
出来るだけ何もせず、せいぜい読書するぐらいでぼ〜っとすることが肝心です。
ぼ〜っとしながら『デフォルトモードネットワーク』におまかせする
はたから見ても自分を客観的に見ても、ぼ〜っとしている間は文字通り何もしていないように見えますが、
脳の中枢にある、DMN(デフォルトモードネットワーク)という器官は、私たちがぼ〜っとしている時にこそ活発に動いて情報を処理しているようなんです。(デフォルトモードネットワーク、なんだか強そうな名前です)
このデフォルトモードネットワークが情報の統合をすることで、ぼ〜っとしている時に何か閃いたり、問題解決のアイディアが浮かんだりするのはそのせいかもしれません。
なのであえて、ぼ〜っとリトリートをする前に本を読んだり、勉強中の資料にガーッと目を通したりして沢山インプットをします。
ある程度ひと段落ついたらそこで資料や本、PCなどを一旦置いて手を止めて、ぼ〜っとする。
するとどうでしょう。
ふつふつと良いことが思い浮かんでくるんです。
何か良いアイディアを思いつきたいなら、一旦全て放ったらかして、PCやノートを置いて窓の外の雲を眺めながらぼ〜っとする時間を作った方が、かえって良いアイディアが浮かびそうです。
『ジャーナリング』で頭の中を洗濯する
ジャーナリングの本はたくさん出ていますが、私の言うジャーナリングは、決められた時間内でひたすら頭の中の事象を言語化することを意味します。
ようはひたすら思っていること思いついたことを書きなぐるってな感じで、ノートでもチラシの裏でも、ひたすらペンを走らせ、今感じていることを書き出します。
少ない力で紙の上にスラスラと書けるものならなんでもOK。普段使っているボールペン・鉛筆などがオススメ。私は最終的にシャーペンに落ち着きました。
③タイマーが鳴ったら終了。キリの良いところでペンを止めて、今書いてきたことを見返してみよう。
④フィードバックをしてみよう。書いたものを見つめてみて、何か気づきがあるだろうか?思ってもみなかったことが書かれていないだろうか?見返してみてどんな風に感じたか下に付け足して書いてみよう。
書きまくることで一種の迷走状態というかフロー状態に入ります。
それはまさに、上記にある、アイディアが浮かぶ”三中”の中の「無我夢中」状態。
そうなると不思議と普段意識することのない潜在意識から想念が泡のようにふわっと表面に上がってくることもしばしばで、
後で注意深く読み返してみると、自分の考えと正反対のことや、普段考えも及ばないようなアイディアがノートに書かれていたりしてビックリすることがあります。
この潜在意識から上がってきた想念をヒントに、大きなフィードバックを得られるでしょう。
ぜひ、これは読むだけじゃなくて、自分でやってみて体感しないと分からないのでジャーナリングやって習慣にしてみてください。
書き出す上でやってはいけないこと
書き出す上でやってはいけない、邪魔をしてしまうことがあります。
それはペンを止めて書こうかやめようかと悩むこと。
思い浮かんだ事は、一つ残らず全て書くべし。
大事な事なのでもう一度言います。
私たちって何か書こうとすると、子供の頃学校で書いた「作文」のルールが邪魔をするんですよね。
これ書いたほうがいいかな?止めようかな?こんな事書いたら恥ずかしいなと、頭の中で選別して書くことに躊躇いを感じる。
書きながらも字が間違っていないだろうかとか、漢字が合っているだろうかとか。えまって文章丘おかしくない??私の字、汚すぎ…とか。
そんなの一切忘れて、頭の中の一切合切を書き殴ること!
ためらうな、書け!!です。
私はよくジャーナリングやっていると意識が逸れることがありますが、それでもOK。
それも全〜部書きます。
(お腹空いたなあ、ケーキ食べたいなあ。)・・これも書く!
(ジャーナリングやりたくないな、早く終わらないかな。) ・・なんて思いつきも書く!
(どうしよう。書くことがない。えまって全然ない。)・・これも書く!
書くことがないなら、書くことがない書くことがないないないない・・と次の想念が思い浮かぶまで書き続けます。
つまりペンを止めないことなんですね。
寒い中、衣一枚で滝に打たれる「滝行」って修行がありますが、あんな感じで、この場合のジャーナリングは、「作文」や「論文」ではありません。
頭の中にドドドド!!!と溢れてくるイメージや言葉を全てノートに出していく作業、と捉えるとやりやすいと思います。
書き終わったあと、ふと頭が空っぽになり、空白になっているのが実感できるはずです。
その感覚を大事にしてしばらく過ごすとその空白に新しいアイディアが浮かんできます。
ぼ〜っとしたかと思ったら一気にペンを走らせたり、こうやって頭の中を洗濯してあげることで、次の発想やアイディアが生まれるために良いスペースを作ってあげませんか。
クリスマス寒波で年末も非常〜に冷え込みそうです。
どうぞ暖かくしてお出かけください。
ではでは。