こんにちは。Bliss(@Bliss_Blink)です。
今日は娘の中学の入学式でした。
あの年代っていいなぁ。
何もかも一生懸命でひたむきで、
ツルンと感情がむき出しだから何でも全力投球なあの時期。
いつしか背伸びしてイキがるあの時期を「中二病」と呼んで
笑うようになったが、あの「中二病」なんて言葉、大っ嫌いだ。
あんな言葉を中学生が使って斜に構えちゃダメだ。
中学生はもうひたすら中二病にかまけて痛い思いをするべきで、
どんどん失敗するべきだと思う。
当然犯罪や非行に走ったりすることはやめてほしいが、
やりたいことは大人に頭を下げてでもやってほしいと思う。
失敗はいけないこと?
失敗してはいけない、間違えてはいけない、
得意なところより苦手なところを伸ばしましょう。
どうも学校教育の原型はネガティヴベースだなと感じる。
大人の私たちも必要以上に失敗を恐れてしまうのは
ずっと育ってきた学校の教育のあり方にあったんじゃないかと思うのはちょっと言い過ぎだろうか。
「失敗は恐れるな、やっちゃえ!」
「とりあえずやってみろ!」
そう言ってくれる先生は誰もいなかった。
大きな声出は言えないが、失敗されては評価に影響することを心配する先生の保身のためでもあるんだろうけど、
失敗を恐れるな!と言ってくれる先生が一人でも、
学校にいてくれてもいいんじゃないだろうか。
どうして先生は子どもに失敗をさせないんだろう。
たとえやってみたけどダメでした!であってもしっかりフォローしてもらえれば
子どもは失敗しても全然怖くないことに気づく。
その一貫の流れだって立派な経験だと思うのに。
今の子たちは、きっと自分のテリトリーの中から出ず、
角がないツルンとした性格の生徒ばかりなんだろうか。
中学生のうしろ姿を見てそんなことを思う。
育児は減点法ではなくて加点法
85点のテストの点数を取ったら
「85点も点数を取った!」と言えるか、
「85点しか取れなかった・・」と言ってしまうか。
これだけの言い方が子どもの学習力に強く影響してしまうと聞いて驚いてる。
私たちがやってしまいがちな減点法だ。
Blissも実は後者だった。
「なぜ100点取れなかったのか」
「どこの学習が足りなかったのが」
足りないところに目を向けてしまったせいか、
娘から「私はどうせおバカだから〜」という言葉が出てきて、ハッとさせられた。
この減点法の考え方は哀しいほど私たちの中で根強く残っている。
「私はまだまだ足りない」
「もっと幸せになりたい、もっともっと」
大人になっても翻弄され続ける、あの足りない病の出来上がりだ。
コインには必ず表裏があるように、
一見悪く捉えられる物事にも必ず良い面が存在している。
これからは加点法で見てあげよう。
これからは良い面を見る習慣をつけよう。
「85点”も”取れた!」
いい所をどんどん目を向けてあげよう。
自信がつけば好循環となって相対的に苦手なところも克服されていく。
このパラドックスに気づくまでエライ時間がかかってしまいました。
そんな4月。
新入生のみなさん、入学おめでとうございます。