ここ1〜2週間で本田健さんの本を色々読みまくっているんですが、
特に図解 自分の才能の見つけ方はスラスラ読めてワークシートのように自分のやりたいことを洗い出す事が出来て
何度も読み返しては新たな気づきを得ています。
本田健さんの「才能」「やりたいこと」に対する考え方は、私たちの「才能」に対する一般的なイメージのそれとは全く異なるものでした。
主張は一貫して、才能なんて決して一部の人に与えられた特別なものではなく誰にでもあるものであると強調します。
おかげで私の「才能」という言葉に抱いていた勝手なイメージが気持ちいいくらい崩れてしまいました。
自分の才能探しについての過去記事はこちら。
一見ネガティブなところに才能が隠されている?
たとえば叱られたこと
うちの娘はのんびり天真爛漫な、女版のび太君。
宿題なんて絶対期限内に終わらずにいつも先生から怒られる。
親として最初は悩みまくり、学校の担任の先生に相談しては、
どうやって本人にヤル気を出させようか、はたまた、どうやって期限を守る事の大切さを伝えようかと躍起になった事もあります。
この子は「やりたくない事は死んでもやらない」を徹底している感じで、これはもう才能としか言いようがない。😩
こんな世間的にはダメとされている事に実は大きな才能が隠れていると本田氏は主張します。
chapter4:才能を発見する道はネガティヴな方向にある より
短所もれっきとした才能であるという考え方は、日本ではありえない考え方ですよね。
発想が欧米的でこういう考え方は嫌いじゃないです。
私たちは小さい頃から短所は直すべきところ、良くないものと教えられて時には矯正されてきました。
「あなたのその飽きっぽいところが最高だね!」なんて言ってくれた先生なんて皆無ですし、(今でもいない)
長所を挙げろと言われても数えるくらいしか出てこないけど、短所を挙げろと言われたら100個くらいでてくるはず。
短所なんて誰でもありますからw
そこには大きな才能開花のカギが隠されているんですね。これは初耳。
ちなみに私も短所を挙げたらキリがないほどですけど
「トロい」「仕事出来ない」「要領が悪い」「物覚えが悪い」などの一見短所と言える要素にも
たとえば言われて「頭が真っ白」になること
それはあなたの才能である可能性が高いのです。
chapter4:才能を発見する道はネガティヴな方向にある より
どういうことかと申しますと、例えば、
あなたが数日かけてやっと仕上げた課題のレポートがあるとします。
「このレポートすごく上手にまとめてあるけど、どうやったらこんな良いレポートが書けるの😮??すごい!ねえ書き方を教えて〜っ!」と褒められたらどう感じるでしょうか。
あなたは意表を突かれて思わずポカーンとしてしまうのではないでしょうか。
人はその通りのことを指摘されると頭が真っ白になるようにできているそうです。
つまりこの場合、実はあなたに文書を上手にまとめる能力がある。
誰かに意外なことを褒められてきょとんとしてしまったとき、
自分に当てはまらないから頭が真っ白になるんじゃなくて、
自分に当てはまっているから頭が真っ白になるんだったんですね。
意外なことを褒められて、何で褒められたかわからずキョトンとしてしまったことありませんか?
たとえば他人のスゴさを見て落ち込んだ時
落ち込むことの周辺で才能が見つかることのあります。
chapter4:才能を発見する道はネガティヴな方向にある より
これはあるある。
落ち込むことなんてしょっちゅうありますね。
そう言われてみれば、音楽や芸術の分野で大活躍している世界的な有名人だって、
他人の優れた作品を見て凹んだり嫉妬しまくったというエピソードは枚挙にいとまがないほどですし、
天才と言われる人ほど一度は凹んでボロボロになっている印象がある。
才能は物の見方一つで見つかる
才能は一部の人に与えられた特別なチカラではない、見方ひとつ変えればでこれだけ「特技」や「強み」が浮き彫りになってくるのです。
ある方向からは「短所」に見えることも、場所が変われば「長所」になる。
だから「いえいえ、私には才能はない」は嘘ということになります。
最後に、あなたの周りの人ほどあなたの才能を知っていますので、第三者に「私の良いところは?」と聞いてみるといいかも。
両親や兄弟、旦那さんや奥さんや親友など、あなたを良く知る人ほど知っていますよ🤗
気づかなかった良いところを知っているはずです。
いつも読んで下さってありがとうございます。