テキトーエレガンス

テキトーでも人生うまくいく!

【妥協は魔境】迷ったら◯◯な方!


久々登場ペンギンさん。名はまだない。

海外ではクリスマスに七面鳥と甘いソースをかけて食べるのが主流で、ケーキとKFCのフライドチキンを食べる日本の習慣を海外の人に話すと笑われる。(実体験)

嘘か本当か、在日米軍の隊員が日本では手に入らない七面鳥の代わりにフライドチキンで代用したことが始まりだそうで。

もし海外で笑われたときにとっておきの名言を。

叩かれたからといって、へこんでしまうことはないわ。あれだけ叩いて卵を泡立ててもケーキは膨らむもの。
──── メアリ・ジョンストン(イギリスの女性ピアニスト)

こんにちは。BlissBliss⋆*@テキトーでもうまくいくです。


多分バーボンか何かのお酒のCMだったと思うのだが、

流れていたCMのキャッチフレーズになぜか心にズキューンと刺さり、スマホのメモに忘れないように書き留めておいた言葉がある。

それは、

「 迷ったらときめくほうへ」

と短い一言。

文字通り、迷った時は自分がワクワクしたりトキメく方を選ぼうよ、ってことを端的に言い表しているが、強いメッセージ力のある言葉だと感じた。

何かの選択に迫られたとき、自分にとって得かそうでないかで選んでしまったり、値段が安いか高いかなどもそうだし、自分の好き嫌いを無視して普段どれだけ妥協をして選んでいるかってことに気付かされる。

目の前の選択肢で迷っている時は、頭の中ではこれはアリかナシかと熾烈な攻防戦が繰り広げられているに違いない。

こっちにしたらこんなメリットがあって… こっちにしたらこんなメリットがあって…

選択肢の中からなるべくベストな選択を選ぼうとするのだが、その工程は単純なものではなく、選択を邪魔する理由が入ってきたりして、余計に迷って優柔不断になってしまい、ドツボにハマってしまったことはあるだろう。

本心はこっちが良いのに、それを邪魔する『選択を迷わすどうでもいい理由』を集めてみた。

・こっちの方が値段が安いから
・旦那がこっちだと言うから
・無難だから
・家から近いから(遠いから)
・このぐらいで良いから
・私にはふさわしくないから
・目立ちたくないから
・手入れが大変だから
・流行っているから
・好きなブランドだから

(・・・いざ妥協した例をたくさん出そうと思ったら案外出てこない。普段何かに迷う時にはもっと理由がいくらでも出てくるのに、こういうときに限ってシレッと出てこない。)

他にもいろいろな『迷い要素』はあると思うが、値段で決めることに関しては誰でもやってることだ。

後付けの理由を引き出して買ったものは、無意識のうちに「妥協して買ったもの」としてレッテルを貼られてしまい、ことあるごとに「妥協したバッグ」「妥協した旅行」「妥協した…」になってしまう。

それなりに満足するかもしれないが、妥協して買ったものは後から買った「本当にときめいて買ったもの」に1秒で負ける。

後出しジャンケンに負けるのだ。

妥協して買ったものは愛着が湧きにくかったりして、手放すのも躊躇なくできてしまうのでその手のものはメルカリ行きになるのが目に見えている。

そんな妥協するんだったら最初から妥協して買わない方がましだ。

そんな時こそ『迷ったらときめくほうへ』を思い出そう。

何か買い物をするなら、ときめくなら買う。それでも迷ったら買わない!と決めておくと、どうでも良いものが周りに増えなくなるのでオススメだ。

自分で選んだ方は失敗しても後悔はしない。

『ときめくほう』を選んで失敗することもあるかもしれない。

自分が好きで選んだことなので、失敗してもすぐ立ち直ることができる。

妥協して選んで結果として失敗するのと、自分で好きで納得して選んで失敗するのでは、失敗したときのダメージが全然違う。

妥協したところでやっぱりあっちが良かったと思うし、妥協してしまったとモヤモヤ感はしばらくの間頭の隅に残って心を蝕んでしまうのだ。

さらに、どっちを選んでも大した差ではない証拠に、ちょっと値段が高くても心から自分が欲しい方を選べば、後になってその値段分ちゃんと帰ってくる。

物質的にお金として自分のもとへ帰ってくることもあるし、きちんと自分の欲しいものを手に入れたことで、それを使う上での便利さや快適さ満足感などで心が満たされ、安いからと妥協して買ったときとの差はそのうち埋まるようになっている。

何かを選ぶたびに自分の気持ちを押し殺して妥協ばかりしていると、本当は自分は何が欲しいのか何が好きなのかが分からなくなってしまう。

自分が好きだと思っていたものが、実は誰かが好きだと言っていたものを勝手に自分も好きだと思い込んでいたり。

妥協の積み重ねのまま、私ぐらいの”イイ歳”になってしまうと悲しすぎる。

自分のアイデンティティが消え失せ、自分は何をしたいのか全く分からず、誰かのために生きている自分。それもアリだが、誰かはあなたの人生の責任を取ってくれるわけではない。

日本人はなまじ周りの意見に同調して空気を読んだり他人を慮るスキルがあるので、小さい頃から妥協する癖が身について離れないように思う。

私もすぐ他人に流されるタイプなので、何かを決めるたびに選択を自分側に持っていくことで少しずつ変えていき、今では自分の好きなことやときめくことを第一に考えることが習慣化している。

もちろん他人の意見も耳を傾ける必要はあるが、ただ周りに流されるのではなく、「自分が選んだ」と意識するだけで全然違ってくる。

他人の意見に対して、”自分で”その意見を聞き入れたか、だ。

だからちゃんと『自分が』ときめくか、ワクワクするか好きかで選ぶ習慣に切り替えよう。

誰のためでもない。自分のためだ。

ときめく方を選んで自分に帰るトレーニングをしよう!

「ときめくほうを選ぶ」ということは、この自分の自分軸に戻るトレーニングだ。

これは何も大きな選択をする際に実行するようなものじゃなく、コンビニで『プレミアムロールケーキ』を買うか『白玉あずき』を買うかでも良い。ときめいた方を買っちゃえ!ってことだ。

取るに足らないような小さい選択をする場面ほど、妥協グセが染み付いているのでそんな時こそ矯正する良いチャンスだと心得てときめく方を選んじゃえば良い。

不思議なもので、自分が心地よいと思った方を選択していると、周りがいつしか自分の好きなもので囲まれていることに気づく。

これやりたい、あれやってみたいと自分の好きな気持ちに従っていると、知識が増え、知見が広がる。知見が広がると広い視点から物事を見られるようになり、賢くなったことでもっと選択がしやすくなるはずだ。

そうするともっとハッピーになる。ときめくものを選ぶ、さらにハッピーになるという雪だるま方式で気がついたらいつの間にか自分がとても成長して満たされた人生を歩んでいるはずだ。

少なくとも私の周りは自分が好きなもので囲まれていて、これ嫌だとか感じるものはない。結構満足している。

ときめいちゃったらオリャッ!と飛び込んじゃえばいい。大丈夫。後悔するどころかもっと良いことが待っているから。

なので、キーワードは『ときめくほう』だ!

目の前にあるそれはときめくだろうか?