何かと便利な王道百円ショップ「ダイソー」ですが、中でもコスメ商品は展開も多く多くの人に支持されています。
でもさすがに「ダイソーコスメは30代にはちょっと若すぎるかな・・。」というラインナップだったりします。
流行りのリップクレヨンやアイカラーはキュンキュンするようなビビッドな色出しが多く、
オトナ世代はコスメコーナーはスルーだったりします。(でもネイルは見ちゃったりして)
若い女子向けのダイソーコスメでもこれはオトナでも使えるのでは?と確信した商品があります。
それがエスポルールシリーズのアイライナー。
このアイライナーがかなり優秀だったので商品レビューや感想をしてみたいと思います。
いや、ホント。これすごい!
期待しないで買ったらまさかのお値段以上の働きをするアイライナーだったので、
千円以上するアイライナーの価値がよく分からなくなってきました。
俗にいう「コスパ最高」ってやつですね!
では見てみます。
エスポルールアイライナーはコスパもモチも◎
さて【200円アイライナー】ことエスポルールアイライナーのパッケージはトップ画像のように過度なラッピングなどはされておらず、このまま立ててディスプレイ展示されていました。
(「日本製」とデカデカとPOPに描かれていました。)
安心と信頼の日本製。ほっとしますね。
以前プチプラの化粧品などは「OEM」と言って他のコスメと同じラインで製造されたものをプチプラとして製造していると某アナリストさんのブログで読んだことがあるので、
品質に関しては問題ないんじゃないかと。
ちなみに私はパーソナルカラーが「春(スプリング)」で、春タイプの人は一般的に明るく黄みのある色が似合うとされています。反対にブルーや灰色(グレイッシュ)がかった色、そして暗くて重厚感のある色が苦手と言われています。
ではまず肌に乗せてみます。
↓腕の内側にちょこちょこっと描いてみました。
描き心地はまあまあ良いと思います。というか問題ナシ。
この手のプチプラアイライナーって、ライナーの塗布量が一定じゃなくいきなりビシャッと出たり、
毛のコシが柔らかくて全然描けなかったりするのですが、
特に問題なくスルッと描けます。
1000円〜1500円の価格帯のアイラインに引けを劣らない感じで良さげですね。
↓では目元にラインを引いてみましょう。
クールでエッジの効いた【ブルー】
明るい黄み肌の私の目には【ブルー】はほのかな青みを感じる「ブルーブラック」に発色しました。
(アイラインがクッキリと全面に出ている気がしますが、実際はもっとなじんでます。)
パール成分や偏光メタリックなどの要素はなくセミマットな質感でカッコいい!
ピンク系のアイカラーパレットに合うアイライナーがなく持て余していたのですが、
ブルーと相性が良くぴったりでした。
定番のブラックアイライナーより目元の印象が優しいのにどこか“こなれて”見えるのがブルーの強みでしょうか。
イエローベースの私の肌の上だと【ブルー】はこんな感じで目元に力が出る感じです。
ピンク白肌さんにはもっとキレイにブルーが出ると予想。
アイライナーの色って結構瞳の色や顔立ちが影響したりもするので、私のように瞳の色が濃い人は案外ネイビーでも違和感なくいけるのかもしれません。
この写真ではちょっと濃いめですが、実際はなじんで違和感なくうっすらとクールな目元になれそう。
パーソナルカラーがブルーベース(夏・冬タイプ)の方ならブルーはグッとハマる色だと思いますよ!
なじみ度抜群!ヘビロテ化決定【ダークブラウン】
一方こちらは【ダークブラウン】ですね。
アイライナーの色展開としてすっかり定番化してきたブラウン。アイライナー売場では必ず黒×ブラウンの二色展開だったりします。
なんとエスポルールのブラウンは、明るめのライトブラウンと今回私が購入したダークブラウン二色あるんです!
私の瞳の色は黒々しているため、ライトブラウンだと馴染みすぎて埋もれてしてしまうという経験上(汗)、
濃いめにしっかりと発色するダークブラウンを購入しました。
【ブルー】に比べて目元が優しい印象になりました。
さすがイエローベースと相性抜群のブラウン。
私のまぶたはブラウン系でしたらだいたいしっくりくるのですが、
このダークブラウンは黒ほど塗ってます感が強くなく、適度な存在感があって使いやすいと実感しました。
こちらもツヤはなくセミマットな質感ですね。ナチュラルなのにちゃんとアイライナーとしての役目を果たしてくれます。
特に私は瞳の色が暗いのでダークブラウンと相性が良いみたいです。
うん、やっぱこの色だ!
ブラウンには実家に帰ってきたような安心感があります。(笑)
Q:アイライナーがブルーの場合アイカラーは何色がいいの?
A:グレー・ピンクなどの青みの色が合う
アイライナーがブルー(ネイビー系)の場合、アイカラーも青みのある色と相性抜群。
↓冬にはアイシーカラーと言われる淡く涼しげな色のアイカラーもいいですね。
口元は手持ちのリップにブルーグロスを乗せて青みを足してあげる事で統一感が出て尚良し◎ですね。
赤みの強いブラウン系、オレンジ系やゴールドなど「黄み」のあるアイカラーは避けた方がいいです。
Q:ライナーがブラウンの場合アイカラーは何色がいいの?
A:ブラウンやゴールドなどの黄みのある色が◎
これからの秋カラーにはブラウンライナーがしっくりきますね。
これからの季節に向けて、ブラウンアイライナーに合うアイカラーはやっぱりブラウン・ベージュ系全般またはゴールドなど。
↓黄みがあり温かみがある色が合いますね。
その反面、ブルー系やグレー系など「青み」のあるアイカラーとの相性は良くないので気をつけたいところ。
ブラックが合いにくい人こそ“ブラウン”
目元の印象が優しげな人はブラックアイライナーですと「アイラインしています感」が出てしまうのが悩みどころ。
そんな人こそブラウンやライトブラウンのアイライナーをおススメします。
それでも「アイラインしてます感」が出てしまう時はアイラインの作り方を工夫してみましょう。
瞳の上下にラインをちょこっと塗るだけでナチュラルに瞳を大きく印象的に見せる事が出来るので是非試して欲しいです。
↓↓↓アイラインの作り方ひとつで目の大きさが1.5倍になった時の話!↓↓↓
ブラウンでも強すぎる場合は【ライトブラウン】を
今回【ライトブラウン】は購入には至りませんでしたが、
ライトブラウンはごくごく薄めのナチュラルメイクをしたい人や、色白で瞳の色も薄くてブラックもブラウンも強すぎてしまう人などが普段使いできる色かな〜と思います。
特に色白な人だったらライトブラウンは透明感が出て似合うんじゃないかな〜。
いいな〜。
ちなみに以前マジョリカマジョルカの限定ブラウンマスカラを「透明感のある目元になれる!」と意気込んで買ったものの、
私のまつ毛がブラウンを見事に吸収してしまい、
付けているのかつけていないのかよく分からない=発色していないという事態になったので、それ以降「ライト」ブラウンには気をつけるようにしましたハイ。
パーソナルカラーがブルーベースの人もブラウンは鬼門で注意が必要です。
ブルーベースの人の目元にブラウンを使うと不調和を起こして「徹夜続きで疲れた人」になるそうです・・。
イエローベースの人が鬼門であるグレーを使って「殴られた人」になるのと一緒ですね。
色彩って不思議です。(まとめ!)
Q:でもすぐ落ちちゃうんでしょ?
A:にじみにくく持ちも◎!
ちなみにこのライナー汗や水に強いとのことで、それを証明するかのように真夏でも夕方までにじむことなくキレイに発色していました。
200円でここまでのモチを期待していたなかったのでちょっと感動スゴイ。
にじむことなくキレイにラインを保ったままだったのは驚きました。
しかし注意点として目尻が多少パンダ目になります。
特に私のような目尻が下がっているタイプの方、一重・奥二重の目ですとパンダ目になるときがあるかも。
でもこれも許容範囲で特に目元が際立って落ちるような事はありません。
また、公式では「お湯で落ちる」とありますが、ファンデやアイカラー、または皮脂と混ざり合うとお湯だけでは目元に残るので、メイククレンジングや目元用のリムーバーで落とした方がいいかもしれません。
洗浄力の弱いミルククレンジングだとガッツリと目元に残る気がします。
アラサー以降は目元の乾燥を防ぐ意味でもクレンジングとは別に、目元専用のアイメイクリムーバーできれいに拭き取ってからお顔全体のクレンジングをおススメしますね。
これ、ちょっと面倒ですが目元専用のリムーバーしているとしてないとでは乾燥度合いが違ってきます。
アイメイクを落とすときは間違っても目元をゴシゴシ擦らないでくださいね。
↓私が長年愛用しているアイメイクリムーバーはRMKのこれがオススメです。
RMKのリムーバーは大容量なので結構持ちますね。
(さっきからRMKばかり紹介していますね。別に回し者じゃありませんから安心してください・・)
惜しい!イマイチだったダイソーメイクグッズ番外編
エスポルールのアイライナーと一緒に買った【エスポルールプレストパウダー ラベンダーパール】のレポも書こうかと思っていたんですが、
これは「お値段通り」だったので却下すべきか悩みました・・。
↓ちなみに右側のこれです。
右側:今回同時に買った【エスポルールプレストパウダー ラベンダーパール】。それなりでした・・。
ラベンダーのプレストパウダーは以前、チャコットのラベンダーを使っていたときの印象が強く、
同じような透明感アップと補正効果を狙ったのですがそれはダイソーコスメには無理だったようです。(当たり前か)
(※エスポルールプレストパウダーのラベンダーパールも日本製です。)
ファンデを塗った後、手持ちのブラシやスポンジで薄く伸ばしてみたところ、
つけたては少し白く感じたので「こういうのって時間とともに馴染んでくるんだよね〜」とタカをくくっていましたら
時間の経過とともにパウダーの痕跡があとかたもなく消滅しました・・。き、消えた・・?
それなりの商品ということでプレストパウダーを切らしてしまった時のレスキュー商品として使えるかもしれません。
プチプラ史上究極のクオリティと名高い【キャンメイク マシュマロフィニッシュパウダー】の足下にも及ばない感じでした。
粉質はまあまあキメ細かくていいんだけどね・・。モチがイマイチでわざわ買う理由がない。
意外と使えるエスポルールアイライナー
以前は1000円以上のアイライナーを愛用していたのですが、エスポルールの200円アイライナーの使い心地が思いのほかよかったので
以前のアイライナーを買い続けるか揺らいでいます・・。
それくらい良い仕事をしてくれるアイライナーでしたよ。
なんといっても200円と激安なので全色揃える勢いで買い揃えてみようと思っています。
全色揃えても800円!ライナー1本分の値段ですし、私の中のコンプリートしたい欲がウズウズと沸き上がってきています。
ダイソーコスメでも遠目に見たところで「あれは安いアイライナー」とか「ハッ!・・あれはシャネルの20XX年AW限定モノに違いない・・」なんて
人間の目には安いか高いかなんて絶対見分けがつきません。
顔と顔の距離が30cmぐらいの距離でも相手の使っているアイライナーが安物かブランドかなんて見分けるのは至難の業。
物は使いようで、自分の似合う色を知っていて安物でも器用に使いこなせる人は実際の価格の何倍でも高く見せられるんじゃないかな。
これは服のセンスなどもそう。
ダイソーコスメだからこ手軽に試せて自分に似合う色を見つけていくことが可能なんじゃないでしょうか。
最近では日本製も増えている100均コスメ。あまり警戒せずに色々試してみると思わぬ掘り出し物が見つかるかもしれませんよ。
うむむ・・ダイソーの本気を見たり!
以上、ダイソー200円アイライナーの使用レポ&感想でした。