こんにちは。Bliss@走るINFPです。
流行は繰り返すと言いますが、最近若い女子のおしゃれを見ていて『懐っつ!!!(懐かしいの意味)』と思わず叫びたくなる懐かしファッションアイテムがすごく多く感じます。
これには理由があって、最近は90年代のリバイバルブームがきているのだとか。
『埼玉の109(イチマルキュー)』こと、大宮駅前にある『大宮アルシェ』のお店でも、所狭しと置かれている90年代服に懐かしさを感じさせる反面、今見るとやけに古臭く見えるデザインなのです。まさ流行りだったとは…。
デザインだったりして、懐かしさにウキウキしてしまいます。
懐かしさを抜きにしても90年代の独特の世界観が好きだと誰かに言いたくなる時があります。
そうです。バブルの落ち目なんだけど妙に浮かれていたあの時代。
一世を風靡したコギャルどもが好んだあの『109』の陰で、私のような陰キャが通っていたのは地元の駅前にありそうなショッピングモール。
日本各地にあるちょっと古びたショッピングモールなども調べてみると90年代に建てられたものが多く、当時のバブリー建築の流行をほんのり感じられたりして、良い感じの「いぶし銀」となってきた今、妙に心をくすぐるのです!
豪華絢爛&バブリー!な雰囲気の2トップショッピングモールはこれ。↓
池袋サンシャインとか、横浜ランドマークタワーもそうです。
↓特にランドマークタワーは贅を尽くした感じで宮殿のような装飾がマニアにはたまらない感じ。
90年代の近未来感を感じさせてくれる4代要素として「吹き抜け」「計算されて配置されたグリーン」「大理石チックな壁面」「噴水」はレトロ点高いのです!
池袋サンシャインシティ60とかも、80〜90年代の初めのショッピングモールの雰囲気を残しているんですよね。この辺のレンガ調の造りとか。
↓
サンシャインに入っているテナント店舗は当然新しくて今風ですが、ビル自体の骨組みや構造は何となく古臭さを感じるところが残っていて好きです。
本場である海外の巨大ショッピングモールなどもバブリーな造りを残していて「ザ・モール」って風格あります。
大理石調&メタルやガラス素材を多用していて、おしゃれだろ?オトナな空間だろ?とでも言いたげな装いをしています。高級感あるのにどこか無骨な力強さがあるんですね。
そうそう、昔「姉さん事件です。」のフレーズでおなじみ、『HOTEL』ってトレンディ・ドラマ覚えていますか?
そこの舞台となった「東京プラトンホテル(シェラトン)」も調度品の高級感もさることながら、ドラマに出てくるゴージャスな空間に子供ながらにかっこいいな〜と思ってました。
バブル期に乱立したプリンスホテルなどのホテルも時代に合わせて改装を重ねつつ、当時のバブリーな造りが残っていたりするので要チェックです。
ちなみにバブル時代までに建築されたビルと、今のビル。ある大きな違いがあるのですが…分かりますか?
建築基準法?耐震基準?まず見た目が違います。
今でこそビル全体が鏡のようにピッカピカで圧迫感を感じさせないビルが主流ですが、その前まではランドマークタワーのようなコンクリで覆う工法が最先端の造りだったと聞きます。
なので90年代ぐらいまでの古いビルは、パッと見ですごく無機質に見えます。まさに「コンクリートジャングル」って感じで。
あ〜言われてみれば確かに!と気づくかもしれません。
1991年に開業した東京都庁も、このコンクリ多めの見た目を残しています。(都庁見学ツアーがちょっとしたブームだったみたいで、当時「新都庁」とかもてはやされて、都民でもないのに遠足で都庁に行ったことある。)
冷たい都会の街の様相を「コンクリートジャングル」なんて例えがあるけど、それはもはや古いのかも。
都庁がある西新宿とかのビル群って2000年代ぐらいから変わらない雰囲気を残していて、あのへんを歩いていると、まさにコンクリートジャングルの真ん中になっているような感覚を覚えます。
いつからか、日本でも「サスティナブル」なんて意識改革が叫ばれたおかげで環境に悪い無駄な装飾をやめて、何でもシンプルなデザインに様変わり。
なのですっかり貴重な存在となってしまった「バブリー感ムンムン」のショッピングモールを見つけるとちょっと嬉しかったり…。
ではでは。