テキトーエレガンス

テキトーでも人生うまくいく!

子どもの思春期によくある暴言に心折れそうになったら。私なりの対策を上げる。


可愛い時期が過ぎ、必ずやってくる思春期。

自分が思春期だった頃を思い出してください。

親へ対してどんな感情を抱いていましたか?

おそらく「反抗期」を経た多くの人が親に対して否定的だったはずです。

(事実私もそうでした。)

反抗期の子どもは辛辣な言葉を親に浴びせます。

「くそババァ」「死ね!」「ウザい」「消えろ!」

この言葉以外にもネチネチと親の触れられたくないことをけなしたり、

逆に無視したり、収入の低い親を見下して面と向かって「ああはなりたくない」と言うお子さんもいるとか。

もう、この子達には

カチンときたら相手の思う壷。子どもを何とか変えようとしたない。

子どもはとにかく反抗したい。

反抗燃料を投下したいがために、親がハイと言えば「何でハイと言ったの?」と言い、

じゃあいいえと言えば「どうしていいえと言ったの!」という究極のダブルバインドを仕掛けてくるので

下手に抵抗すると子どもの思う壷です。

でもテキトーにあしらってはいけない

↓よくある親子の会話。

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▲「またかよめんどくせ〜」と子どもの反抗を回避したいがために投げやりな態度をとってしまうのはNG。
「子どもだと思ってテキトーに扱われた!」と脳内変換し、さらに火に油を注ぐことになる。

むやみに親の権威を振りかざしてはいけない

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▲ついにやってしまいがちなこの言い返し。子どもは「親の権威」に反抗しているワケですから、
親の権威を振りかざしたところでかえって逆効果です。
子どもからしたら「はぁ!?」のひと言に尽きます。

ついついやってしまいがちな返しじゃありませんか?

「ハイハイ。」なんて軽々しく言おうものなら

もう宣戦布告になって大変なことになります(笑

じゃあどう接したら良いんだと悩むところです。

子どもを「他人」だと思って接してみる

「思春期は正常に心が成長している証拠」

・・って言われるじゃないですか。

子育てハウツー本にも書かれています。

「スルー!放っておけ。」ということなんでしょう。

つまり「つける薬はありません。」そういうことです。

もうタチの悪い嵐だと思ってやり過ごしましょう。

Blissは子どもを「他人」だと思って接することにしています。

同じ屋根の下に暮らす他人。ルームメイトの親友、同居人。

そう思って接してみると、親子関係に押し込むことで無意識に子どもに押し付けてきた

「ねじれ」が見えてきます。

いかに私たちが「親」であることを無条件に振りかざし、

アイデンティティを持ち始めた子どもを頭ごなしに押さえつけてきたかわかります。

親友に「言うことを聞け!!」と強く言われたら誰でも「はぁ!?」となります。

親友に「俺に向かって何だその口は!!」と言われたくないし、

誰と遊びに行ったかだとかをとやかく口出しもされたくありません。

私たちは親は絶対的存在でエライものだと教えられて躾けられてきました。

実はこれが親子関係がこじれる原因だったりします。

心の奥底では、エライ親に対して子どもは言うことを聞くべきだと信じていますから。

当然子どもに対しての言動もベースに「親>>>子」になっているので

思春期はそれを敏感に感じ取るのでしょう。

www.tekitou-bliss.com

子どもはもう立派なアイデンティティを持っている

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北米やヨーロッパなどでは、産まれたその日から子どもと寝室を別にします。

Blissの娘も元夫の意向もあり「海外式」に別室のベビーベッドの上で寝かせてきました。

産まれた時から子どもを個人の「人」として尊重している海外ならではといったとこでしょうか。

親と子どもの上下関係を一旦忘れて、思春期の間だけでも子どもを「一人のミニ大人」だと思って接してみてはいかがでしょうか。

そう考えると自ずとどんな言葉をかけてあげればいいか、分かってきます。

もっと礼儀を持って声をかけてあげられるはず。

暴言についてはどうしたらいい?→受けてからスルーが鉄則

一番キツいのが子どもの暴言ですよね。

絶対言ってはいけないのは「なんて口の聞き方だ!」という

子どもが「親と子」の力関係を誇示してしまうので

かえって火に油を注ぐことになります。

ここはぐっとこらえて、一旦受け止めてからスルーするのがイチバンの得策。

「くそばばあ!」と言われても「こらこら。」「それはちょっと悲しいな〜」ぐらいに

抑えておいて説経たらしいことを言ったり親に対する暴言を責めない。

例えば暴言を吐いた相手が「他人」や「親友」だとしたらどうでしょうか。(それも嫌ですがw)

さっきのモヤモヤは幾分マシになるはずです。

「子どもは親の言うことを聞くべきだ」という観念が大前提にあるから

暴言を吐かれるといてもたってもいられないんです。

一旦そのルールを忘れた方がいいです。

ちゃんと聞いているよ、という態度を示した後に

話を変えたりするといいかもしれません。

親がちゃんと自分の話を聞いてくれている、と分かると

不思議と反抗がおさまったりするものです。

(※人に危害を加えたり迷惑行為などをしたらビシッと言うべきですので

話は別ですけどね。)


・・と私なりの対策を考えてみました。

反抗のしかたも千差万別。

当然マニュアル通りに一筋縄ではいかないものですが、

ずっと反抗しているわけじゃなくて、優しさを見せてくれるので

いい所をオーバーなくらい思いっきり褒めて伸ばしていけたらいいですね。

(といいつつ女の子はとにかく口が達者なので口ケンカは連敗中なんですけどね)

いつも読んで下さってありがとうございます。