週末、朝起きられず布団のなかでゴロゴロ。
そんな憂鬱な週末も時にはあります。
プチ閉塞感を癒したい時はぼ〜っと映画を観てみませんか?
行き詰まったココロのパイプをスッと通してくれる
カラッと癒される映画を3つ。
行き詰まったら映画を観よう。崖っぷち女子へ送る癒しのロードムービー3本
物語はバンに乗って
『リトル・ミス・サンシャイン』
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コメディ度:★★★★★
スッキリ度:★★★★☆
出てくるのはアリゾナの田舎に住むダメ人間ばかりの一家。
ちょいブサな娘、オリーブが美少女コンテスト「リトル・ミス・サンシャイン」に選ばれたことで事態は一転。
崖っぷちからの大逆転を賭けて、
一家総出でバンに乗り込んだ一家は決戦の地、大都会カルフォルニアを目指します。
ダメ人間ぞろいなので旅も一筋縄ではいかず、
道中で暴走しまくるんですが、途中で謎の感動もあったりして
ビール片手に笑い飛ばして観れる痛快映画です。
国は変わっても人間悩む事は一緒なのね、と
観終わったらアレコレ悩んでいた事も
「どうでもいいや〜」と心境が変わっていること間違いなしです。
物語はトラックに乗って
『ヴァイブレータ』
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しっとり度:★★★★★
メランコリック度:★★★☆☆
まず始めにR15指定映画です。
どなたかのレビューで「日本版ロードムービー」とありましたがまさにその通り。
元ヤンの長距離トラックドライバーと都内で働くルポライターという対照的な二人。
惹き寄せられるように知り合い、寒空をトラックで走り抜けていきます。
ストーリー全体を流れるテーマは重く暗いので、
ちょっとメランコリックで深い映画を観たいときには
観ていて色々気づくこともありおススメです。
映画の背景を埋め尽くす地方のまちの雪景色。
寂れた国道沿いに寒空。
孤独や虚無感、過去、時々あらわれる発作に幻覚。
それらから逃れるようにトラックでひた走り、
激しく体を重ねます。
時々流れるメロウなBGMがイイですね。
カラッとさわやかな余韻を残す、不思議な映画です。
物語は電車に乗って
『阪急電車 ─片道15分の奇跡』
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ドラマ度:★★★★☆
ビタミン度:★★★★★
さらっと観れて鑑賞後に「よっしゃー頑張ろっ!」と
心がほんわかする映画。
関東の人にはピンとこないかもしれませんが、終点まで所有時間15分という短い阪急今津線を舞台に
今津線を使う女性たちにスポットをあてて、
ちょっぴり傷ついた女性たちのミニ人生ドラマがパラレルに繰り広げられます。
袖振り合うも多生の縁って感じでいいな〜こういうお話。
一押しは中谷美紀さん演じる「ショウコ」さん。
冒頭からぐいぐい引き込まれる魅力があります。
女性のプライドや傷ついた心が少しずつ癒されていくストーリー。
ロードムービー要素ないって?
電車も乗り物ですがな。
阪急マルーンカラーにも注目
ちゃうちゃう、
↓「阪急マルーン」と言います。
阪急電鉄さんは電車を鏡のようにピッカピカに磨いているんだそうです。
こういうアルミの電車って見なくなりましたものね。
レトロで好きです。
番外編:「ロマンス」
以前の記事でも感想を述べさせてもらいました。
↓大島優子さん主演の『ロマンス』。
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旅情度:★★★★★
ロマンス度:★★★★☆
こちらは電車から出て車に乗るという展開で、
箱根の旅情たっぷりでドラマも練り込んであるのにどこか癒されるという、
心身ともに疲れた時のビタミン剤になりそうです。
旅をするように見る映画っていいよ〜。
観ていて疲れない。
大島優子さんのロマンスカーアテンダント姿がこれまたよく似合って可愛い。
不遇だった子どもの頃の回想シーンもあるのですがなぜかくどくない。
ドロドロしたところも、大島さんの持ち前の爽やかなキャラうまく中和されている気がします。
大好きな映画です。
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結構色々観ては楽しんでいます。
オススメです。
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行き詰まったときは映画を観て浄化されよう
崖っぷちの女性が活躍するちょっぴり切ないロードムービーを選んでみました。
誰でも人に言えない悩みがあるものだと思えるだけで、
ずいぶん心が軽くなったりするものです。
悩んでいるときって外との接触を断って
一人でぐるぐると同じことを考えてしまうものなんですよね。
そんな時こそ、映画や本から情報に触れてみるのも、
「ぐるぐる思考」から抜け出す手段としておススメします。
映画を観た後、「ま、いっか〜!」となっていたらしめたもの。
映画はキツく固まってしまった心をゆる〜くしてくれるはずです。
ではでは。