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京都から「プチ悟り」という思わぬお土産を持って帰ってきた話


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こんにちは。Bliss(@Bliss_Blink)です。

今回の京都旅で立ち寄った普門庵で買ったお土産以外に

思わぬお土産も頂いたようです。

京都から「プチ悟り」という思わぬお土産を持って帰ってきた話

旅から帰ってきたら何かが180度変わってしまった。

色んな所に旅行から帰宅すると渋々とはいえすぐに日常生活モードになるし、

数日すると旅の余韻もすっかり消えてしまうんだけど

今回の京都旅は全く違った。

傍から見たら上の空である。

お香をかいで魔法にかかってしまったのか、

モノノケに取り憑かれたのか、

単純に現実逃避したいだけなのかわからない。

ただ、あの街特有のゆるい雰囲気に

「いまの自分のままで良い」と肯定された気がして

自分の中の欠けたパズルがピタッとハマったような充足感に満たされている。

これはプチ悟りなのか?

うん、多分そうだと確信したBlissはこれを「プチ悟り」と呼んでいる。

このプチ悟り、充足感の代わりに「ココロを惑わすモノに違和感を感じるようになる」というおまけもついているようだ。

「70%OFF!!」と掲げられたバーゲンを見ても冷静でいられるのは

プチ悟りのおかげかもしれない。

そうだそうに違いない。

プチ悟り1:足し算ばかりの生き方って疲れるよね

ただ、東京行きの満員電車の中でぎゅうぎゅうに揺られる人を見て、ふとそんなことを思案してみる。

刺激的なモノと誘惑に溢れかえっている街並みを見ていると

都会ではカンタンに自分を見失ってしまいそうになる。

同時に「足し算」という言葉が浮かんでくる。

今の自分では何か足らないから何かを手に入れなければならないという「不足」ベースの考え方だ。

この足し算の生き方は虫に喰われて穴だらけの葉っぱのように

本人の気がつかないところでじわじわとココロを蝕んでいく。

どんなに自分が成長したとしてもココロの根っこに巣食う

ブラックホールに吸い込まれ、決して満たされる事はない。

なぜならブラックホールは「自分はダメだ」という否定の土台があるからだ。

「いまの自分でいい」「足らないもの何もない」

そんな「充足」の土台がココロに根付いた時に初めて足し算的生き方は意味を成すのではないだろうか。

プチ悟り2:心の奥底の静けさを感じると冷静になれる

↓「吾ただ足るを知る」 f:id:Bliss_Blink:20160713222444j:plain

朝の超寒い東本願寺の廊下で座った時に感じた「ココロの凪」。

ココロの動きがぴたりと止まり、

暖かい朝の日差しと一体化する。

それは誰のココロの中にもある一番静かな所だ、と思う。

仏教のエライ人はそこを「空(くう)」と呼ぶようだが、

そんなのどうでもよく、

どんなに心が乱される中であってもあの静けさを思い出せば

ピタリと心は冷静さを取り戻すに違いないと思っている。

プチ悟り3:【今】の尊さを実感

生かされている一瞬一瞬は尊い。

その今はあっという間に過ぎ去っていく。

そして人生は短い。

「残りの人生の中で”今”が一番若い」

という考え方に毎回ハッとさせられる。

自分の本質に合わないことに時間を費やすのはやめよう。

不足感や欠乏感はたやすく人生から貴重な時間を奪い、景色をグレー色に変えてしまう。

私たちは足りないものなどない。

何かを準備して何かを待ち望んで

何かを抑えて何かを我慢する生活をやめよう。

胸を張って生きていこう。


京都のお土産はまさかのプチ悟りでした。

いつも読んで下さってありがとうございます。