こんにちは。Bliss(@Bliss_Blink)です。
スピリチュアルと癒しの都、京都。
京都女子旅レポ其の三行きます。
【京都はんなり女子旅】下鴨神社と河合神社は身もココロも美しくなる絶好のスポット!
【京都はんなり女子旅】其の二 あこがれの鴨川デルタを愛でるの巻
勘で歩いたら逆方向へ向かっていた
伏見稲荷駅に着いたけど・・どっち?
事前に調べもせずプラッと伏見稲荷に来てしまったBliss親子。
「人の波について行けば着けるはず」と知らない人の集団の後をついて行ってしまった。
自分たちが向かっているのは伏見稲荷ではなく「伏見稲荷大社バス駐車場」だと気づくのに時間はかからなかった。
キツネに化か・・いや何でもない。
ただアホなだけである。
googleマップで位置を確認したら伏見稲荷大社は逆方向を示す。
自分のアホさに腹が立つもぐっとこらえ小走りで反対方面へ向かう。
参道前の商店街からすごい人。
気を取り直して人の流れと山方向へと向かっていると鳥居が見えてくる。
これは中がどえりゃーことになっているのでは?と不安がよぎったが、
沿道の出店からただよう美味しそうな匂いでそんな心配も吹き飛んだ。
三が日を過ぎた平日とはいえ初詣客と外国人観光客でごった返す。
でもこのお祭り騒ぎ嫌いじゃないぜ。
ついにあの千本鳥居をくぐる
外野の私たちには「外国人観光客に大人気!」としきりに宣伝している印象がある伏見稲荷大社。
朱色の鳥居がずら〜っと並んでいる千本鳥居で有名ですが、
商売繁盛のご利益のあるお稲荷さんの総本宮というだけあって
奉納された鳥居がこれでもかと並ぶ姿には圧倒される。
日本全国から厚い信仰を受けているのだな〜とグッとくる。
一つ一つに奉納された方の名前が書いてあるんだけど、
その中には大企業からの奉納もチラホラ見受けられたり、
さりげなくBlissの地元企業の会社名を発見したりして、
なぜかテンション上がる。
隙間からの日差しとあいまって朱色がいっそう映える。
千本どころか一万基あるとのこと。
千本鳥居の参道が二股に分かれる所があって、
シャッター切ろうとしたら人の波が一向にとぎれず、立ち止まる事ができないため断念。
なるべく人を映さないように手を高く上げて写真を取っています。
これは・・蚊取り線・・違うか。
凛々しいお顔。
迫力もスケールもさすがお稲荷信仰の総本宮。
開運・ご利益も頂けそうな気がします。
鳥居の前で深く頭を下げてから伏見稲荷を後にしました。
さあ伏見稲荷駅に戻るぜ。
目指すは四条河原町!
つづきます。
応仁の乱でとばっちりをくらう伏見稲荷
戦国時代に突入したのがこれが遠因と言われるくらい重要な戦いなんだけど
応仁の乱と聞いても教科書に出てきたような・・とうろ覚え程度じゃないだろうか。
ざっくりおさらいすると、細川勝元と山名宗全による応仁の乱が起こったのは
室町時代なんだけど、
前後の鎌倉時代と戦国時代が目立ちすぎるのか、その間の室町時代っていまいちパッとしないんだよね。
山名さんも細川さんも身内同士(義父と婿)っていうのがね。
お家騒動から始まったと思いきや、周りの守護大名も巻き込んでグダグダのまま
乱は十年も続いたというから驚きです。
最後には兵も京の町もボロッボロ。
「もう止めへん?」っていう人いなかったのかな?
敵方の山名宗全率いる山名軍に攻め入られ、伏見稲荷は焼失してしまいます。
大河ドラマでよくある演出で、松明を持った雑兵がワーーーと町に攻め入り
民間武家問わず無差別に火をつけまくるシーンがありますが、
一度燃えてしまったら現代のようにポーンと作り直しできるわけもなく、
伏見稲荷の再建も容易じゃなかっただろうと想像できます。
応仁の乱については大河ドラマ『花の乱』をオススメ
三田佳子主演 大河ドラマ 花の乱 総集編【NHKスクエア限定商品】
- 出版社/メーカー: NHKエンタープライズ
- 発売日: 2016
- メディア: DVD
- この商品を含むブログを見る
大河ドラマ『花の乱』は室町時代の『花の御所』と呼ばれた御所を背景に
戦シーンばかりが華ではないことを感じる数少ない大河ドラマだと思います。
「花の乱」の描くのは、権力争いだの暗殺だの策略だの、血なまぐさい暗黒時代なんだけど
辛気臭くて良いな。
どこまでも計算高い草刈正雄さん演じる日野勝光(去年の大河ドラマ「真田丸」では真田昌幸を演じて一躍脚光を浴びてましたね。)
若き頃の野村萬斎さん(細川勝元役)や萬屋錦之介さん(山名宗全役)、
名優もそれぞれハマり役で真っ黒な暗黒時代を演じきっています。
もう役者さんの凄みも演出も何からなにまで今の大河ドラマと違う気がする。
陰惨なシーンや予想外の濡れ場シーンでお茶の間が凍り付いたりしたものですけどね。
もうこんな大河は作られないだろうな〜とちょっと悲しい。
京都はんなり女子旅レポ、
まったり続けてまいります。
いつも読んで下さってありがとうございます。