「大人のピタゴラスイッチ」が今年は2017年1月2日に放映されます。
論理的な思考だとか数学的な知識とかそんなの知らなくても関係ねえ!
ピタゴラスイッチファンのBlissがこの番組のスゴさをお教えします。
お正月はおせちとこたつと大人のピタゴラスイッチ
大人のピタゴラスイッチの世界観がニクい。
お正月恒例 #Eテレ #大人のピタゴラスイッチ が楽しみすぎる!
— Bliss⋆* (@Bliss_Blink) 2016年12月30日
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なぜピーマンとハトと数学なのか? “ビーだま・ビーすけ”も再登場!♢大人のピタゴラスイッチ |NHK_PR|NHKオンライン www6.nhk.or.jp
初めて知ったよそんな名前!
見るべき理由その1:探究心が磨かれる
大人のピタゴラスイッチの普及の名作「しめじソート」
大小さまざまなしめじを決まった手順で並べていく「しめじソート」では
普段聞き慣れない「マージソート」や「クイックソート」という、
れっきとしたソートのアルゴリズムを、
冷蔵庫にあるしめじを使って実行していくとただそれだけのことなのですが、
マージソートをサラッと学べちゃったりするわけです。
それにマージソートなんて名前、普段生活していたらなかなか知る事のない名前ですよね。
「しめじソート」の他には「じゃがいもソート」なんてのもあり、
これは重量でソート(並べていく)していくというしめじソートの応用編。
こういうマニアックなところはピタゴラスイッチの真髄を見た気がします。
なぜしめじなのか?・・は置いておいて、
ヤル気のない「トンカッチ」のナレーションといい、
もうね、散りばめられたウィットさにニヤリが止まらない。
そんなところ初めて見た!
見るべき理由その2:ものの見方が変わる
大の大人がしめじを一列に並べて大きさを比べたりしませんw
前回の大人のピタゴラスイッチでは、
木に生えたシイタケのごくごくわずかな成長を拡大して観察するというコーナーもあったのですが、
ある特殊すぎる方法を使って間近に観察することができました。
※イラストでは単純にカメラしかありませんが、
実際にはシイタケの前に鏡だのビームだの割り箸だ色々な手作り機材を置いています。
【止まっているように見える世界は実はちゃんと動いている】
という小さな真実だって日常に埋没して知る由もないことなんです。
これに「おー!」と感動してみる。
アタリマエに見えている世界を疑ってみるんです。
アタリマエの考え方を疑ってみるんです。
これは度々Blissの中に登場する、
「いつもと反対のことをする戦法」にもつながる話かなと思っています。
あ、なるほど〜そういう風になってるのね
見るべき理由その3:アタマの普段使わないところを使う
なにごとも柔軟な考え方って大事だとは分かっているんですが、
どうも頭は今までの蓄積されてきたデータベースから予測を立てて「これはこうだ!」と決めつけて考えるのが好きらしく、子どものように真っ白なところから道筋を立てて考える事が苦手なんですよね。
本家の子ども向けピタゴラスイッチもそうですが、
「さてこれの中身はどうなっているでしょう?」という疑問を投げかける演出がとても多い。
とにかくコチラ側に考えさせる。
子どもと一緒になって考えてみる。
頭をやわらかくして思い込みを捨てて考えてみる。
機械の仕組みがどうなっているか考えたり、
う〜んう〜んとアタマを捻りながら考えます。
アタマの悪いBlissには苦痛を伴う時があります。
筋トレのように、普段使わない脳の領域をグリグリもみほぐす感じに似て、
「アタマを柔らかくして考える」ことはまさに、普段脳を使わないところを使うことなのかもしれない。
子どもと一緒にぜひ!
あまり一般ウケする番組ではありませんw
いや、ホント。
だってマージソートのやり方を学んだからってそれがどうした、
自動ドアのセンサーの仕組みを知ったからってそれが何なの、
しいたけの成長を見せられてそれが何だよ?
と言われればそれまでです。
冷めた目で「大人っぽく」斜に構えて見ては面白くありません。
小学生の夏休みの理科研究のように、
子どものような視線から「何で?」「どうして?」という、
知りたくてワクワクしてウズウズしてくる
あの探究心を少しだけ思い出してご覧になってみて下さい。
「?」が「!」になる快感を味わうお正月もオツなものです。
ではでは!