ヘルメス・J・ジャンプの「”それ”は在る」読みはじめました。
難解なところもあるけど、
スラスラと読めるところもある。
何より驚いたのは、よく分からなかったところが
手に取るように分かるようになってた。
本の中に出てくる「ある御方」は独特の言い回しや比喩を使うんだけど、
以前読んだ時はチンプンカンプンだったのに
今はああ、あのこと言っているのかな?とピンとくる。
でもやっぱり????となるところも多い。
時々「ある御方」は「<これ>はジョークだ、まったくジョークだ」
と言うんだけど
これにはニヤリ、とさせられる。
3分、いや3秒ですら思考を止める事が出来ないのに、
思考が自分であるとどうして言い切れるのか。
「ある御方」はこう断言します。
「そのこと自体が、思考は自分のものではない、という事実を明白にしないだろうか。
もし自己が思考なら、あるいは思考が自己なら、
あるいは思考が自己そのもの、自己の一部なら、
自己はどのようにもそれを自由に使えるのではないかね?」
ここからの数ページのくだりはまさに↓
あっ!確かにそうだ〜〜〜!と唸ります。
思考=自分自身(私)である。
という生まれてこのかた信じて疑わなかった事実がまるで
フライパンの上のパンケーキをくるっとひっくり返すように簡単にひっくり返り、
もう頭ン中の思考が自分だとは思えなくなります。
やべっ、この本の面白さを痛感しております。
ナチュラルスピリット、VOICE出版あたりは結構好きだ。
(超スピリチュアルな世界だから敬遠されがちだけど)
仕事の休憩中にこんな本を読んではいけない。
あまりこういうの読んでいるんだ、とお友達に教えてはいけない。
一人家で読んでいたとしても家族に、
ねえ、何読んでいるの?と聞かれて
「あなたは思考でも感覚でも感情でもないんだよ、それはね、」と語り出したら
確実にパートナーや家族に引かれる。
何かの宗教に入ったかと心配される(笑)
こういう本はコッソリ読もう。
いつも読んで下さってありがとうございます。