脳が先か。体が先か。
脳の分野で常識となっていることのひとつに
カラダが先に動くことによって脳がそう思うようになっている、という事実があるそうです。
つまり、
→悲しい(と脳が思った)から泣く(泣くという行動に出る)のではなく、
泣くから悲しくなる
→先に体が泣くから脳が悲しいと感じる
ということ。
脳がカラダをコントロールしているのではなくて、本当は脳はカラダに従っているだけんじゃないかと
そんな研究が進んでいるそうです。
え、マジか。
実際はこんなにあべこべだったとは。
だから辛いときは先に笑っちゃえ
「辛いときこそ笑ってみろ。」
そんな事を聞いたことがありませんか?
『辛いときこそスレイヤー聴いてみろよ。Yeah!』
↓そんな事を言ってくるケリー・キングのような人はいませんでしたか?
※ちなみにケリー・キングはスレイヤーのギターリストです。
・・そんなことはどうでも良いですね。
つまり辛い時に楽しい事をする。正反対の事をする。
先述のムリヤリ笑うでも良い。
お笑いのDVDを観てムリヤリ笑っても良い。
最初はフリだったとしても自然に面白く感じてくるはずです。
楽しいフリをすると脳がついてくる。
本当に辛いときは、辛いときは笑えとかバカにしているのかと腹立たしく感じたこともありました。
しかし巷にあふれるこの荒治療は、ちゃんと理にかなっているということに気づくと、
辛いときでも自然に笑う事が出来るようになります。
最近ちょっとしたスランプに陥ったのか、どうも心の中がモヤモヤとしていたんですね。
いつもならモヤモヤを味わい尽くしそっとしておくのですが、
今回はどうもモヤモヤ気分から抜け出せない。
ふと思い立って、お金もなく出かける気にもならなかったのですが、
重い腰を上げてぷらっと街を散策してきました。
端からみたら「全然悩んでいませんけど何か?」と体で表しているかのように
オシャレをしてメイクも髪も気合い入れて大股に歩いたんですね。
立ち寄った店員さんにもはつらつと受け答えをしてみたりして。
歩きながら体全体で深呼吸もしてみました。
頭の中では「悩みひとつないヒマを持て余した大金持ち」にでもなったフリをして
「楽しいフリ」をしてきたんです。
この「フリ」が意外に効いたのなんの。
帰ってきたら明らかに悩んでいた事が小さくなって、
実際どうでも良くなっていました。
それだけの悩みなら苦労はいらない、と思うかもしれませんが
気晴らしや気分転換は気休めではなく本当に気分を良い方に置換してくれる
効果的な方法だと思っています。
クヨクヨエネルギーから運動エネルギーに変える
「道は開ける」「人を動かす」で有名なアメリカの作家デール・カーネギー氏は「道は開ける」の中で、
「悩んだり悶々とした時は運動エネルギーに変えるといいよ」と言っています。
「ムカツクムカツクーー!!」とボカスカ枕を殴るというストレス解消がありますが、
物を壊したり殴ったりしなくてもジムに通ったりランニングをしたりすれば良い。
スポーツをやっていなかったら散歩をしたり
家族や友達と公園でボール遊びしたりするだけでも良いですね。
結論:体が先は本当だと思ってやってみる
実体験としてやはり、フリをしたり体をなりたいように動かすと脳(心)もついてくるというのは
本当だと思います。
脳と心の因果関係とか医学的な事はよく分かりませんが、いつもの宇宙の話につなげるなら
体を動かして悩みが解決したフリをしたことで宇宙が動いた。その結果、悩みが解決した世界にシフトした。
(パラレルワールドとかなんちゃらワールドの話はここでは省きます。)
こう考えるとオモシロイ。
「そんな簡単に世界は変わるのかよ!?」
そう宇宙に聞いたらきっとこう返ってくるに違いありません。
「カンタン。カンタン。世界なんてそんなもんよ。」
いつも読んで下さってありがとうございます。