小さい頃から家で猫を飼っていて、わりと周りに猫がいる環境で育ってきたせいか、
猫じゃらしを使って見知らぬ猫の注目を一点に集めることができるので
「猫じゃらし使い」の異名をとっています。
猫は本当にあるがまま。
▲堂々たる佇まい。しばらく「ほら撮れよ。」と目配せをしてくるので、お言葉に甘えてシャッターを切った。
猫には面白いところがあって、
抱っこしていたかと思うと急にプイッと離れてどこかへ行ってしまう。
人間の気遣いとかそういうものが分からない。
いわゆるKY。
猫はどうやら人間をただのデカイ猫だと思っている節があるらしく、
「人間」という別種の認識で見ていないと聞いた。
オオカミに代表されるイヌ科は群れで生活するんだけど、ライオンなどのネコ科は単独行動をする。
だからもう遺伝子レベルで集団の中でうまくやっていこうという気合いゼロ。
気遣い力ゼロ。
でも構って欲しいときだけ寄ってくる。
▲人前で堂々と寝る猫。こっちの甘い声など完全無視である。
猫好きな人って内向的なところがあって、しかも自分の内向的な自分が結構好きだったりする。
十代の頃、実家で飼っていた猫「Mac」
▲人間の言葉を読みとる神通力を持っているのか、
こちらの話の内容を分かっているかのようなそぶりを見せる猫だった。
こちらの話の内容を分かっているかのようなそぶりを見せる猫だった。
大飯喰らいで昼寝とスリスリが大好きな、ちょっと見た目がいいだけのオスのサバトラだ。
アップル社のMacから取ったからといって別に何の芸もないが、
通称「大福」と言われた古いiMacから出てくる排熱の風をこよなく愛する猫だった。
いつだったか「彼女」も連れてきて、彼女もうちの猫になってしまったという経緯がある。
やんちゃしまくったMacはスティーブ・ジョブスがこの世を去るずっと前に天国へ行ってしまったが
年老いた「元」彼女は今も健在である。
あるがまま。
猫は今日もその日ぐらし。今日一日だけを行きている。
こんな風に生きられたら最高だ。