以前、子どもの頃の思い切りのよさを思い出そう、みたいな記事を書きました。
「こうすれば、こうなるよ。」
私たちが当たり前に教えられてきた因果関係、
これも時として邪魔になる。
本田健さんの本に子どもの行動力についてこんな一節がありました。
子どもはその点、行動力とは何かを教えてくれる先生です。
<中略>
やろうと思った時には、体が動くこと、子ども時代なら誰にでも当たり前の能力が、 大人になるにつれてなくなっていくのです。
本田健/「幸せな小金持ちへの8つのステップ」より
ここで本田健さんは、幼い娘さんとのあるやり取りに触れています。
ある夜、寝付けない娘さんにディズニーランドの話をしたら
「今から行きたい!!」とパジャマから着替えようとしたと。
おいおい今は夜だよ!とかその前にもう閉まってるよ!とか、
そんなルールとか概念とか縛りとかを全てふっ飛ばしてる。
これこそが行動力だと強調します。
子どもがいる家庭では誰でも一度や二度は経験したことありますよねw
今行こう!今食べたい!とダダをこねたかと思ったら、
好きな時に場所を気にせずコトンと寝る。(親はたまったものじゃありません。)
それもそのうち親や周りの人、先生から
「こうしたら、こうなりますよ。」と即断は良しとせず、よく考えることを強要して
少しずつ矯正されていく。
大人になる頃にはあれもだめ、これもだめ、と
できない理由ばかりで自分の周りに壁を作って
ほらほら、できないでしょう。と自分の作った壁の内側でウズウズしている。
そりゃ閉塞感も感じますよ。
今となってはBlissの閉塞感も漠然とした不足感もこれが原因だったのかな、と思えます。
子ども並みに行動すればコロッと人生変わるんじゃね?
誰もが子ども並みの決断力、行動力を思い出したら
人生なんてコロッと変わっているはずです。
何も子どもを真似しろとは言いませんが、
経験上、このくらい分りやすく行動した方が後になって功を奏しています。
まずは「あ!」と思った事を今すぐやってみる。
デカイことじゃなくていいんです。
「あ!今コーヒーが飲みたい」となったら今やらなければいけない掃除を後回しにして
先にやりたいことをやる。
こんな小っさいやりたい事を優先する。
そのうちすぐやる事に抵抗がなくなって習慣になってきます。
Blissもすぐやる習慣を身につけてからストレスがなくなってましたよ。
そのかわり我慢もできなくなりましたけどw
秘伝「やってから考える」
ちなみに、どうしても背中を押して欲しい時、
娘に聞くことがあります。
Bliss「○○したいんだけど、どうすればいいかな・・」
娘「やればいいじゃん。やってから考えようよ!」
ハハァーッ!
やってから考える。
もはや名言でございます。子どもは誰でもやってから考えるんですね。
それが時には失敗することもありますが、
やらなければ前に進まない。
いつも読んで下さってありがとうございます。