テキトーエレガンス

テキトーでも人生うまくいく!

人生を変える小さな習慣それは『ちょっと◯◯いと思っている事』をやってみること


 

新年は新しい目標や今年の抱負などを掲げてみるものの、2月にはそんな目標の存在すら忘れているものです。

こんにちは。Bliss@走るINFPです。

今年こそ何かを新しいことを始めたいと思っている人も多いと思います。

ハマれるような趣味であったり、何かの資格取得・スキルを身に付けたいと思ったり、体力を上げるとか筋トレをするとか、何かの習慣を身に付けたいという人もいるでしょう。

あえて言わせていただきますが、『〇〇に合格』とか『◯月までに◯kg痩せる』など、目標に明確な日付とどの程度なのかという数量を定めるなら達成する確率はグンと上がりますが、『まだ分からないけど新しい何かを始めたい』って抱負の場合、わざわざ目標にして『これやるぞ!』と意気込むようなことでもなく、タイミングと時期が来れば勝手に取り組むものだからです。

実際、何かを始めるタイミングってそんなもんで、友達から紹介されて始めたらハマったとか、CM見てちょっとやってみようと思ったからとか、前もってやろうと綿密に計画を立てなくても、その時何に感化されるかによって動機って簡単にゆれ動いちゃうのです。

『たまたまTVつけたら、ジャニーズの”推し”がオススメしていたから始めた』なんてきっかけだってある。

それでも何か新しいことを始めたい、でも『新しい何か』が分からない、何をしたいのか分からない…。なんて時。

そこで私は、

『ちょっと怖いなと思っている(思ってきた)ことをやってみる』ことをオススメしたい!

怖いと思っていることでも構わないけど、でもそれは多分怖いからまず絶対やろうとしないし、やろうとしないから延々と達成されない。笑

怖いと思ったことは無意識に先延ばしにしちゃうからね。結局やらない。

なのでここではあえて『ちょっと怖い・・・・・と思っていること』を探してみる。

怖いことじゃなくて、ちょっと怖いこと、なのだ。

この違い、よ〜く分かって。大事。

普段の生活の中で、ちょっと怖いな〜と思って敬遠していることってメッチャあるし、ちょっと怖いと思っていることの方がハードル低いから案外ちょっとしたヤル気ですぐ達成できちゃうのだ!

高級ホテルのバーに行って一人でお酒を飲むなんてメッチャ怖いだろう。私だって怖い。絶対行かない。笑

でも高級ホテルに泊まることだったらちょっとしたお金があれば誰でも泊まれる。なんなら高級ホテルのラウンジでコーヒーぐらいだったら飲めるはずだ。

そんなちょっと抵抗あることを探して、ほんのちょっと勇気を出してあえてやってみよう。

あえて「ちょっとだけ」怖いことをやってみる

実際私は正月早々、『ランニングウェアのままノーメイクでデパートに行く』なんてショボ過ぎることを実践してみた。

こんなの怖いの?と言われちゃいそうなショボいことほど良い。

んで、行った先はこのブログでもおなじみ、そごう大宮店だ。

いつものコースでぐるっとランニングをした私はそのまま大宮駅に向かい、意を決してランニングウェアでエントランスをくぐった。

こ存じの方もいるかもしれないが、駅直通の通路からデパートにつながるエントランスはふわ〜っとしたフレグランスの香りが漂うバリバリの化粧品売り場である。

かつて『埼玉の109』と名高かった隣のアルシェや丸井DOMとは明らかに客層が違う、大宮の富裕層が集っている感じがする。(※当社比)

ランニングの時は日焼け止めぐらいで眉毛描くぐらいなのだが、この時はいつもよりまして太陽が熱くて顔は汗でギラギラ。前髪なども汗でおでこに貼り付いていたに違いない。

まあ想像通りだが、実際はジロジロ見られることもなく、もしかしたら周りの人は私が見えていないのでは?と疑いたくなるほど一般客に紛れた。

以前はノーメイクで外出、しかもデパートなんて考えられなかったことだし、まして”ちょっと抜け感あるオシャレ着”じゃなくてランニングウェア(下はシャカシャカパンツ)である。これは私でなくても女性ならかなり勇気のあることだろう。

かくして『ランニングウェアでデパート』チャレンジを達成したことにより、自信より大事なものを得ることができた。いや、得るのではなく逆に壊すことができた。

それは『思い込み』を取り除くことである。この場での思い込みとはこんな感じだろう。↓


・デパートにトレーニング着の様な格好で行ってはいけないという思い込み。
・他人からよく思われたいという気持ち。
・ジロジロ見られるのではないかという恐怖心


…などである。(多分もっとあるだろうが)

世界でも特に他人の目線を気にする傾向が強い日本人は、2・3番目の『他人からどう見られているか』他人に良く見られたい変な人と思われたくないとに異様に気を払う。これは私にある強固な思い込みの一つだ。

しかし残念だがその思い込みは気のせいだ。

他人はあなたことを見ていない。マジで見ても覚えちゃいない。

人は周りの人、しかも赤の他人なんて気にも留めないし関心もない。

それを証拠に今日街ですれ違った人のファッションや顔を覚えていただろうか…?他人のコーデや小物を評価してああだこうだと言うのはピーコさんだけで良い。(昔こんな番組あったよね?)

どうでもいい服装で外に出たことでこれらの事実を身をもって知ることができた。

しかし、他人からしたらどうでもいい存在なのだからと、自分をぞんざいに扱えということでは決してない。むしろ逆だ。自分が好きならば他人にどう思われようが関係ないと、もっと自分に関心を持つべきだと言いたい。そしてその方が他人軸で生きるよりずっといい。

その他にもこんなことをやってみた。


・接点のない他部署の人に話しかける
・値段が高いのでセールまで待っていたあえて今買う
・普段使っている路線の絶対降りない謎駅に降りて駅前を散策してみる
・いつもの地味な色ではなくて隣にある明るい色の服を買う
・先延ばしにしていたことをToDoリストに書いてやっつける


なんて、ちょっと勇気がいるけど人に言うようなことじゃないショボいことにあえて果敢に(?)挑んでいるのだ。

いづれのチャレンジの結果は言わずもがな、心配したことは一切起こらず、むしろ良い結果に繋がったりと結果は万々歳だった。

普段降りない駅で降りた時は、駅前でちょっと美味しいお店を見つけた………なんてことはなかったが、その駅周辺の人の雰囲気もガラッと違って、スーパーでは私の家の周りのスーパーと品揃えが全然違ったりと、その駅周辺に住む人の好みだとか文化を知ることができてとても新鮮に感じた。なのでちょっとした冒険気分を味わうことができた。

しかもこのチャレンジは、こんなのやって意味あるのかと疑いたくなるようなショボいことでもOK。

「こんなのやって意味あるの?」という思考も、頭が勝手に推測している制限の一つに過ぎないからだ。

あと、チャレンジで一点だけ注意があるとすれば、体を壊すような無茶なことはしないこと。あと犯罪行為はダメですよ。(笑)

やってみる価値はあると思うがどうだろうか。

ちょっと怖いことはやってみると大したことないの法則

ちょっと怖いことを実践してみることで気づいたことがある。

それは、ちょっと怖いと思っている事でも、実際やってみると実は恐れるに足らず、大したことないのだ。これは本当だ。

やってみたら大した事ないじゃん、と肩透かしを食ったことは数知れず。

つまり、私たちは『怖い』という思い込みでいかに自分の行動を小さく制限して、その場に留めているということだ。

この『慣れ親しんだ怖くないこと』をコンフォートゾーンとか言うらしいが、早い話、私たちは新しいことが怖くて、今まで慣れた環境でヌクヌク居心地のいいところにいたい性質がある。

コンフォートゾーンでぬくぬくするのも結構だが、変わりたいと思ったらコンフォートゾーンから抜け出すしかない。

ちょっと怖いことをやってみるのは、このコンフォートゾーンの端をツンツン突いてちょっとだけ頭を出してみることなのだ。ちょっとだけ。ちょっとだけなら怖くないでしょ。

雪深いところにある露天温泉に浸かっていたとして、寒空にザバッと全身抜け出すのは勇気いるけど、湯船から手足だけちょこっと出すだけなら寒くない。(どんな例えだ)

そうやってちょっと怖いことをせっせと達成していくうちに、本当怖いと思っていたことも出来るような自分になっている。

セルフイメージも変わってくる。小さい自信が重なるとそれがやがて大きな自信となり、気がついたらうんと成長している自分に驚くだろう。だからあえて小さいステップの『ちょっと怖いこと』をチマチマ達成していくことで成功体験を積み重ねるのが大事なのだ。

成功体験なんて言い方はあれだな、『プチハッピー体験』とでも言い換えちゃおう。

ちょっと怖いことを達成すると怖いことも達成できる自分になる!

ちょっと怖いことをちょっと怖いことを達成できると、自信がついてその勢いで大ボスである本当に怖いと思っていることも達成できる自分になる。

一人で海外旅しろと言われたら慣れていないとメッチャ怖いだろう。ならば国内だけでもひとり旅しろと言われたらどうだろう。ちょっと怖く感じるけど、ちょっと待って案外楽しそうとワクワクしてこないだろうか?

私も何度かひとり旅しているが、今では旅をするならひとりの方が気楽ぐらいに思い始めている。 (←これはある意味危険だ。)

普段の何気ない場面で、ちょっと勇気がいるような事は実は多く経験している。

その度に私たちは、怖いからこっちにしとこ。ちょっと勇気がいるから今回もこれでいいや。と安心していられる方を無意識に選んでいるので、いつも同じ服を着て似たような食べ物を買い、自分と同じような人に囲まれて…そしていつも同じ生活が繰り返されて行く。

そこにはおそらく白馬の王子様も訪れないし、人生が変わるような大きなチャンスも来ないだろう。

今の自分とかけ離れたことは怖く感じるのは当然だ。ならば怖くないけど、ちょっと怖いぐらいのことを何度もやってみれば、そこに小さな入り口が空き、普段の慣れ親しんだゾーンから自分の知らないワクワクした世界に出ることができるはずだ。

ではでは。