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読むだけ!「禁煙セラピー」読んで簡単にタバコをやめた私がその内容を少しだけ教えます


読むだけ!禁煙セラピーは苦しくない禁煙法

こんにちは。Bliss(@Bliss_Blink)です。

かれこれ10年くらい前ですが禁煙に成功しました。

それまで毎日1箱のタバコが欠かせず、暇さえあればタバコを加える毎日でした。

娘を妊娠中には「つわり」のお陰でタバコを一切受け付けなくなり、周りからもタバコの煙を遠ざけることができたのですが、本当の禁煙の難しさは育児の忙しさの中で直面することになります。

妊娠〜出産とめまぐるしい育児生活にひと段落ついたころ、あれほど遠ざけたはずのタバコの魔の手がジワジワとまた忍び寄ってくるんです。

出産後にタバコを吸いたくなっちゃう時期が来るんです。

誘惑にコロッと負けた私は「1本だけ」と自分を甘やかしてタバコを吸い始め最初の1本が次の1本を呼び、

(子供がいるのに何やってるんだろう。…すぐやめなくちゃ!)と後悔しつつもタバコを吸う手は止まりません。

もうやめられないと気づいた時には以前のように喫煙が常習化していました。

長い間やめることができていたのに一気に逆戻りです。

こうなると自己嫌悪の嵐です。

頭では分かっているのに自分の意志でコントロールできないタバコの本当の怖さを知ったんですね。タバコをやめられない状態は「依存度」の深さと比例します。

しだいに吸う量が増え、そのうち一日一箱じゃ足りなくなって二箱も空けてしまう人もいます。

それに吸いたい人はどこにいても吸いたくなるんですよね。この「いつでも」「どこでも」吸いたくなるのは大きな問題です。

ディスニーランドに行ってもパレードそっちのけで頭の中は「あ〜…一服したい…」に支配され、

喫煙所を探してしまう。

タバコが切れたとなったらどんなに疲れていようが夜中でもコンビニに走って買ってくるでしょう。

風邪を引いて寝ていようが一本(風邪の時のタバコはメチャクチャ不味い)。

喫煙者はほぼ例外なく常に何時でも箱の中にあと何本残っているかの心配をしています。

例えば上の行動を「酒」や「違法な薬物」に置き換えたらどうでしょう。

かなりヤバいです。

日常的にお酒を口にしていたら立派な「アルコール依存」なのですが、なぜかタバコに関しては薬物やアルコールに比べるとないがしろにされている気がします。

人生の転機が重なりこれからの人生を見つめ直した私は、その当時ちょうどタバコが値上がりラッシュを迎えていたことにうんざりしたので一大決心をしました。

タバコを完全にやめる!と。

その途端、頭の中で「やめとけ〜!」「」「禁煙は苦しいぞ〜お前には無理無理〜!」とブーイングが飛び交ったんです。

それでも絶対やめる。そう決心したものの本心はやはり禁煙がチョー怖いわけです。

(タバコをやめるなら意志が必要だし何より「根性」や「努力」から逃げまくってきた私が強靭な精神力で「吸いたい気持ち」に勝てるわけがないよね。うん。)

禁煙を決意したくせにいつも通りタバコを吸いながらこんなヘタレなことを考えているわけです。

そんな折、簡単に禁煙できると巷で話題になっている「禁煙セラピー」の本の存在を知ることとなります。

これだ!そう直感した私は早速本屋へ駆け込みました。

シンプルな表紙にゴシック体でデカデカと書かれた「禁煙セラピー」のタイトル。帯には「タレントの〇〇さんもコレでタバコをやめました!」と書かれ有名人お墨付きのようでした。

その時すでにタバコをやめる必要にかられ精神的に追い詰められていた私は、藁をもすがる思いで購入して読み始めました。

本当にウソのようにタバコをやめてしまった

アレン・カー著の「禁煙セラピー」は発行と同時に世界中で大ベストセラーとなり、日本でも一時期大きな話題になった本です。

自身も超がつくヘビースモーカーで過去に何度も禁煙に失敗してきたというカー氏。

一本が消え終わらないうちにもう1本に火をつける(!)というヘビースモーカーを地で行く生活を送っていたある日、

医者から禁煙しないと命が危ないと宣言され、どうすることもできない自分が情けなくて泣き崩れたそうです。

そこでカー氏は従来の禁煙法に依らない独自の禁煙セラピーを編み出し、見事タバコと縁を切ることができました。

実際に、私もこの本で禁煙に成功しました。タバコをやめられたことに本人が一番驚いたぐらいです。(笑)

タバコの箱とライター、灰皿など一切の喫煙道具はもう使うことはないと思った私は、本を読み終わったと同時に全部捨てることにしました。

タバコ道具はぜ〜んぶ捨てちゃいましたが、それ以降吸いたいとは思えず、むしろ、もうタバコなんて吸わなくても良いんだとせいせいして気分がスッキリしたくらい。

あの感覚は言葉では言い尽くせない不思議な感覚ですよ。

次の日もそのまた次の日も「吸いたい気持ち」は起きませんでした。禁断症状なんて本当にあるのかと信じられないくらい吸いたい気持ちが起らない。だってもうやめたから。

ちなみに私は意思が強い方でも我慢強い方でもありません。むしろ逆で嫌なことからすぐ逃げるタイプです。(笑)

禁断症状が全くなかった訳ではなく、禁煙すると反動で眠気に襲われることがあるそうで、最初の2日〜3日ぐらいは襲ってくる眠気との闘いでした。

タバコで目を覚ましていたわけですからやめた途端身体の反応はあると思います。

眠気なんて好転反応だと思ってコーヒーでも「モンスターエナジー」でも飲んでおけばOK。あの強烈な「吸いたくてたまらない気持ち」に比べたらショボいものです。

禁煙すると口寂しくて代わりにおやつを食べてしまう、そんな怖い話も聞きましたが私の場合実感した記憶がありません。ガムやキャンディーも必要なし。

いつもの勢いでふとタバコとライターを探そうとして、そうだやめたんだと気づく。でも吸いたい気持ちが再燃することもナシ。

あ、そうそう。タバコをやめたらお水が美味しく感じました。

禁煙=辛い怖いという常識は間違い

まずほとんどの喫煙者がタバコをやめたくない理由はどんな理由であれ「禁煙が怖いから」に集約されると思います。

禁煙しようと決意するとまず直面するのが禁煙にまつわるこんな怖〜い常識。よく耳にします。↓

 禁煙中はもうメチャクチャ苦しい
 完全にタバコをやめるまで長い年月が必要
 禁煙してもすぐ後戻りする
 喫煙歴長い人ほど簡単にやめられない

禁煙を尻込みしてしまうのは薬物依存に苦しむ人の姿と重なるからではないでしょうか。

「ヤクをくれ〜!」と禁断症状に苦しむ姿を、自分もああなっちゃうのかと想像してヘコむのです。

だって実際周りで禁煙に成功した人の話を聞くと、タバコを簡単にやめた超人なんて稀で「やめてから最初の二週間が地獄だった」とか「吸いたくて甘い物をドカ食いしてしまった」なんて憂き目に会いつつも根性で禁煙を勝ち取ったようなケースばかり耳にします。

ちょっとやめてみようかな〜なんて淡い意志は一瞬でペシャンコになり、世間でまかり通っている「意思が強くてタフな精神力の人しか禁煙に成功しない」という信念をさらに強くするだけでした。

意思の弱い私には、やめたくてもやめられない気持ちとせめぎ合いのまま、このまま一生吸い続けるんだろうな〜と諦めた時もあります。

でも、もしですよ。

もし「禁煙は苦しい」というイメージは全くのでっち上げで、苦しくもなくキッパリやめられる方法があると知ったらどうでしょう。やめたくなりませんか?

禁煙が苦しいなんてウソ。本当は道具も使わずそのままスッキリやめられるのに。

にわかに信じられないかもしれませんが、事実、私も本書読んだ後にすんなりやめることができたので、禁煙はラクだったとしか言いようがありません。

「禁煙セラピー」を読んだ後は「タバコ」に対しての捉え方がガラッと変わります。

今までの自分を客観的に見てみると魔法にかかったのではなく、むしろ逆。洗脳から目が醒めた感覚に近かったのかもしれません。

「禁煙は苦しい」はただの刷り込みだったと気づく

タバコを吸う女の人
Person Young Woman - Free photo on Pixabay

そのあとの人生の損失(健康面・時間の浪費・お金の面でも)を考えたら「禁煙セラピー」はまさに命を救われたとも言える本でした。

生活に支障が出るほど年中アルコールを飲んでしまう疾患に「アルコール依存」がありますが、百害あって一利なしのタバコを年がら年中欠かせないのも、もれっきとしたタバコ依存=ニコチン依存症なんですよね。

「気合い」だの「根性」など精神論でやめようとするのは無論、「このままでは病気になるぞ!」とか「一生のタバコ代でベンツ一台分!」なんて脅し文句ですら、一度習慣となってしまった人をやめさせる力はないでしょう。

本書を読むとそんなありきたりな「禁煙の常識」が丸ごとひっくり返るのを感じられます。

「禁煙の常識」はこう塗り替えられるはずです。↓

事実1 ✔︎ 早ければ「その日」からスパッとやめられる
事実2 ✔︎ しかも全然苦しくない
事実3 ✔︎ その日から「吸わない人」になれる
事実4 ✔︎ リバウンドして逆戻りすることがない
事実5 ✔︎ もっと早く出会えればよかったとプチ後悔する(これは本当)
事実6 ✔︎ タバコのない彩りある人生がスタートする

これだけやめるメリットを並べられるとさらに怪しさ満点ですよね。というか十分怪しいです。

でも事実として本当に読むだけでやめられます。

古本屋だったら100円ほどで売られていますが、そんな本一冊で私の人生が変わったことは事実です。

それに本書ではご丁寧に「どうぞタバコを吸いながら読んでください。」とあるぐらい喫煙に寛容です。

禁煙本ですがプカプカ吸いながら読む本です。

読んでいる途中で手に持ったタバコを消して、そのタバコを最後の一本としてそのままタバコをやめちゃった人もいるそうなので何が起こるかはお約束できませんが。

実は私も途中からやめたくなっちゃった口で、読み終わったと同時に残りのタバコの箱をぐしゃっと潰してゴミ箱へポイしました。

真っ先に口からついて出たのが「あ。本当にタバコやめちゃった!」とあっさりとしたものだったと覚えています。

読み終わった日をもって喫煙者から「タバコを吸わない人」に生まれ変わりました。

「禁煙」ではなく「タバコを吸わない人」になりました。

禁煙セラピーではこの「タバコを吸わない人」になることができます。

禁煙セラピーは「禁煙」する本ではない

著者のカー氏は、本当にタバコから解放された生き方は「禁煙中」などではなく「タバコを吸わない状態」だと説きます。

「禁煙中」という言葉には「タバコを吸いたいけどやめるためにじっと耐え忍んで我慢している人」という受動的な意味合いがあります。

だって「禁煙」って聞くだけで何となく医師にドクターストップをかけられているような苦しさが感じられませんか?

禁煙、禁酒、禁止… 何かを「禁じられている」のですから。

それだけではありません。あなたは「禁煙中」と決めたその日から1〜2週間、地獄の苦しみと闘って勝った先にタバコのない人生があると告げられます。

闘う敵は他にもいます。それは「誘惑」です。

友達から「禁煙なんて無理だって〜。ほら、一本吸いなよ!」なんて妨害されたり、いつも立ち寄ってた喫煙所の前を通るときには死ぬ気で走り抜けたり。

居酒屋さんへ行けばビール片手に美味しそうにタバコをくゆらせるおじ様達が。

電車や街中、コンビニ、あらゆるところにある「タバコ」の文字が目に入ってくるので、かわいそうな勇者は「誘惑」という敵から逃げ回らなくてはいけません。

つまり「禁煙」にはゴールがないんです。

今は禁煙に成功し、タバコをやめた当時は喫煙歴27年のベテランだったという人に話を聞いてみたところ、もう一生タバコを吸わないだろうと確信できた時、つまりゴールラインは「禁煙してから3年」だと言っていました。

…3年を過ぎればもう吸いたくなくなると。

えっ?3年も!!

もちろん個人差あると思いますが、私には十分すぎるほど長いし、その間はタバコの誘惑に負けないよう自制する必要があると思うので体感的はもっと長く感じるはずです。

ここまでくると何かの修行にしか見えません。

タバコから逃げ切った自信には繋がるでしょうが、ちょっと非効率過ぎる気がします。

そもそも根性で3年かかってやめたからって何の自慢にもなりませんし。

しかし「元からタバコを吸わない人」は違います。

タバコを吸ったことないので「吸えない苦しみ」が理解できません。(当たり前だけど。)

元からタバコを吸わない人に禁煙の苦しさについて聞いてみたところで、「私はタバコ吸わないので吸いたい気持ちは分かりません😄」と一蹴されます。

禁煙セラピーは「禁煙者=タバコを我慢している人」ではなくこの「吸わない人」を目指します。

吸わないと最後の一本を吸った後からもう「吸わない人」にシフトする感覚です。

だからその日からタバコの呪縛から解放される。苦しくない。

禁煙と吸わない人の気持ちの違い

タバコと苦楽をともにしてきた→それ幻想です

タバコを吸う女の人

Woman Posing Smoking - Free photo on Pixabay

禁煙セラピーの話に戻ります。

自身も最凶のヘビースモーカーで死ぬ寸前まで行ったというカー氏。本を書き上げた時はすでに老年の域にあったのでそりゃもう人生まるまるタバコと生きてきたわけです。

そこには長年愛してきたタバコに並々ならぬ思い、つまりタバコ=苦楽をともにしてきた戦友のような状態になっていると示唆します。

果たしてそのタバコは本当に戦友なのでしょうか?

例えば良く聞くこんな話があります。

「暴力を振るうDV男から逃げてきた女性が、DV男が時々見せる優しさはニセモノだったと気づいた。」

「」

はたから見ると他人ごとに感じてしまうこんな怖い話も何も他人の話じゃなくて喫煙者も今同じ状況にいると知ったらどう思うでしょうか。

渦中にいる間は自分がどの状況に置かれているかを客観的に知ることはないかもしれませんが、

少しでもおかしいと気づいたらやめ時です。

多分この記事を読んでくれる方は「やめる気100%」だったり、やめたいと思っている方が多いでしょうから、

ここで禁煙セラピーを知ったということは今が読み時ということです!(笑)

大丈夫怖くないから。読んでやめちゃえ!

タバコをやめた

禁煙セラピーは別に怖くないのでやめたい人もやめたくない人も手にとって読んでみることをオススメします。

読んでみておまけでタバコをやめられたらラッキーぐらいの気持ちで気軽に。

でもひとつ断っておきたいのは、読んだら最後、ほとんどの人が喫煙者に戻れなくなってしまいます。

読み終わったらもう喫煙生活に戻ろうとなんて思わないはずですから。

ますます怪しい本に思えてきました??

大丈夫です。

海外のタバコのパッケージに書いてあるようなタールで真っ黒になった肺の写真なんてグロいものも見せられませんし、「喫煙者はガンになる確率が何パーセントも高い!」なんて統計でむやみにビビらされたりもしません。

読んだらアブナイ思想に洗脳され続けて高価なセミナーに勧誘されるなんて怖いこともありません。(むしろかかっていた洗脳が解けるのですが。)

よくこの手の本にありがちなのが、本を買っただけでは完結せず次から次へと関連商品を買わされるとか、メルマガの購読を勧められたりとかも一切ありませんのでご安心ください。

一冊で完結するし、実質本代のみでタバコをやめた私が言うんですから間違いありません。

タバコをやめたことで表れたうれしい体の変化も貼っておきます。

↓特に女性には良いモチベーションアップにつながるはずです。↓

タバコを起きたウレシイ変化

タバコを吸っている人だけが健康被害を被るではありません。煙を吸ってしまう周りの人にも被害が及びます。

タバコから出る煙=副流煙の方にも発ガン性物質が含まれていることはすでに知られていますが、それを子供がペットが日常的に吸ってしまう環境があったとしたら絶対に改善すべきです。

東京オリンピックに向けてさらに分煙化が進み、喫煙者には肩身の狭い時代になりつつありますが、

貴重な喫煙スペースを血眼になって探し回るよりも、いっそのこと「やめる」という選択肢も考えてみてはいかがでしょうか。

サクッとやめて「こっち側」に来てみませんか?

禁煙セラピーが後押ししますよ。

ではでは。