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元夫の再婚を祝福できる?できない?私がモヤモヤを乗り越えて自尊心を取り戻した3ステップ


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6月になりジューンブライドの季節ですね。

離婚経験者なら一度は経験するであろう元配偶者の再婚。

元夫が「俺再婚するんだ」と言ってきたらあなたは祝福できますか?

心から「おめでと〜」と言えますか?

たぶん殆どの人が複雑な心境を抱いてしまうものだと思います。

こんにちは。Bliss(@Bliss_Blink)です。

元夫の再婚の話にモヤモヤして一人傷ついた時、自信を取り戻す方法を考えてみませんか?

私自身がショックとモヤモヤした気持ちから立ち直った気持の切り替え方を紹介します。

今まさにショックを受けている方に立ち直るきっかけになりましたら幸いです!

(一年前の記事を再編集してお届けします。)

元夫の再婚。祝福できる?できない?

たまたま素敵なブログを発見して、心境の部分にぐっときました。↓

sin-mama.com

ことこさんの記事に胸を締め付けられましたね。

記事の中では、ことこさんの冷静と動揺の間で揺れ動く感じが手に取るように分かって言葉になりませんでした。

同じように元夫の再婚の話を聞き、目の前が真っ暗になる経験をしたのでとても人ごととは思えませんね。

引き続き「ことこ」さんの記事より引用させて頂きます。

目の前が真っ暗になるという経験を初めてしました。
再婚の話が出てからもしかして?とは思っていましたが、実際に言われたときのダメージは
とてつもなく大きいものがありました。

あーこれは本当に分ります。

元夫(または元妻)が再婚すると聞いた時の絶望感や敗北感はハンパないですよね・・。

これは経験したことある人ならわかると思います。

ましてあなたがお子さんを養育している身ならなおさらのこと。

こちらは子供の事で精一杯なのに相手は無責任に恋人と蜜月を過ごしてきたのかと想像すると

ハラワタが煮えくるかえる気持ちになるのすごく良く分かります。

こちらが一方的にショックを受けたとしても、元夫は離婚したその日から晴れて自由の身です。

どんなに勝手な元夫にだって再婚する権利はありますので文句は言えません。

それでもね〜。

わかっちゃいるけどショック。

ショックなのはやはり一度は愛した人がいよいよ手の届かないところへ行ってしまったから?

それとも先を越された悔しさのようなものなのか・・?


ステップ1:再婚が気に食わないなら感情に出しちゃっても良い!

まず元夫の再婚を祝福できる人はいないはずです(笑)

芸能人などがよく「円満離婚」なんて涼しげな顔をして言っていますが、円満離婚なんてありませんから!

芸能人は演じるプロなので何も傷ついていませんよ〜とやり過ごしているだけです。

だから「もっと大人にならなければ」と背伸びしたり、元夫に「小さいやつだと思われたくない」といい人ぶる必要はありません。

人間ですもの嫉妬だってします。

「ムカツクー!」と言っちゃっていいと思います。

変に「良いカッコしい」になって「再婚おめでとー」なんて繕っていたら間違いなく精神をやられます。

元夫が再婚しても「おめでとう!」と気持よく言えるような人ならそもそも離婚していませんから。

良いカッコして心の奥底に押し込めたドロドロの感情は、いつかあなたに悪さをする時がきます。

だから隠さないでください。

気に食わなかったら養育費をチラつかせ「再婚しても養育費はちゃんと払ってね(ニコニコ)」と嫌味の一つや二つ、

元夫(元妻)さんにチクンと刺してやりましょう。

現妻との間に子供ができてから先妻の子の養育費をバックレたり出し渋る人は一定数いるようですので、

養育費をしっかり継続してもらうためにも公正証書の確認をしてください。

もしまだきっちりと公正証書を残していなかったら公正証書役場に行きましょう。


ステップ2:相手の再婚は縁が切れて喜ばしいことと考える

相手が再婚するのは実は喜ばしいことなんです。

と言っても相手をみすみす祝福してやる言葉では一切ございません。

喜ばしいこととは、元配偶者が再婚すればこちら側への干渉が減るのであなたもぐっと再婚しやすくなることです

こっちだって晴れて自由の身。あなたも負けじと婚活するべきです。

まだ義理の両親とやりとりがあっても、再婚を機に疎遠にしていく方向で行きましょう。

何も後ろめたいことはありません。

良くない縁はバッサバッサと切る時代です。

良くない縁に「子供のため」と執着すると子供に悪影響を及ぼすことにもなりかねません。

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▲「ママだっていつか再婚してやるっ!」元夫の再婚が起爆剤となってあなたのヤル気を奮い起こしてくれるはず。
(Photo by Unsplash)

ステップ3:何か一つ好きなことを見つけてみよう!

忙しくて私の時間すらないのに好きなことなんてムリ!なんて言う前に聞いてください。

私の場合ですが、元夫が再婚して子供が産まれた時に初めて

ああ、もう私と元夫は完全に「別人」なんだなと踏ん切りがついたのを覚えています。

離婚した後、特にお互いシングルのままでいると余計に「腐れ縁」を感じてしまうものですが、

その縁がキレイにスパッと断たれて区切りがつくのが再婚ではないかと思います。

元夫は私より先に人生の次のステップに踏み出しました。

その時に自分の中に響いた声。

─ このまま育児を理由にして自分磨きもせずかまけるつもり? ─

負けていられないと腰を上げた私は少しでも自分のこと「だけ」をする時間を設けるように心がけました。

▲自分だけの時間を儀式的に作ってみよう。その時間のことを考えるだけでワクワクするようなことがあれば◎。

元夫に向けていたベクトルを100%自分のことに向けたんですね。

元夫の再婚にあたり自分の自信を失って落ち込んだのですが、

やりたい事をやっていくうちに元夫のことなんてどうでも良くなりました。

自分のやりたい事なんて言っても子供が小さいうちは思うように自分の時間が持てないかもしれません。

例え忙しくても子供が寝た後に少し読みたかった小説を読むとか、ネットでどんな資格があるか調べてみるとか、

ホットミルクでも飲みながら雑誌をゆっくり観るのもいいですね。

自分のため、自分「だけ」の時間を作ってみてください。

(好きなことと言いましたが、よかったら好きな人でもOKですよ〜。)

その好きなことをやり始めたことでそれがいつか仕事になったり、

ライフワークになったりするきっかけになりますから、

まずは自分を癒してあげる時間を作ることをおススメします。

ちょこっと知識:離婚の原因にもなる『モラハラ』をもっと知ろう!

離婚してもなお、あなたを思い通りにしようと操作してしたり、

幾度となく暴言を吐かれたらそれはモラルハラスメントかもしれません。

最近よく耳にする「モラハラ」って何?という方に向けて、

少々ロングストーリですが参考になればとモラハラを受けた当事者側から書いています。

夫婦のコミュニケーションは外から見えづらい密室だからこそ、

関係性が暴走しても周りに気づかれない怖さがあります。

↓↓モラハラはここ数年でかなり認知されてきましたが、精神的なDVとしてもっともっと知られるべきですね。

www.tekitou-bliss.com

モラルハラスメントを受けている人は、身体的な暴力を受けていないため「私が至らないだけだ」「私が我慢すれば丸く収まる」と見て見ぬ振りしてしまう人が多いと聞きます。

我慢に我慢を重ねて病気になってからでは遅い。

もし、いまも現在進行中で元夫からの暴言や嫌がらせ行為などに苦しめられていたら、

各自治体の市区役所にある「女性相談」または「DV相談」窓口に気軽に相談してみてください。

または子育てを支援している課(「育児家庭課」「子ども家庭課」などと市町村により名前は異なります)などに相談してみるのも良いかもしれません。

女性相談員が親身に相談にのってくださいますし、もし事態が深刻な場合は適切なDV相談センターにつないでくれたりします。

※元妻側からのモラハラを受けている男性でもまずは窓口に問い合わせてみてください。


Q:元夫の再婚のことを子供に伝えるべき・・?

→ 正直に伝えましょう。悪口を言ったり嘘をつくのは厳禁!

我が家の話ですが、私は娘に元夫の再婚を正直に伝えました。

元夫が再婚した時はまだ娘も小さかったため、

それとなく娘にパパは再婚したんだよ〜と自然に伝えてから、再婚してもパパであることは変わらないこと、パパもママも娘のことを大切に思っていることを忘れずに伝えました。

娘は定期的に元夫と面会をしていて仲が良かったので、面会をしていない家庭とはまた違うし、

お子さんの年齢によって捉え方も変わってくるのかもしれませんが、

娘はちゃんと事実として受け止めたようで、特に何事もなく「ふ〜ん」といった反応でした。

再婚したことは包み隠さず伝えた方が子供の精神的にもいいですね。

再婚したけどママは(パパは)あなたを愛しているし、今まで通り愛情は変わらないということをちゃんと伝えてあげれば、変に拗ねたり傷ついたりすることはないかなと思っています。

子供の前で「アイツ再婚するんだって〜ムカツク!」と不快感を顔に出したり、元夫や再婚相手について悪く言うのは絶対にやめましょう。

これ。結構無意識にやっちゃう人多いはず。

私もキーッムカつく〜と言ったり顔にイライラが出てしまっていたようで、後になって娘にぐちぐち言われました・・。

育児関連の本でも見聞きすることの一つに、

離婚した夫婦の間の子供は例外なくどの子も、親が離婚をしたのは自分のせいだと思うところがあるようなんですね。

大人からしたら全く関係のないことでなぜ自分のせいに思うのか理解できないことですが、

未熟な子供たちは大人のようにやすやすと事実を受け止める心の土壌がまだ出来上がっていないとも言えます。

ここにいるのは元夫と私の子供。これは事実であり、元夫が再婚しようが失踪しようが知ったこ取っちゃありませんが、子供からしたら唯一無二の実父であるわけで、

元夫を蔑むことは子供を蔑むことと同じと心得て罵詈雑言は絶対言わないよう配慮すべきだと思います。

辛かったら紙に書いて心をセルフケアしよう

それでも誰だって人間です。感情的になったりイライラするのは分かります。

そんな時は紙を用意してそこに書き出すことで晴れるかもしれません。

紙一枚用意したら、恨みつらみや今溜まっているフラストレーション、思い通りにならないことなどをのべつまくなしに書き出してみましょう。

「書くことに制限しない」これポイントです。

こんなことを書いていいのかな、なんて躊躇は一切不要。好きなように黒い感情を書いて見ましょう。あなたしか見ませんから大丈夫です。

書いて書いて書きまくりましょう。

ある程度書けたら一息ついて眺めて見てください。

どんなことが見えて来ますか?

恨みつらみばかりが書かれたいたとしたらまだ元夫に「こうして欲しかった」「ああして欲しかったと」と未練があるのかもしれませんね。

もっとお金が欲しい!旅行に行きたい!とか今の状況に対して嘆いていたら、やりたいことができずにフラストレーションが溜まっているのかもしれませんね。

例えば今、あなたは子育てに追われて毎日カツカツな状況なのに元夫は再婚して順風満帆な生活ぶりをSNSに挙げてるとしたら・・。

誰にも分かってもらえないその怒りや鬱憤、フラストレーションはいつかあなたの中で爆発します。

子供ではなくて、「あなた」がやりたいことが書かれていませんか?旅行に行きたい?遊びたい?飲みたい?もっと働きたい?

もし育児などで今それが叶わない状況にあったとしても、誰かにヘルプを出すことで少しだけ叶いやすくなると思うんです。

一日だけご実家や市の保育やファミリーサポートに頼って、おしゃれして買い物に行ったり、

旅行に行きたいのに行けないと書いていたとしたら、「小さい子を抱えての旅行なんて絶対無理だ」と信じ込んでいるだけかもしれません。

実家のおじいちゃんおばあちゃんと一緒に旅行に行くことでちゃっかり旅行代を奢ってもらえたり、またおじいちゃんおばあちゃんにとっても孫に会えるのでお互いにとってwin-winかも!?

周りの目を気にしないキャンプなども良いかもしれませんね。

子供が小学低学年〜中学年くらいになってくるともっと行動範囲が広がって親子で遠出も苦じゃなくなってくるので、「無理!」なんて決めつけず色々な旅行を経験してみてください。

子供がある程度大きくなったら電車旅も◎!

ちなみに私は車の運転に自信がなかったので、旅行に行く時はもっぱら公共機関を使っていました。

私は電車が好きだったのもあり電車旅も情緒教育にGOOD◎ですよ!

電車旅は普段経験しないようなことを経験するので(駅を利用する、切符を買う、時刻表を見て自分の乗る電車を確認する、知らない土地の在来線に乗ってみるetc・・)社会勉強にもなり子供の社会性が身につく良い経験となります。

一見高く見える電車代ですが、ホテル代と電車代が一緒になったプランを使えば高くて手が届かなかった新幹線の旅も叶っちゃいます。

我が家は日本旅行の赤い風船の「JRセットプラン」を使って親子で遠出の鉄道旅をしていますが、セット価格だから他の旅行サイトに比べてトータルが断然安く済むので、これ以外考えられません(笑)

予算内で手が届くプランが多くオススメですよ↓↓

Q:元夫が子供と再婚相手を会わせたいと言ってきたけど会わせるべき・・?

→ 会わせてもOK!外で会わせるのがベスト。

元夫の再婚にあたり欠かせない存在が現妻の存在。

元夫側から一度妻と子供を会わせたいと言われる場合もあるかもしれませんが、私は会わせるのはOKだと思います。

もちろん、向こう側から会わせたいと申し出があった時でかまいませんよ。

「うちの子を現妻なんかに会わせたくない!絶対ムリーーー!!」と拒絶反応が出るなら話は別ですが、

そうでなかったら、外で一度会わせてみてはいかがでしょうか。

子供は案外何とも思っていませんし、親の離婚・再婚に対しての理解がすんなりいく気がします。

元夫とつきあっていく以上、現妻は今後どこかで接点がないとも言えませんし、子供の面会などをやっていく上では現妻の理解は不可欠です。

そのためにも現妻の存在をないがしろにすべきではないと考えています。

子供を再婚家庭に会わせることもメリットがあると頭の隅に入れておいてください。

↓このままでいいんだろうか・・。そんなシングルペアレントの悩みがじわっと溶けていく心温まるバイブルです。悩んでいるシングルさんは是非一読してみて。

そしてスッキリしたら前を向いて生きていこう!

踏ん切りをつけたら前を向きましょう。

お子さんを養育していたら、

離婚理由について子供に伝えるか否か賛否両論ありますが、うちでは娘に離婚した理由をちゃんと伝えています。

↓こんな絵本をお子さんに読みながらお別れを伝える方法も有効かもしれません。

恐竜の離婚 (絵本シリーズ「パパとママが別れたとき……」) (絵本シリーズ「パパとママが別れたとき…」)

恐竜の離婚 (絵本シリーズ「パパとママが別れたとき……」) (絵本シリーズ「パパとママが別れたとき…」)

  • 作者: ローリーン・クラスニーブラウン,マークブラウン,Laurene Krasny Brown,Marc Brown,日野智恵,日野健
  • 出版社/メーカー: 明石書店
  • 発売日: 2006/10/26
  • メディア: 単行本
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その際、元夫(元妻)を悪く言うことは絶対にしないこと。どんなにクソな元配偶者だったとしても子どもにとってはたったひとりの父親(母親)です。

その手の本によると離婚した相手の悪口を聞かされた子供は自分を否定された気分になるそうなので、

子供が小さいうちは特に、言葉を選んで慎重に伝えるべきだと思います。

お子さんに離婚を伝える時に一番大切なのは、お父さんとお母さんは訳あって別々の道を行ってしまったけど、あなたを愛していると

お子さんの存在を誇ってあげることではないでしょうか。

英語圏ではよく親から子へ「I'm Proud Of You!(あなたを誇りに思っているよ!)」と声がけしていますが良い言葉でしょ?

日本では「愛しているよ」がちょうどいいでしょうか。

元夫が不倫相手と蒸発するクズだろうが、DVだろうが、決して子供の存在価値をゆがめるような悪口を言わない。

子供の自己肯定感を満たしてあげることって親の義務だと思っています。

分別のつく年頃になるとある程度理解を示してくれて、「ママも大変だったね」なんて同情までしてくれちゃったりと

娘には色々助けられています・・(汗)。

そして子供が大きくなってもし元夫に会いたいと言ってきたら、快く送り出して上げるつもりでいましょう。

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ではでは。