こんにちは。BlissBliss⋆*@テキトーでもうまくいくです。
新型コロナの影響で、世界的には遅れていたテレワーク導入に向けて一歩進んだはずの日本の労働環境。
コロナ前より広がった「働き方改革」によって、やっと日本全体が重い腰を上げて戦後より続いてきた慣習を見直し始めているのは喜ばしいことです。
かなり職場環境は良くなってきたとはいえ、それでもまだ人世代前の「マイルール」で周りを振り回す方がいらっしゃいます。
休日にチャットかましてくる上司ウザい件
うちの会社は小売業なので暦は関係なく営業しています。しかし、うちの部署の営業日は暦通りになっており、基本的に私の上司も土日祝日は公休を取っています。
しかし、若い頃『24時間戦えますか』で戦線をくぐって来た企業戦士の血がまだ騒ぐのでしょうか、仕事大好きなのか毎週休日出勤しています。😭
(それとも家に居場所がな・・ゴホゴホ)
頭の回転がものすごくいい方なので、おそらく思いついたアイディアを忘れないうちにチャットでメッセージを流しておこうという思惑があるのだと思います。
というか絶対そう💧
でもね。部下からしたら正直ウザさこの上ない。
イメージしてみてください。休日近くのレストランへ出かけて美味しいコーヒーを飲んでいる時、あるいはデート中、家族団らんのひと時を過ごしている時…急に飛び込んでくる業務チャットに雰囲気ぶち壊されたら💧
そんな時のチャットは緊急でも何でもなく、決まって今それ言う必要ある?的などうでも良い内容なのです。
私の職場の上司は私がいつ休日に入るのかを把握していますし、上司含め部署全員の公休が土日なのも分かっているはず。 表面上は「返事は月曜日でいいよ」と言っていますので、おそらく悪気はないし頭でも分かっています。(そうであって欲しい)
しかし土日にチャットを幾度となく送ってくる。もう確信犯です。
仮説1:チャットはメモがわり説
まあメモがわりに忘れないうちにチャットで送っておこうという意図があるんだと思います。
歳とると忘れやすくなりますのでそれは否定はしません。
それをわざわざ発信して人の休日を邪魔しなくても、手帳にメモっておいて営業日に共有すれば良い話ですが。
うちの上司は「日曜日はアプトプットの日💪」みたいなスケジュールを決めているんでしょうか。いい迷惑です。
しかも取引先のチャットにまで土日だろうがバシバシ送っています。超迷惑です。
やはり取引先の方はその辺のかわし方は完璧。休業日に来る上司のチャットをさらりと無視してちゃんと週明けの営業日に返信をしていますので、今のところ大事には至っていません。
無視は悪いと思ってそこで返信をしてしまうと、なし崩し的に営業日だろうが休業日だろうがお構い無しの体制が習慣化してしまう恐れがあります。
仮説2:仕事への忠誠心スゴイ説
うち上司に限って言いますと、大変仕事ができる方で頭の回転も早く尊敬できるところはあります。
しかし今回の休日チャット問題含め、やっぱり考え方や価値観が根本的にいまの時代と合っていないなと感じることは多いですね。そういう意味では私も古臭い世代の人なのですが・・。
定年間際の世代は身を粉にして働く「滅私奉公」的な働き方を求められた世代ですから、今さら令和時代に合わせて「仕事」と「プライベート」の線引きをしろって言ったって、体に染み付いた働き方を変えることは難しいでしょう。
そこへ「チャット」という、時間をクロスオーバーして共有ができる超便利なツールが出てきたことで、モーレツおじさんの仕事魂に火がついたのかもしれません。💧
チャットは見たい時に見れば良いし、最悪「無視」して後回しにできる利点があります。まだ直接電話が来ないだけマシ、とも考えられます。
氷河期(末期)世代の私は、モーレツ世代と若いZ世代の間にいる立場として、この問題には無視できません。
若い社員の代わりにいっちょ代弁して世代ギャップを埋めなければ!としょぼい使命感に駆られた私は、対抗策を考えてみました。
対処方法はないか調べたところ、こんな良記事を発見しました!✨
↓ ↓ ↓
やはり、チャットツールが普及したことで、同じような悩みを抱える人がチラホラで始めているようです 。
仮説その3:プライベートと仕事の区別が曖昧説
前述の通り、ある一定の世代から上の世代は、プライベートと仕事の区別が曖昧な人は多いのではと感じることがあります。
一言でいうなら人様のプライベートに無頓着な訳です。
最近読んだ本では、ベストセラー『最高の睡眠』の西野精治氏は自身の著書の中で、アメリカ生活が長い人だからこそ感じた日本人の変な慣習として「他人の時間を平気で奪おうとする」ことが挙げていました。
日本人はちょっと近くに来たからと口実にアポなしで立ち寄る人が多く、迎える側はその度に時間を割かねばならず、これは西野氏が住んでいるアメリカではありえないことだと苦言を呈していました。
当然、プライベートなことを悪気もなくズケズケ聞いてしまう人もいます。
私が若かった頃はまだセクハラな言動がまかり通っていたので、今でも当時のノリで若い女性社員に「彼氏いるの?」「結婚しないの?」とか聞いてしまうのもおじさまおばさま世代。
以前いた会社であったことですが、休日にわざわざ仕事用のLINEを使って「街中で見つけました^^」と自社で販売している商品を写真に撮り、せっせとアップしてくるおばさまがいらっしゃいました・・。
それに対して年下の世代のスタッフ達は「すごいですね!」「そこはどこですか?おしゃれですね!」とクサい返事を送るものだからおばさまの行為はさらにエスカレート。😓
当然無視するわけにもいかず、それっぽいスタンプを送って「見てますよアピール」するのに必死で下が、内心は鳴り続ける職場のLINEにウンザリしていたのは言うまでもありません。(パートでしたが後にその会社はいろいろあって辞めました💦 )
・・とまあ、あくまで憶測ですが、「休日にも関わらず仕事のチャットを送ってくる人」はおそらく仕事とプライベートを区別する意識が低いか線引きが曖昧。悪気はないからこそ余計タチが悪いとも言えます。
でもみすみす言いなりになって休日の緩んだアタマと貴重な時間を仕事のことで侵食されてしまうのもしゃくに触ります。
何とかしたい。
さて、ではここで今すぐできる対策を考えてみます。
対策その1:社内の相談部署へ相談する。
社内の相談部署に相談する。最終手段でもあり一番効く方法だと思います。
・・が。問題が一つ。
社内に相談できるしかるべき部署って中小企業にはまずないことと、存在していても機能しているかはまた別で、形だけあっても相談実績もなく実態が伴わないってこともあります。
そもそも、もし相談したことが本人にバレたら・・と恐怖心が上回り相談することを躊躇してしまうと思います。
以前いたところはそれなりに大きな会社だったので、相談窓口の案内が定期的に社内メールに届いていましたが、
メールの見出しが「.。゚+..。こんにちは☆ミ 〇〇相談窓口です。(季節の挨拶) 何かお困りのことはありませんか ゚+..。*゚+」と妙に爽やかで、これはきっと何かの罠に違いないと感じて警戒していました。(笑)
幸いにも実際相談するようなことはありませんでしたが。
外部に相談するには相当の覚悟が必要で、もし悪い方へ転んだらもうアウト!道は閉ざされ転職コースですよね。
波風立てない範囲で打開策が欲しいのならば「社内窓口へ相談する」ベストとは言えませんね。
対策その2:週明けに休みをもらっていたことを伝えて釘を刺す
土曜日にゆっくり起きたあなた。カーテンを開けて日差しを浴びながらコーヒーを淹れて、さて今日は午後から何しようかなとソファに腰掛けたその時。
スマホのチャット通知音がピコンと鳴り、嫌な予感がしつつチャットを見てみるとそこには上司から届いたばかりの連絡事項が・・
何ごとかと思いながら連絡事項を読んでみると、どうやら仕事の指示の内容で目を疑うあなた。
せっかくゆっくり過ごしていたのに一瞬で仕事のことを頭の中にザッと流し込まれたようなあの感覚。
殺意すら湧きます。
しかも仕事の指示だったりすると「月曜日にこれやらなくちゃな〜」と意識はすでに月曜日に飛びような感じを覚えることがあります。
それ今言う必要ある?月曜日じゃダメなの?と声を大にして言ってやりたいですよね。
だけどそれは出来ない。😭
なので、遠回しにチクリとやりつつ、
あいにく今日はお休みを頂いておりますので、週明けでしたらすぐご対応できますが宜しいですか?
と、対応するけど〜と一旦は前向きな姿勢を見せて起きつつ、営業日に持ち越したいとこちらの意見を通しています。
そして週明けに再び釘をさす!
「昨日はお休みを頂いておりました。」と切り出し、返事できなくてすみませんと一言謝った上で本題に入るようにしました。
しれっと罪悪感を植え付けてやります。
この辺りで普通の人なら気付いて「休日だったのか。…悪かったな。チャットは控えておこう」と改心してくれるはず。
何度か同じことを繰り返すならば何度でもやりましょう。
犬も猫もしつけの際は繰り返し覚えさせることで「これはいけないことなんだ」と学習させていきますがアレと一緒です。
それでも繰り返す、気遣う言葉は一切なく、罪悪感のかけらも感じてなさそうならば残念ですがその上司は救いようがありません。
あるいは、社畜の健康やライフワークバランスなんて知るか。と考えているタイプの人かもしれません。
どっちにしろその上司の下では明るい未来はなさそうです。
ここからは憶測ですが、そのタイプの上司は家族や奥さんにも同じように接しているので「モラハラ夫」である可能性が非常に高いです。
いわゆる俺様気質ですね。
俺の意見こそが絶対で正しい。周りの奴はバカだ。と信じて疑いませんので、周りの人を無意識に振り回す傾向が強い。
自分の意見に従わせて同調させて、従わない人は暴言を吐いてマウントを取る、いわばジャイアンです。
関わったらロクなことがないので要注意です。
対策その3:チャットアプリの受信設定を変える
チャットアプリの設定を変えるだけで受信を控えることができます。
「休日には受信しない」にチェックを入れて休日の曜日を設定すれば、もし休日にチャットが来ても受信も通知されないのでラクです。
さらに通知を「自分宛のチャット」にチェックを入れれば、グループチャットなど大量に飛び交うチャットをミュートして自分宛だけのチャットのみ通知音を鳴らして知らせることができます。
ひっきりなしに鳴り続ける通知音に嫌気がさしているならぜひ。
やっぱりと言うか、20代〜30代の若い世代は仕事とプライベートをキッチリ区別している人が多く、あんなに飛び交っていたチャットも休みになるとスパッと途絶えるので、これが本来の働き方だと感心しています。
上司に休日のチャットはOFFにしているとさりげなく伝えて、そこで文句言ってくるようなら、そもそもその会社はヤバそうなので転職を考えましょう。
対策その4:チーム全員でルール決めしてしまう
これです。
ネットやSNSでの”荒らし行為”は無視が鉄則と言われているように、無視する行為は対象者からの全ての攻撃を無効化する威力があります。
休日に来たチャットは無視しちゃえばいいです。
何なら休日はチャットアプリに通知が来ても見ない。
チーム全員で取り決めをしてしまえば良い。できれば上司も交えたミーティングの時などについでに「実は休日のチャットルールについてですが〜」と切り出しちゃう。
普段から上司とどれだけコミュニケーションが取れているかにもよりますが、部下みんなが賛成となればさすがに意見を無下にできないはずです。
モーレツ世代の上司は特にプライベートと仕事の境目が曖昧なので休日に仕事のチャットやメールを送るのはタブーだと単純に知らない可能性があるからです。
上司世代はこんな環境で何十年も働いてきていますので、それが当たり前。
試しに聞いてみると「え?知らなかった。俺らの頃はそうじゃなかったし。」とケロッと言われるかもしれません。
ならば好機です。令和の時代はもう通用しないと言って聞かせましょう。
「スーパー上司」であった山本五十六も言っていますし。↓
やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ
by 連合艦隊司令長官・山本五十六
対策を試みた結果どうなった?
釘さし作戦などが功を奏してか、完全になくなったわけではありませんが、うちの上司の「休日チャット爆撃」はグンと少なくなりました。
忘れた頃にチャットが投下されますが、「ああこいつメモがわりにしてるな🙄」とスルー力がついたせいもあって心のダメージは少ないです。
これは若い社員さんもホッとしたようで、このまま穏やかにスルーしつつコントロールしていく方向で進みそうです。
現在すでに「上司からの休日チャット爆弾」に悩んでいる人にとって何らかの解決のヒントになれば幸いです。
ではでは。