ランニングを始めた時、娘からこんな絵文字が送られて来ました。
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🕳 🏃♀️ 💨💨
喧嘩売っているのかと思いました。
こんにちは。Bliss@走るINFPです。
ふとしたきっかけで買ったばかりのランニングシューズを履いて外へ飛び出し、その勢いで走り始めたことでランニング生活がスタートしたのだが(前の記事を見てね!)、走り始めて3ヶ月たった今、どんな心境の変化があるのかなど語っていきたい。
これから始める「まだ」の人も、まだ走り始めたばかりで自分のフォームが正しいのか正しくないのがないのがよく分かっていない私のような超初心者も、同じ迷える初心者として、何らかのヒントや参考にしていただけたら幸いだ。
ランニングによってカラダとココロに起こったキセキ!
いきなりタイトルが湘◯乃風みたいになってしまった。(聴いたことないのでファンの人がいたらごめんなさい💦)
走るってこんな感じだろうかと全くの手探りで走り始めた私だが、毎日走っていたのを途中から体の調子を見て一日置きにしたりと、試行錯誤をしながらも地味にランニングを続けている。
むしろ走らない日はウズウズしてしまい、何かの都合で2日走らないでいるとなんか心地悪かったりする。これは歯磨きをと一緒で習慣化してしまったので、しないでいるとすごく気持ち悪い。
今年から始めた新習慣で、『muute』(ミュート)というジャーナリングアプリを使って日々のアレコレを書き溜めている。
『muute』(ミュート)はいわば『自分しか見ないSNS』と言えば伝わるだろうか。SNSや日記のように毎日のアレコレを書き留める(=ジャーナリング)ことで、今自分が何を考えているのか、どんな感情を持っているのかなど、心を”見える化”してくれるだけじゃなく、週に一回、AIが心の変化を分析してアドバイスしてくれちゃうすごいアプリなのだ。
今年の5月ぐらいにこのアプリの存在を知り早速ダウンロードした私は、なにげない毎日の日記(ほとんどは何食べたとかどこ行ったとかどうでもいい事である)をちょこちょこ記録しては悦に入っている。
『muute』(ミュート)の中にはそんな日々の日記の文章から感情を記録して、感情がどのように変化したかを『色』に変換して一覧で見れる機能があってこれがオモシロイ。
嬉しい・感謝・楽しい・好き、…などポジティヴな感情は赤〜黄色で示され、逆に辛い・悲しい・不安などのネガティブな感情は緑〜青。感情が上がりもせず下がりもせず、いつも通りのフラットな日は黄緑〜緑になっている。
赤い日は絶好調の時で、青い日はかな〜り鬱っぽい時だ。(青ばかりになってしまったら病院行きだろう)
10月に比べて12月は黄色・オレンジ色が増えて精神的に安定している。ここにはないが、11月も青(ネガティブ)が少なくなり黄色・オレンジ〜赤(ポジティブ)が多かった。
もちろん、感情は毎日とても移ろいやすいもので、女性は特に生理前のアンバランスな時になるとネガティブになったりするので、これはあくまで参考程度にしてもらいたい。
気のせいだと思っていたが、こうやってグラフにしてみるとなるほど、確かにメンタル面でかなり底上げされてなんとなく気分いい状態が続いていることが分かる。
とはいえ勘違いしないでいただきたいのは、
ポジティヴな日々が続いたといって、毎日ハッピー♪テンション・アゲアゲ☆ …な毎日を送っているという意味ではない。(ある日フツーの人がいきなりハイになったまま妙にテンション高かったらヤバい。)
ここで言うポジティヴとは、感情がアップすることはあっても下がることはなく一定の基準以上でいられる、「穏やかで満ち足りている充足感」という感じのほうが近い。
テンション高くなりすぎずもちろん鬱っぽくなったりせず、なんとなくイイ気分=穏やかで満ち足りている充足感こそが実は、幸せな毎日を送る上で不可欠な心の位置なのだそうだ。
運動はあなたのメンタルを救う
精神科医の樺沢紫苑氏は著書の中で穏やかで満ち足りた心の具合は、脳内伝達物質の『セロトニン』が大きく関与していると言っている。
セロトニンという言葉は最近よく耳にするし、セロトニンが脳から分泌されると気分が穏やかになり満たされることもどこかで見聞きしたことはあるはず。(抗うつ剤がセロトニンに作用をする薬というのは以外と知られていない。)
今やすっかり愛読者のひとり(といってもキンドルだけど 汗)となったTarzan・ターザンでも同様なことが書かれていた。
この場合、そんなに負担にならない程度の運動を続けることで脳内伝達物質のセロトニンが活性化して一言で言えばストレスに強くなる効果がある。これは私もすごく実感しておりいわゆる机上の空論ではないし、嘘じゃない。
引用元:Tarzan (何月号か忘れた)
今年始めたランニング習慣を続けてこられたのも、自分の決意が固かったからでも真面目だからでも何でもなくたまたまだ。
・・なんてのは冗談で、ランニングは誰の目も気にせず自分のペースでコツコツと続けられるし、自分の体の様子を見ながら適切な目標を立ててクリアしていくことが求められる。そんな地味〜なプロセスの積み重ねが、私の性分に合っていたのだと思う。
運動習慣なくても運動を始めれば何とかなる
生理前に心身ともに不調になる月経前症候群(PMS)があるけど、これは晴れの日があれば雨の日があるように、毎月その日が巡ってくれば避けられないものだと私は思っていた。
元々私は気持ちが後ろ向きになりがちで悩みやすく、友達から「何でそんなにネガティヴなの?」と呆れられたことがあるので他人から見てもネガティヴなのは実証済みだ。(どうだすごいだろう。)
それに加えて、ご存知の通り、16型性格診断テスト(MBTI)では、内向型INFPという”悩みやすいおセンチな内向型”の称号もいただいた。ははは。どうだ凄いだろう!!
さらに私は今まで運動習慣やロクな運動経験もなく、最後にまともに走ったのなんて中学の部活動ぐらいだ。たまたま入った部活ではなまじ強豪校だったのもあり、朝早くから夜までえげつない練習量とキツい鍛錬をこなしつつも、頭の中にいつも思い浮かんでくるのは目標を達成した自分の姿ではなく、「辞めたい」の一言。
高校に入ってからはその反動でろくすっぽ運動なんてしてこなかったし、大人になってもスポーツなどを嗜むことのないまま来てしまった超インドア派だ。
人生折り返し地点に来た、この運動によって思わぬ形で救われることになった。
ここまで読んで、全然参考にならないと思っていただけたら幸いだ。
多分そう思った人は、陸上部でフルマラソンに出ちゃうレベルの上級者か、今までもそしてこれからも全くランニングしないであろう人だからだ。
後者の人でも、ちょこっとだけやってみようかな、と思ってくれる人がいたら超嬉しい。
今年もあと残すところ2日となった。
仕事納めとなり、すっかり暇を持て余してしまった私は思う存分走ることにした。
いつものコースの延長で反対側の公園にも足を伸ばしてみようと思う。
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んなわけで、今年も当、へっぽこブログをご覧いただきありがとうございました。
来年も皆様にとってイイ年になりますように…。
良いお年をお迎えください。
ではでは。