「原稿」を漢字変換しようとしたら「元寇」が最初に出てきたw
歴史好きなんですか?と聞かれたらハイと答えます。
こんにちはBlissです。
前回モラハラについて簡単に説明させていただきました。
モラハラする人(以下ハラッサー)はなんとなくヤバい奴というのは納得していただけたと思います。
今回は身近に潜むモラハラの危険についてお話しします。
真面目にボケなしでまいります。
↓モラハラって何?という方は前回の記事をご覧下さい。
http://bliss-blink.hatenablog.com/entry/2016/06/21/%E3%83%A2%E3%83%A9%E3%83%8F%E3%83%A9%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6%E5%85%83%E5%BD%93%E4%BA%8B%E8%80%85%E3%81%8C%E7%9C%9F%E5%89%A3%E3%81%AB%E8%80%83%E3%81%88%E3%81%A6%E3%81%BF%E3%82%8B_bliss-blink.hatenablog.com
モラハラ野郎の呪いにかかるとこちらが悪いと思わされてしまう
ハラッサーの特徴のひとつに「他罰的」という特徴を上げました。
前回もご紹介した、こういう奴に会ったらすぐ逃げろ!と警鐘を鳴らしたいハラッサーの特徴についてですね。
罪悪感を持たない。責任を他人に押し付ける。
ハラッサーは基本的に自分が一番正しいと信じこんでいる。
「自分の収入が低いのは親のせいだし、今日会社で上司に叱責されたのも、今朝妻が些細な事で俺をイライラさせたからだ(チッ)
俺が怒るのも妻が俺を怒らせるからだ。だから全部周りの人のせい。俺ワルクナーイデース」
という非常に都合の良い思考回路を持っています。 しかし厳密に言うと、怒るという行為は人のせいではありません。
物事に対して自分の都合の良いように判断して「自分で勝手に怒っている」んです。
※これに関しては心理学でも「投影」とか言われていますね。
例えば赤いポストが目の前にあるとして、「赤いポスト怖いッ!キャー!」と恐怖する人もいれば、
「赤いポスト許さーん!!叩ききってやるー!」と怒り出す人がいる。
前者は赤いポストの横で幽霊でも目撃した経験があるんでしょう。
後者は赤いポストに親でも殺されたんでしょうか。
個人の解釈でいかようにもなるということです。
だから、「怒るという行為は人があなたを怒らせているのではなく自分で勝手に怒っている。」
と断定できるのです。
(たとえがヘタクソなので極論になってしまいましたが)
だから人のせいでは決してないと言い切れるのです。
「俺を怒らせるお前はダメな奴だ」
洗脳のように繰り返し浴びせられる暴言に
本当にこちらが至らないからだと思い込んで自己否定をしてしまうんです。
ハラッサーは「人にせいにするプロ」なので、
非常に巧妙なテクニックでこちら側が悪いと洗脳していきます。
(洗脳という言い方をしましたが決して良い過ぎではなく、ハラッサーは相手の思考を自分の都合の良いように操作しようとします。)
Blissも長い間ハラッサーからの「ダメ人間認定」をされてきましたので、
離婚してもしばらくの間自分に自信を持つ事が出来ず、
私はダメで生きる価値がないんだと強烈に思い込んでいました。
本当は怖いモラハラループ
8年前に離婚した時にさかのぼりますが、
色々な取り決め(子供の養育など)は元夫の強引な主張を通す形で話がすすみました。
元夫の主張はこうでした。
* 月に何度も面会させること(元夫宅に泊まりつきで) → 一度でも忘れると母親であるBlissともども死ぬほど責められます。 たとえ子供の体調が悪くても休むのは認めません。 何があっても面会を強行されます。 休むと言うものなら母親であるBlissが責任をはたしていないと死ぬほど怒られます。 * 子供から元夫に毎日メールさせること → 一度でも忘れると母親であるBlissが死ぬほど怒られます。 * 子供が身につけるもの、着るもの、全て元夫が「子供にふさわしいかどうか」チェックされます。 → 元夫基準で「変な服」認定されると母親であるBlissが責任をはたしていないと死ぬほど(ry * 子供から元夫に毎日メールさせること → 一度でも忘れると母親であるBlissが責任をはたしていないと死ぬほど(ry
・・こんな生活が「離婚してから」5〜6年続いたんですよ。
続いていたというか、元夫の言いなりだったのは私です。
傍らにどう見ても異常だったと思います。
いいですか、「離婚してから」つまり「離婚してもなお」強要されて理不尽な要求をホイホイのんでいたんです。
「そんなバカ男さっさと縁切っちゃえば良いじゃないか!」
「Blissもアホなんじゃないか?」
ごもっともです。
私も「モラハラ」の本当の恐ろしさを知らされるまで
自分のおかしさににも、自分がまだ元夫の手のひらの上で転がされている事にも全く気づきませんでした。
前述のモラッサーの特技が「言葉巧みにこちらがおかしいと操作してくることである」を思い出して下さい。
例えばあなたがハラッサーだったとして、言う事を聞かない相手(この場合は妻または夫としましょう)をうま〜く自分の思い通りにするために
どんな手を使って言葉巧みに説き伏せますか?
汚いやり方でも構いません。
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ちょっと考えてみて下さいね。
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例えばこんな手段だったら。
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元夫は「子供」を使ってきました。
後で判明したのですが「子供」を使うハラスメント、よくある手段だそうです。
モラハラのような非肉体暴力もDVのような肉体暴力も関係なく
まだ主張を持たない弱い存在、子供を使うんです。
次はモラハラからの脱出について触れます。
メサイア(医師)の天の啓示により使徒(カウンセラー)を召還する話を含めて解決の糸口をお話しします。
「モラル・ハラスメント」のすべて 夫の支配から逃れるための実践ガイド (こころライブラリー)
- 作者: 本田りえ,露木肇子,熊谷早智子
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2013/06/06
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あ、この本も何度も読みました。
日本人著者なのでイルゴエンヌ女史の著書よりは身近に感じる事例も多く
さらにぐっと日本人に寄り添ったアドバイスだと感じました。
モラハラが近くにいる人もそうでない人も一読をおススメします。