本格的な梅雨が到来し、
髪がまとまらず湿気に比例してうねりまくります。
人間は髪という天然乾湿計を持っているようです。
こんにちはBlissです。
この曇天を見ていると超絶スランプな時期を思い出させます。
ちょうど一年前ですかね。
元夫とは子供の面会を通して会う関係が続いていたのですが、
一年前に手のひらを返すように子供の面会や養育費に関することで一方的な意見を押し通してきました。
ほぼ毎日のように罵倒をされ、強烈なストレスのせいで眠れず、
会社に行けなくなるほどの抑うつ状態に陥りました。
「あの野郎、許さねえ!」
相変わらず続く元夫の奇行や暴言にいつものように怒りが抑えきれませんでしたが
第三者の冷静な意見を聞く機会があり、そのときに気づかされたんです。
もしかして私もおかしかったのか?と。
元夫はモラハラ加害者だったからです。
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モラルハラスメントという陰湿ないじめ
突然ですがモラルハラスメントという言葉を耳にした事がありますか?
おそらく近年でメディアに取り上げられるようになって
一般にも認知されてきた印象がある新しい言葉だと思っています。
何やらカタカナで噛みそうですが、「ハラスメント」とあるように全然良い言葉じゃないんですよ。
以下はWikipediaからの引用です。
モラルハラスメント(仏: harcèlement moral、英: mobbing)とは、モラルによる精神的な暴力、嫌がらせのこと。俗語としてモラハラと略すこともある。 Wikipedia 「モラルハラスメント」より
フランスの精神科医マリー=フランス・イルゴイエンヌ女史が提唱しだした言葉で、
代表著書の「モラルハラスメント ー人を傷つけずにはいられない」は世界中にモラハラという言葉が知られるきっかけになりました。
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文章は小さめですが訳が読みやすく、まさにハラッサーが近くにいる人のためのバイブルだと思います。
モラハラを知りたい、元夫をどうにかしたいと何かのヒントを求めて何度も読んだ記憶が甦りました。
副題の「人を傷つけずにはいられない」は特に大げさじゃなく
モラハラする人は基本的に他罰的な性質を持っているところがあるんです。
モラハラ加害者といると孤立無援になる!
モラハラという言葉を知る直前、
私は元夫からの理不尽な仕打ちに悩んでおりました。
どうしてフツーの夫婦のようにうまくいかないんだろう、
どうしてフツーに話しているのに嫌みな言い方をされるんだろう・・。
モラハラ加害者の特徴を簡潔にまとめてありましたのでまたまたWikipediaから転載します。
- 罪悪感を持たない。責任を他人に押し付ける。
- 強い者には弱く弱い者には強い。
- 猫なで声や慇懃無礼
- ある事柄においてのみ感情的恐喝をするのではなく、もともと感情的恐喝が出来る人格である。
- 立派な言葉を使う。しかしその人の日常生活や内面の世界は、その立派な言葉に相応しいほど立派ではない。
- 際限もなく非現実的なほど高い欲求を周囲の人にする。
- ターゲットにする相手に対し、前に言ったことと今言うことが矛盾していても、何も気にならない。人を怒鳴っておいて、それが自分にとって不利益になると分かれば態度をがらりと変える。
- 他人の不幸は蜜の味。
- 恩を着せる(自己無価値感が基にある)その一方で自分への被害は甚大な被害に扱う。恩を売られるのを拒む。
- しつこい人であることが多い。心に問題がある。
Wikipedia 「モラル・ハラスメント加害者(モラル・ハラスメンター)の特徴・行動パターン」より
以上、全てではありませんが元夫に当てはまる項目だけピックアップしました。
中でも特徴的だなと思うところは強調しました。
(実際はこれ以上に特徴的な行動はあるのですが、まぁ、不思議ちゃんだと思って下さいね。)
どう見てもマジキチですね。
10人中10人がヤバい夫だから逃げろというでしょう。
何となく周りにいそうな気がします。ホラ、会社の上司とかに・・いませんか?
潜在的なモラハラ気質の人は男女問わず沢山いると聞いた事があります。
医者に行っても「風邪ですね」と何かの疾患を与えられるわけではないので
「あなた(被害を受けている人)が我慢すればいい」 「私が我慢すればいいんだ」 「ああいう性格だから・・(仕方ないかも)」
こういう思考に陥るのはモラハラという見えない問題の性質上当然の事だと思います。
これがモラハラが軽く扱われやすい理由のひとつと聞いた事があります。
私自身、モラハラを受けた事についてはしばらく口を閉ざしてきましたし、
医師やカウンセラー以外の人に話した事はありません。
(ただ単に面倒くせーというのもあるw)
モラハラに限らず、ハラスメントって陰湿さを極めていますが、
モラハラはメッチャ陰湿な傾向が強い。