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メッツァビレッジに行く前に!駅からどうやって行く?3分で分かる飯能市ってこんなところ


3分で分かる飯能市ってこんなところ

こんにちは。Bliss(@Bliss_Blink)です。

埼玉をディスりまくる映画「翔んで埼玉」の大ヒットで一躍注目される存在となった埼玉県。

さらには埼玉県の西部にフィンランドのムーミンの谷を再現したメッツァビレッジ・ムーミンバレーパーク・metsa(メッツァ)がオープンしたことにともない初めて「飯能市はんのうし」の存在を知った人も多いはず。

「飯能市って一体どこなの?」「電車でも行けるの?」ムーミンお墨付きの美しい森林都市「飯能市」についてのギモンをQ&Aで勝手に答えちゃいます。

Q:飯能市の観光スポットって何があるの?

A:川のせせらぎで飯能河原、スカイツリーも見える天覧山、そこかしこから木の香りのする町です。

人口8万の自然豊かな町でが自然溢れる飯能は風光明媚な観光スポットに尽きません!

町の南側を流れる一級河川の入間川で遊べる飯能河原はんのうがわら、アニメ「ヤマノススメ」第一話で出てきて聖地巡礼スポットにもなっている天覧山てんらんざん

メッツァとは反対方向ですが、ムーミンの谷を再現した公園「あけぼの森公園」にもぜひ足を運んで、ムーミンの世界に入り込んでみて。

www.city.hanno.lg.jp

Q:飯能市まで電車で行くには?

新宿・池袋方面からは西武線(池袋線・新宿線)で「飯能駅」で下車。

横浜方面からはFライナーまたはS-TRAIN(エストレイン)が早く、横浜駅から約1時間半で飯能駅に着きます。

メッツァに行く前に!3分で分かる飯能市ってどんなところ?

Q:飯能駅からメッツァビレッジ・ムーミンバレーパークまでどうやって行くの?

A:飯能駅・東飯能駅からは「メッツァ」直行のバスがオススメ!

飯能駅北口・東飯能駅東口からそれぞれメッツァビレッジ直行のバスが出ていますので活用しましょう。

メッツァ直行バスは西武バス・国際興業バス・イーグルバスが運行しておりどのバスに乗ってもOKですがイーグルバスのみPASMO(パスモ)などのICカードが使えませんので注意!

イーグルバスの直行便に乗る際は小銭を用意してくださいね。

飯能駅北口・東飯能駅東口「メッツァ行」直行バス料金

飯能駅北口発の「飯能駅北口~メッツァ行」バス時刻表はこちら。↓

transfer.navitime.biz

バス乗り場 → 飯能駅北口「1」番のりば
飯能駅の改札を出て左へ。そのまま階段を降りて進みます。突き当たりのロータリー右手に「1番」乗り場があります。

東飯能駅東口発の「東飯能駅東口~メッツァ行」バス時刻表はこちら。↓

transfer.navitime.biz

バス乗り場 → 東飯能駅東口「2」番のりば
東飯能駅の改札を出たら左へ。そのまま階段を降りてすぐ、突き当たりのロータリーを右に少し進むと「2番」乗り場があります。

Q:メッツァまで歩くと遠い?距離はどのくらい?

駅から歩くとだいぶ距離があります…。😱

メッツァビレッジ・ムーミンバレーパークは、西武池袋線の終点「飯能駅」からおおよそ3km、JR八高線「東飯能駅」からも3kmの距離がありますので、メッツァまではタクシーやバスを使うことを考慮してプランを組んでくださいね。

駅からメッツァのある宮沢湖まで歩いて行っちゃう猛者もいますが、そんな方は地元の人やハイカーなど登山慣れしている方なので要確認。

駅からなだらかな坂が続くのですが、メッツァ・ヴィレッジの直前からグッと上り坂になります。ママチャリでもメッツァ・ヴィレッジがある宮沢湖周辺のヒルクライムはちょっとキツイ…。

メッツァに行くためにハイキングの格好をする必要はありませんが、ぜひ歩きやすい靴でお越しください。

また、東京から1時間以内で来れる飯能市ですが、土地柄、一歩駅を出ると急に案内が乏しくなるので初めて電車で来られて不安な方は飯能駅構内の改札口横にある観光案内所「ぶらっと飯能」に立ち寄ってみて。スタッフがいるので安心です。そこを見逃すと案内所はないので注意!(あるけど遠いです)

飯能駅構内にある観光案内所「ぶらっと飯能」公式HPはこちら

Q:飯能市の美味しいものって何があるの?

A:飯能といえば何と言ってもうどん!コシがあって美味しいです。

埼玉県といえば香川県に次いで2番目の「うどん県」だということが知られてきました。

これは埼玉県に生まれた人間として「うどん店」が多さはつくづく感じていまして、埼玉県内どこへ行ってもご当地ならではのうどんのお店があったりして遊んだ帰りのお腹を満たしてくれます。

またB級グルメの常連メニュー「すいとん」をアレンジしたすいーとんはマイナーながらも名物(?)として市内の学校給食に出るほど親しまれています😄

ちなみに「飯能市といえば”わらじカツ丼”だよね!」と言われることがありますが、残念。それはお隣の秩父市です(笑)

Q:飯能に着いたらアニメがいっぱい。これ何のアニメ?

A:「ヤマノススメ」という飯能在住の山ガールたちが全国の山にチャレンジするご当地アニメです。必読!

www.yamanosusume.com

飯能市につくとまずバスにでかでかと「ヤマノススメ」のラッピングバスが目に入ったりするので必ず目にすると思います。

アニメ「ヤマノススメ」では登場人物が飯能市在住ということで、最初のエピソードでは飯能市に存在する「天覧山てんらんざん」登山が出てきたことで一躍有名になりました。

Q:カワイイ馬のゆるキャラと握手した!これ何ですか?

A:\飯能のゆるキャラ夢馬むーまです。お土産に覚えていって〜。/

夢馬むーま
写真は飯能市公式ツイッターよりお借りしました。

夢馬むーまはその名の通り馬の見た目から「馬の産地なの?」とか「大きな牧場があるの?」と勘違いされると思うので予めお断りしておきますと残念ながら飯能市内に馬のいる牧場はないようです…😅

じゃあなぜ夢馬(むーま)は”馬”なのかというと、夢馬(むーま)は元々、「飯能市の誇る著名な木材・西川材にしかわざいで出来た木馬(という設定)」だから。

伊豆ヶ岳などの山々のちょうど”端っこ”に位置する飯能市は、古くから西川材にしかわざいと呼ばれる良質な木材の産地でもありました。

江戸時代には西川材で筏を作り、飯能市を流れる入間川の急流にイカダをのせて東京の深川まで運んでいった歴史があり、埼玉(武蔵国)の山奥に良質な木材があることが知られていたそうです。

引き合いに出される群馬県の人気ゆるキャラ「ぐ○まちゃん」には似ているかもしれないけど気のせいです(笑)

Q:飯能市はやっぱり花粉が多いですか?

A:3〜4月は特に多いです。マスクや薬で防御しましょう

杉山に囲まれている飯能市は当然スギ花粉が飛びます。花粉症の人には堪えがたい花粉の嵐を食らうので、特に都会から来られる方は薬・マスクなどを忘れずに!

花粉のシーズンになると山肌が花粉で黄色く霞むほどで、春一番が吹いたりすると花粉旋風が吹き荒れます(泣)

一番多い時期ですと車のフロントガラスにも花粉がつき、花粉の油分のせいかなかなか拭き取れず、これがまたひと苦労。

花粉症の人曰く、スギ以外にもブタクサやヒノキによる花粉が年がら年中飛んでいるということです。山に囲まれ自然が多い町ならではの悩みですね…。

山の植物の中にはアレルギーを引き起こす木々があるので、肌が弱い人が山に入って植物に触れる際は十分気をつけてください。

帰宅の際は花粉を持ち帰らないよう、ブラシなどでよく落としてからお帰りくださいね。

Q:メッツァの横に「喜楽里」という謎の施設が。これ何?

A:「喜楽里きらり」は手ぶらで行ける日帰り温泉です。お風呂入ってから帰るも良し!

宮沢湖入り口手前、右側を登っていくと宮沢湖温泉「喜楽里」があるのをご存知ですか?

この喜楽里、未就学以下の小さなお子さんは入場不可!という大人のための隠れ家的な温泉なのでございます。

宮沢湖温泉喜楽里オススメ

メッツァの出来るずっと前にこの地にオープンした喜楽里は、足繁く通っていたほどお気に入りだった思い入れのあるスポットなのですが、魅力は何と言っても埼玉県内随一の眺めの良さだと思っています!

↓喜楽里のレストランにあるテラスからこんな景色が見れちゃいます。

宮沢湖温泉喜楽里オススメ

岩盤浴もあるのですが、ここの岩盤浴は広々としていて時間制限もなく、クールダウンスペースも充実していたりとサウナに弱い私でも思わず長居をしてしまうほど快適です。(※中学生以下は岩盤浴に入れません)

テラスだけではなく、男湯・女湯それぞれの露天風呂からも宮沢湖が見えるので、晴れた日などの露天風呂は空気が清々しく疲れも一気に吹き飛びほぐれます。オススメですよ!

喜楽里は”大人の隠れ家”的スポットのコンセプトが強く未就学児以下のお子様は入場できないので注意!

そのせいか他の日帰り温泉に比べて静かでゆっくり温泉に浸かれると思います。

www.tekitou-bliss.com

Q:宮沢湖には昔動物園があったってホント?

A:ホントです。

メッツァが出来る前には「レイクサイドパーク宮沢湖」があり、大型アスレチックや釣り堀、レースカート場もあったりと様々なアクティビティが楽しめる湖畔公園で、週末になると親子連れで賑わっていました。

動物園は10年以上前に閉園してしまいましたが「なかよし動物園」という名前で地元の人ならみんな知っているほどのミニ動物園がありました。(私も子供の頃にこの動物園に連れて行ってもらったのを思い出した…)

宮沢湖の一番奥にあったこじんまりとした動物園でしたが全盛期にはペンギンも飼育されていたりと、それなりに賑わっていたように思います。

しかし、少子化の煽りを受けたのか動物園は年々縮小を続け、いつの間にかひっそりと閉園していました…。

私が動物園より印象に残っていたのは、宮沢湖に入るとまず目を引く巨大アスレチック「冒険の森トライ105」の存在。 要塞のような巨大アスレチックからひょっこり見える塔が子供の心をわしづかみしていました。

Q:飯能市のマニアックなオススメスポット教えて!

A:川のせせらぎで飯能河原、スカイツリーも見える天覧山、そこかしこから木の香りのする町です。

意外と知られていない穴場スポットが平成25年に竣工された西川材の図書館:飯能市立図書館の存在!

www.hanno-lib.jp

youtu.be

総ガラス張りの明るい図書館に入るとまず目に飛び込む圧倒的なスケールの天井と、天井に向けて力強く立つシンボリックな柱!

直線的な木と建材が絶妙な感覚で重なり合い、ところどころに取り入れられた無機質なコンクリートが織りなす空間を見るだけで価値があると思います。

特にオススメは鳥肌が立つような光空間2階の学習スペースだったり(要予約)、日差しがたっぷり振りそそぐカウチのある読書スペースだったり、

図書館内の採光も絶妙で、時間によってゆっくりと移ろいゆく日差しが直線的な木材とぶつかり、木の床に美しい影を描いていたりと、建物そのものがアート作品のようで時間がゆっくりと流れていきます。

日曜日の午後の日差しを受けながら2〜3時間ぐらい本を片手にボ〜ッとするのが好きでした。

今まで色々な図書館に行きましたが、我を忘れちゃうほど美しい図書館は飯能市立図書館以外なかったです。

美術や建築が好きな人もそうでない人も個人的に超超オススメのスポットです。

どうしてそんなに飯能市に詳しいの?

A:生まれも育ちも飯能市だからです。

今でこそさいたま市に住んでいる私ですが、元々地元は飯能市です。

寒さが和らぎ、木々の葉がだんだんと青くなってくる4月5月になると都心や県外から自然を求めてきた人で飯能市は活気付きます。

山や川を見て何がそんなに嬉しいのかとフシギでなりませんでしたが、今になってその美しさが分かるようになりました。今までは当たり前に享受していた事だったので、離れて暮らして見てそのありがたみが分かったという感じでしょうか(笑)。

自然の近くに住んでいたおかげで木々の色の変化や川の様子で四季を間近に感じることができたので、さいたま市に来てからは四季を感じることが少なく、「四季感」を感じられる事って実はすごい贅沢なことなんだと皮肉にも都会で知ることとなりました。(もちろんさいたま市も一歩街を外れると自然はありますが)

ちなみに私の実家は市街からうんと離れた山奥にあるので、そりゃもう自然以外何もないってほどの大自然で空気の香りやウグイスの声で春を感じたり、トンボが現れると秋の訪れを感じたりと、人間の原始的なセンスが磨かれること間違いなしです。(笑)

近年飯能市では移住者の招致にも力を入れていて、週末は趣味の畑でちょこっと農業しながら平日は通勤で東京に通えちゃうというspan style="color: #ff5252;font-weight:bold;">「都会に近くてベンリな田舎ぐらしの理想の姿を叶えようと色々な施策があるようです。

ふるさと納税の返礼品としてムーミンと西川材をコラボした北欧風インテリアが話題を呼びました。(現在は終了しています)

週末はムーミンやミィ達を探しに飯能市に訪れてみては?

ではでは。