ちょっと聞き慣れないオリエンタルな音色も合わせて
好きな音色を3つほど。
どれも瞑想などで使われる美しい音色ばかりです。
風が奏でる和音【ザフィアーチャイム】
ささくれ立った感情をスポンジのように吸い取ってくれる、
そんなザフィアーチャイムの音色に耳を澄ましていたい。
基本的にはウィンドチャイムなのですが、
風が通るだけでこんなに磨かれた音が出る。
初めて聞いた時、頭のモヤモヤがすっ〜とクリアになったのを思いだします。
Zaphir Chime
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このザフィアーチャイム、それぞれ音が違う。
フランスで作られている「KOSHI」というチャイムも同じように
ランダムな音階を奏でて心地いいです。
この音には「
ずっと聞いていられる澄んだ音で大好きです。
清らかなチベットの仏具【ティンシャ】
日本ではお仏壇の「おりん」で馴染みがある音色ですね。
チベット仏教の仏具の一つであるティンシャの音色は最近のマインドフルネスをベースとした瞑想アプリなどではおなじみの音なのでどこかで聞いたことあるかもしれません。
チーン、と単音ですが、ティンシャの場合は2つのベルを同時に反響させたり興味深い。
ティンシャが音が消えていくさまにじっくり耳を傾けよう
ティンシャを鳴らすと何もない無から大きな音が発生して、やがてゆっくりと小さくなり、最後は音が無に還っていくまでを聞くことができます。
音が無に還っていくところまでしっかり耳を傾けてみる。
ティンシャには音の鳴っている「有」の時間と音が小さくなって消えていく「無」の余韻を楽しむ聞き方があるそうです。
1 Min. Quick Antique Tingsha Meditation
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動画を観ながらティンシャの音が鳴ってからシーンと消えていくさまに意識を集中してみましょう。
キーンと音が発生して…
〜〜〜〜(音の共鳴)〜〜〜〜〜
音が消えて…
(シーン)…
無──。
あれだけざわざわしていた頭がシーン!となりませんか?
過去の失敗を考え出して止まらなくなったとき、感情がモヤモヤしている時、
美しい音に意識を集中してみればピタッと止まります。
壮大なうねりに身を委ねる【チベタン・ボウル】
どうも私たち日本人には”おりん”のような音色には親近感が沸きます。
もうこれは日本人のDNAに溶け込んでいる音色と言ってもいいですね。
日本の”おりん”そのまま大きくしたようなチベタン・ボウルはウ〜〜〜ンという「うねり」が心地良いです。
↓
Heart Meditation with Tibetan Bowls www.youtube.com
朝から晩まで何かと騒がしい環境にいる私たちですが
坐禅を組むとかヨガをするとまでは出来なくても
せめて耳だけでも癒してくれる美しい音に触れたいものです。
音が鳴る様に耳を傾けることはマインドフルネスの基本でもあるので、
あたかも体全体で美しい音を聞いているかのように全神経を集中して聞いてみると大きな癒しがあると思いますよ。
私はいい音色のあるところならば
いつも読んで下さってありがとうございます。