テキトーエレガンス

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バッグに服の色が色移りしてしまった。家にあるもので落とせるか検証してみた!


こんにちは。Bliss@Bliss_Blinkです。

ある日のこと。

通勤帰りの電車の中で、ふと手持ちのバッグを見たのですが、よく見ると何かついている。

滲んだような青い汚れがバッグの下部分についているではありませんか!

何だこれ!?

汚れのつきそうな所に置いた覚えばないし、と推理を巡らしてみると原因が分かりました。

色の原因はその時履いていた紺色のテーパードパンツ!

どうやら服がバッグに擦れて色移りしてしまったようです…。

マジか〜〜〜!!ショック〜!😱😱😱😱😱😱😱

幸い合皮のバッグですが色が明るいクリーム色だったためやっぱり汚れが目立つわけ。

その日は朝から気温が35℃を超え、汗だくで通勤していたため、汗や体温で湿ったパンツによって容易に色移りしてしまったのでしょう。

うかつでした…。

青い染料ってこんなに青いのね、と意味分からないことを呟きながら帰宅。

↓今回つけてしまった衣類の色移りはこんな感じ。

分かってます。めっちゃ青いです。

あ〜やっちゃったね〜…という声が聞こえそうです。

バッグは合皮とは言え買って間もないもの。大きめのトートで長く使っていけそうと期待していただけにカウンターパンチを食らった気分です。

この憎っくき色移りを落とす方法はないかとググってみ他ところ、日本人の知恵の宝庫であるYahoo!知恵袋にも同じような相談がたくさん寄せられており、自宅にあるもので落とす方法がたくさん紹介されていました。

なのでまずは一通り全部試してみることにした。

もし落ちたらラッキーぐらいの軽いノリで「色移り落とし」の戦いは幕を下ろしたわけですが、意外な結果に…!?

では孤独な色移り落とし戦スタート!! プォ〜ン♪ (法螺貝の音)

注意
今回は合皮のバッグだったので過酷な検証を繰り返しましたが試す時は自己責任でお願いします🙏。試す時はまず少量をつけて他に色落ちなどがないか確認してください。
また、革製品は絶対に自己流で対処してはダメ〜!必ず革製品専用のクリーナーを使い、それでも落ちない場合はプロに依頼しましょう。

↓↓↓↓↓

検証アイテム1:消しゴム

知恵袋に寄せられたある回答者の方によると、鞄や靴の汚れなどを落とす専用の”消しゴム”があるとのこと。あ〜あれね、うん。うちにもあるよ!ってあるか〜い😫!!

一応フツーの消しゴムでも代用できるとのことで、フツーの消しゴムで試しました。

色移りしたところにゴシゴシ…

結果:まあ、落ちるわけないよね…😔

検証アイテム2:セスキソーダ(重曹など)

主婦の熱い期待を背負いまくっている謎の白い粉、そう重曹。

中でもアルカリ性の”セスキソーダ”と言われる粉末は水に溶かしてスプレー状にすることでキッチン回りの汚れ落としから衣類の汚れまで、家中何にでも使える万能クリーナーになることでよく知られていますね。

我が家にもスプレー状にしたセスキソーダがあるのですが、セスキソーダでもいけるんじゃね!?と淡い期待を胸に汚れにスプレーしてみました。

くるくるとなじませ乾いた布なので拭き取ること数回。

結果:全然落ちてないよね…青々しているよね…😔

王者セスキソーダもスゴスゴと退散していきました。

ハイ次。

検証アイテム3:衣類用シミ取りハイター

これはヤフー知恵袋ではなかったのですが、洗濯界の救世主・シミ取りハイター(スプレータイプ)も試してみることにしました。

シミ取りハイターは主に洗濯の際大活躍するクレンジングスプレーで、Yシャツのガンコな襟汚れなどに吹き付けておくとあっという間に落ちるスグレモノなのです。

色移りはタンパクの汚れとはちょっと違うけど、染料などもキレイにクレンジングしてくれるんじゃないかな〜と期待しつつ吹き付けて拭き取ったところ…

結果:全然落ちない😐!ハイ次!

どんどんいきます。

この辺から落ちそうなものなら何でも使っちゃえ!と数打ちゃ当たる作戦に出ます。

検証アイテム4:ゲキ落ちくん

「落ちなかったらゲキ落ちくんを使え!」と言われるぐらい、知る人ぞ知る四角いスポンジ・”ゲキ落ちくん”。

水をつけるだけでシンクの汚れからカップについた茶しぶまで、特殊なメラミン繊維でキレイに汚れをこそげ取ってくれる凄いスポンジなのでございます🤩✨。

結果:ぜんっぜん落ちない😐!ハイ次ッ!!

(↑めんどくさいのでだんだん手順を省きはじめる)

検証アイテム5:メイク落とし

はは〜ん、メイク落としとはなるほど。

ものによりますが、メイク落としにはメイクという界面活性剤の塊や強力なマスカラなどもスッキリ落とす威力があるので、これは試してみる価値がありそう。

コットンにメイク落としをたっぷり含ませ、バッグに叩いてみます。

結果:落ちるわけないだろッ!!🤣(ちょっと怒り)

(ここまでくると面倒になって写真すらない)

この辺でそもそも自宅で色移りを落となんて無謀だったのか…?と迷いが生まれる私。

でもこんな青々したバッグを持っていくわけにいかないとショボいプライドにかけ再起を図ります。

いよいよ最終決戦。勝負はあっけなく〇〇に軍配があがった?

え?これって戦いなの? そうです。戦いです。

明日(の通勤時)までにバッグを元どおりにするという期限つきの戦いなのです。

↓長い戦いになりそうだと確信したその時、ググってたまたまたどり着いた記事に救われることとなります。

ginzaparis.com

この銀座パリスの知恵袋さんの色移りした時の落とし方の記事によると、合皮バッグの場合、除光液で落とせる場合があるとのこと。

以下、記事から抜粋させていただきました。

合成皮革のバックに色移りしてしまった場合、除光液を使って落とすことができます。

もっと早く知りたかった〜〜😭😭 今度こそ救われそう。

ご存知かと思いますが、除光液とはマニキュア(ポリネイル)を落とすアセトン溶剤のことで、油性の物を強力に落とす成分のおかげで、ついてしまった油性マジックや塗料を落とすことができたりします。

これは盲点だった〜と除光液を取り出し、コットンにたっぷり含ませて優しくバッグの色移りを拭き取っていくと、少しずつ青い色がコットンに移り、色シミが薄くなってきました。

ここでキレイに落とすポイントはケチらずたっぷり除光液を含ませること。

※色の濃いバッグの場合、必ず端っこなどでテストしてください。

合皮のシワに合わせてコットンを優しくくるくると円を描くように拭き取ること2〜3回。

↓このぐらいまでキレイに落とすことができました。

うっすら残ったものの、当初からだいぶ色が落ち、写真では少し青みがかっているものの、実物はパッと見ではそこまで分からないくらいまで色が消えました。

すごいよ除光液。

ちなみに安い除光液で十分落ちましたので、近くのコンビニに行ってParaduとかの除光液を買って試して見て。

しかし、除光液は強力なので色によって濃い色の合皮バッグなどには適さない場合があるかもしれません。

私のバッグに試した時も、わずかですがバッグ本来の色がコットンについたような…?

必ず別の場所で色落ちがないか確認してから試してください。

結論:合皮バッグの色移りは”除光液”で落とせる!(ただし合皮のみ!)

ふう。長かった色移り落としの戦いもまさかの除光液の登場ですんなり終焉を迎えました。

残ったのは散乱したコットンと、洗剤などのボトルの山…。

…というわけで。一気に疲れが襲ってきたのでもう寝ます。(片付けないのかっ!)