12月に入ってすぐ急に冷え込むようになり、毎日暇さえあればヒーターの前で猫のように丸くなっております。
こんにちは。猫です。Blissです。
いよいよ寒さが本格的になると気になるのが暖房器具。
今年は世界的な燃料費の高騰により、電気代がエグいことになると噂されています・・
狭い我が家では収納スペースが限られているため、毎年、『レンティオ』で暖房器具をレンタルしているのですが、
今年は新商品の暖房器具がより増えていて、いろいろなタイプの選べるようになっていました!
私はテレワーク民なのでデスク周りを温めてくれる家電を探し回っているのですが、
家電量販店でよく目にする『セラムヒート』の取り扱い開始されているではありませんか!
よしっ!今年の冬はこれにお世話になろうと決意。
んなわけで、早速レンタル開始して商品が届いたので使ってみることにしました。
去年までCORONAの『コアヒート』を使っていたんですが、今年はダイキン『セラムヒート』に乗り換えました。
(レンティオではセラムヒートのレンタル料は月4000円、そのぶん、コアヒートが4000円→3000円に値下がりしていました。※12月現在)
箱でっかいです。
綺麗に梱包されています。
セラムヒートをテレワーク部屋に置いてみる
コロナの『コアヒート』からの鞍替えですが、デザインは『セラムヒート』の方がスッキリシンプルで好きです。
色はたまたまホワイト(色は選べません)が届いたおかげで狭い我が家でも圧迫感はなし!
操作パネルはすごくミニマル。ダイヤル部が光るので使用時が分かりやすいことと、
おおよその消費電力が表示されたりと、無駄な電力を使わないようこれでもかと省エネモードがついています。
節電&安全モード
- 電力を何W使っているかが一目で分かる
- タイマー付き(設定しなくても6時間で勝手にOFFになります)
- 人感センサー付き
- 節電モード(リズム/温度)
- 即温まりたいなら「速暖」モード付き
去年まで使っていたコアヒート、そして今年のセラムヒートに限らず遠赤外線暖房機に言えることですが、
電源をつけても内部の熱源(シーズー管)は光らず真っ暗なので、故障じゃないの?と感じてしまうかもしれませんが実はこれで正常運転です。
セラムヒート = 電気代高そう😭
・・なイメージを払拭すべく(?)、消費電力が表示されるのは面白い設計で店頭で見かけてココに感心した人多いはず。
とはいえ、ダイヤルの目盛り1〜2ぐらいで十分温かくむしろ熱いぐらいなので300W〜400Wを超えることはないですね。
↓裏側はがっしりとしたフレームで、ちょっとやそっとの衝撃では倒れない頑丈な土台についています。
結局セラムヒートって暖かいの?どんな温かさなの?
結論から言うとセラムヒート、
温かいです!!
昔ながらの石油ストーブ・・まではいきませんが、ダイヤル1〜2目盛りぐらいでも目の前にいると照射面全体からしっかりと熱エネルギーが伝わってきます。
これは私の主観ですが、例えるならハロゲンヒーターやコタツの中からジワっと温まるような、まろやかな温かさを感じます。
セラムヒート良いところ・イマイチなところ
\ 良いところ /
- スイッチONですぐ暖まる
- 自分だけ暖めたい!というピンポイント使いなら最高の暖房機
- キッチン、デスク周り、リビングなどどこでも使える
- 熱が体の内側まで届くような柔らかい温まり方
- 空気を汚さない
- 作動音はごく小さく静か
\ イマイチなところ/
- 人から離して置くほどパワーを上げる必要があるので電気代上がる
- 部分的にしか温まらず、当然だがヒーターが当たらない側は寒く、一番冷える足元は寒いまま。「体の芯から温まる」は言い過ぎ?
- 初めはじんわり暖かいが、時間がたつとチリチリとした体感へ。
- ホコリがつきやすく、シーズー管周りは特にホコリが目立つ(掃除がしにくい)
この手の暖房機の欠点をひとつ上げるなら、
空気を暖める暖房ではないので、あくまでヒーターの当たっている面しか温かさを感じないことでしょうか。
トレンドの新しいタイプの暖房だとその辺クリアしちゃっているイメージありましたが、物理的に考えたらそんなはずはなく、当然っちゃ当然ですね💦
公式HPには「芯まで温まる」とサーモグラフィーを用いて体の温まり方を検証していますが、
あれって、セラムヒートの近くに立ち、体とヒーターと正面にして検証している気がします。
普段私は、テレワーク中の暖房としてセラムヒートをメインに使い、節電のためエアコンは切っています。
ヒーターが当たっている側は時間とともにジンジンしているのに体の反対側は寒いままというアンバランスになるので、時々体勢をぐるぐる変えています。
これはセラムヒートをどこに置くかに影響されるのですが、足元にはヒーターが当たらず(当てられず)寒いですね(笑)
体全体を当てようと思ったら先の通り、体の正面に置かないといけないのかも。
そうすると体を預けているデスクやイスなどの家具を焦がす危険も出てくるのでやめています。
いっそスタンディングデスクにして足ごと暖めちゃう作戦もアリ。
空気を丸ごと暖めるなら、エアコンやファンヒーター、最近ですとオイルヒーター一択です。ってかそっちメイン使用にして、セラムヒートはあくまでスポット向けと考えた方が良いです。
というわけで、
エアコンをつけていることを前提で、キッチンに立つ時、寝起きで着替える時、勉強デスクの周りでスポット的に使用する・・という使い方になってくると思います。
使い方に多少の慣れが必要ですが、温かさ・使い勝手ともに十分で、とても満足しています。
コロナ「コアヒート」と比べてどうなの?
セラムヒートと引き合いに出されるのが「コアヒート」ではないでしょうか。
「コアヒート」は石油ファンヒーターなどで有名な暖房機メーカー「CORONA」の機種で、同じシーズー管を使用した赤外線暖房機です。
一昨年、そして去年と2年ほどレンティオでレンタルして使っていたのですが、セラムヒートとどう違うの?と疑問だったのですが断言できます。
セラムヒートとコアヒート、どちらも使用感は一緒です。ほぼ変わりません!
温まり方、消費電力の幅、ボタンなどの操作性、安全モードや省エネモードの充実さなど、セラムヒートの方がわずかに省エネモードやタイマーなどが充実していること、見た目がスタイリッシュなところぐらいで、
細かい機能などに特にこだわりのない素人にはどちらを使っても充分満足すると思います。
スペックなどを見比べたわけではなりませんが、電源を入れたときの操作音も一緒だし、両方とも2本のシーズー管なので温まり方も一緒。
レンティオではセラムヒートの方が月額レンタ料が1,000円ほど高かったのですが、その分値下がりしたコアヒートでも良かったかな〜と思ったり。
エコで最新式の夢のような暖房機・・なんて変に期待しちゃうと、いざ使ってみて、なんだこんなものかと肩透かしを食うことはあり得ます。
実はセラムヒートをレンタルする前は、デロンギのマルチダイナミックヒーターと散々迷ったという経緯があるのですが、デロンギを借りていたとしても、期待しすぎると同じ心境になったかもですね!
デロンギのマルチダイナミックヒーターにもデメリットはあり、快適さの代償として高額な電気代請求という洗礼を受けるらしいですが・・
セラムヒートは「うっかり低温やけど」に注意!
あったかく空気を汚さないセラムヒート。
しか〜し、一つだけ注意点があります。
👆思わず太字にしてしまうほど、注意していただきたいな〜と思ったことがありまして、
こういう暖房機は使い方をあやまると、低温やけどを起こしやすい設計になっています。
熱の出るものは全てこの危険性をはらんでいますが、セラムヒートのような赤外線暖房機は心地よい温かさのため、熱源のそばに長時間いても不快に感じにくい=やけどを起こしていても気付きにくいということ。
セラムヒートに近づきすぎたり、長時間同じ姿勢のままでいることや、地肌が直接当たるような使い方は避けた方がいいでしょう。
普段テレワークなどデスク仕事をしているとき、近くに置いて使っていますが、ひざ掛け・ブランケットなどを掛けるなどして直接熱が体に当たるのを避けています。
繰り返しになりますが、それでも同じ場所に当たり続けていると、
熱があたっている側だけピリピリと感じてきます。これ、多分私がヒーターに近すぎなのかもしれません。
なので少しでも違和感を感じたらすぐに、体勢を変えたりヒーターのパワーを下げたりして調節してください。
そしてもう一つの注意点。
それは・・
温かすぎて、私のような冷え性さんはセラムヒートの前で猫のように丸まったままその場から動けなくなることです・・。🐈🐈
しまいにはセラムヒートの前でスマホ見たり、ご飯食べたり、メイクをしたりと生活の全てをセラムヒートの周り半径1メートル以内で済ませようとするようになるでしょう。
ですので!!
室内が寒い時はなるべく無理せず、ちゃんとエアコンと併用して使いましょう。
ぐっと寒くなるこれからの季節、今年も残り1ヶ月を切りましたが、どうぞ暖かくお過ごしください・・🐈