テキトーエレガンス

テキトーでも人生うまくいく!

目の前に現れた不思議な女性の正体とは?スピリチュアルに考察してみた


こんにちは。BlissBliss⋆*@テキトーでもうまくいくです。

AKOさんという女性がいます。

いつも元気よく場を和ませてくれるいつも元気よく場を和ませてくれるAKOさん。

トレードマークはふわふわのグレーのニットキャップ。帽子から覗くクセ毛風のショートボブがおしゃれなAKOさんは、2人のヤンチャな男の子のお母さんでもあります。

AKOさんはいつもすっぴんでいることが多いのですが、「何もしてないよ〜」と言うその素肌はつるんと綺麗で、シュッとした目元からは「3児の母」としてのパワフルさをどことなく感じます。

そうそう、AKOさんのご主人は外国人です。

かつて大道芸人として日本でパフォーマンス活動を続けていたご主人に一目惚れをされたそうで、ご主人の熱いアタックに「折れた」かたちで交際がスタートしたと語ります。

昼間はパートに出ていますが、頭の中はいつも家を散らかすヤンチャ坊主のことばかり。AKOさんの周りを元気に走り回る2人のお子さんに目を細めながら、育児に家事にと追われてなかなか自分の時間が持てないと語ります。

家事の合間を縫って趣味のイラストを書いていて、色彩を上手に使って書かれるグリーティングカードはどれもAKOさんのイラストセンスがキラリと光っておしゃれ。

最近のAKOさんのもっぱらの悩みは、元々ぽっちゃり目のご主人のお腹が、年々パワーアップしていることだとか。

やがて時は流れ、

AKOさんから「3人目が生まれました」とメッセージ付きで生まれたばかりの赤ちゃんの写真が添えられたカードが届きます。

3人目のお子さんは念願の女の子。

赤ちゃんの目元はパパさんそっくりに見えます。

───────

と、ここまでは、どこにでもいる微笑ましい話。

AKOさんはその後どうなったのでしょうか。

この直後、私は目が覚めたのでAKOさんがどうなったかは分かりません。

そうです。上の話は全部私の「夢の中の話」です。

な〜んだとガッカリしないでください。

これには続きがあるのです。

私は目が覚めた後も布団の中で、さっきまで鮮明にそこに「あった」AKOさんのことについて考えていました。

夢の中の出来事は大抵、目がさめるとすぐ忘れてしまうのですが、なぜか今回のこの夢だけは夢とは思えないほど存在感があり、目が覚めた後もしばらく頭の中に鮮明に残っていたのです。

でもここで一つ大きな疑問にぶち当たりました。

「そもそもAKOさんって誰?」

実は私の周りに「AKOさん」という人はいません。

AKOさんのモデルになるような人もおらず、私にとってはまったくと言って良いほど架空の人物です。

夢の中に「私」が登場人物として出てきているような描写を書きましたが、

夢の中には私の姿・自分の声は一切登場しませんし、AKOさんもおそらく私の存在を認識していません。

完全にAKOさんを俯瞰した視野にいる、つまり離れたところからAKOさんを「観察」しているようなのです。

まるで知りもしない赤の他人の「人生アルバム」を拾って見てしまったような、いや、見せられた?ような不思議な感覚。

妙にリアルな実体を持って私の夢に現れた女性AKOさん。

AKOさんは夢の中ではフルネームで出てきており、実在を匂わせる細かい描写もありました。その辺を考慮して「AKOさん」と仮名にしたほどです。

夢だからこそ、謎は深まるばかりの「AKOさん」とは一体何者なのでしょうか。

考えられることをあげてみます。

※ちょっとスピリチュアルな考察も入れてますので苦手な方はスルーを〜

夢に出てきた「謎の女性」の意味とは

夢というものは、眠っている間に脳がいろいろな人物の情景やシチュエーションをそれっぽく合成して見せる幻想だという認識があります。

子供のころ、突拍子も無い怪物が夢に出てきますが、大人になるにしたがって、夢に出てくるのは家族や友達、会社の同僚など身の周りの”知っている”人物ばかりになります。

大人が見る夢は、ドラえもんとタケコプターで空を駆け回るような心踊る展開もなく、いつものメンバーがあれをしただの、こんなことを言っただの、あくまでも現実に添った展開になってしまうのが大人の夢の特徴かもしれません。

しかし最近の私は、夢の質が以前とどこか変わってきているのを感じています。

妙にメッセージ性のあることを受け取ったりするのです。

ありきたりな言い方ですが「シンクロニシティ」を感じるのです。

仮説1:未消化の感情が女性の姿として出現した説

忘れかけていた嫌〜な思い出、会いたくない過去の人まで夢の中で「再生」されたりと、あまり好ましくない夢も見ます。

夢で見せられた嫌なものこそ、私の心の奥底に沈殿していた未消化の感情がふわふわと浮かび上がってきたもので、「この感情をそろそろ捨てたいのでなんとかしてくださいね!」と潜在意識がお知らせしてくれたものだと思っています。

その感情とは大抵いいものじゃありません。怒り・憎しみ・満たされない気持ち・嫉妬…

いわゆる「ネガティヴ」な感情ですね。

私が見た謎の女性「AKOさん」は世間的に見ても順風満帆な生活を送っている女性でしょう。イケメン外国人のご主人と3人の可愛い子供(しかも美形)に恵まれて、現実にいたら正直うらやましい〜と感じちゃうかも。

とすると、私の中で押し込められていた「羨望」や「嫉妬」なんて気持ちをベースに潜在意識は「ハッピーな女性像」を創造し「AKOさん」という架空の女性像(ペルソナ)を創作し、あなたの心の中にはこんな醜い感情がありますよ〜と教えてくれたとも取れます。

…でもこれではどこか説得力がない。

何のために?という疑問が残ります。

次の仮説に移ります。

仮説2:私の中に転がっている概念が物語を創作しただけで意味はない説

古くは仏教やインドの哲学、最近のスピリチュアルな分野でも、私たちが普段見ている「現実」とはあなたの思念が物質化(視覚化)したものである、としています。

あなたが嫌なことばかり考えていたら世の中は嫌なことばかりになるし、ハッピーな人はいつもハッピーでいるから世界もポジティヴになると。

この現象=宇宙の法則を「引き寄せ」として最近では認知されてきています。安っぽい言い方ですが(強調)。

しかし、引き寄せられてくる物はあなたが望むものばかりではなく、森羅万象、何から何まで吸い寄せられて目の前に「世界」となって展開しています。

「思ったこと」は現実となるだけでなく、あなたが「信じているもの(固定観念や概念)」も現実として現れてきます。

(※この辺めっちゃ奥深いので詳細は割愛します〜)

それならば、夢の中の謎の女性「AKOさん」は夢の中の幻とはいえ、私が創造して出現させたものに違いないはずです。

私が「30代くらいの茶色い髪でシュッとした目元の主婦」が現代に存在し、そういう存在があることを”知っている”からこそ、現実に創造することができるのです。

「AKOさん」という人間を形づくる具体的な要素、「女性」「30代」「主婦」「ニットキャップ」「茶髪のショートボブ」「シュッとした目元」、もっと抽象的だと「家族」「夫」「子供」「男児」「長男」「外国」なんてキーワードもたくさん出てきます。

それらの無限のキーワードこそ、私が現実社会をどう捉えているか「概念」そのものであり、AKOさんはその象徴として出てきたに過ぎないのかもしれません。

仮説3:誰かの記憶にアクセスした説

さてここからいよいよSFっぽくなって来ます。

精神医学の権威であるフロイトは、人は意識の奥深にある「無意識」で根っこのように繋がっていると言います。

あなたの家族も、TVに出てくるタレントも、会社の隣の席の部長も、みんな根底では繋がっていると言うのです。

人間は1日のうち、数時間だけ「無意識」になる時があります。

眠っている時です。

眠りが深くなる数時間は大脳も活動を休止して、あとは心臓が動いているだけ、息をしているだけの無防備な状態になります。

この数時間の無意識の間に、意識はどこ行っちゃったんでしょう。

脳が休んでいるんだから、脳が作り出す「意識」も眠っているに決まってる?

「あなた」はどこか遠くへ行っちゃっているのでは?とも考えられませんか?

眠っている間に、無意識の私が日本のどこかに住む赤の他人の記憶を受信してしまったとしたら。

ありえなくもない話だと思いませんか?

だって「誰かと意識が繋がらなかった」という証明はできないのですから。

この目に見えないけどみんなが繋がっている部分を、仏教では阿頼耶識あらやしきと言ったり、ユングとかの心理学では「潜在意識」、アメリカ人は「ソース」と言っていたり、スピリチュアルでは「ワンネス」と言ったりしています。

「何か夢を見たのだけど全然思い出せない…」目が覚めたと同時に見た夢を忘れたことで、夢の内容を思い出せないことがあります。

夢なんて見ないという人もいますが、実のところ、人間は誰でも一晩で複数の夢を見ているのだそう。

ということはあなたも眠っている間に、地球上のどこかの誰かの意識と繋がっているかもしれませんよ?

な〜んて。

イギリスには食べると悪夢を見ると伝えられる「スティルトン」というブルーチーズがあるそうです。

チーズでなくても、食べると「会いたい人や偉人とコンタクト取れる」という薬があったら面白そうです。

最近、インドの聖者ラメッシ・バルセカールの本を読み始めてから今回の変な夢を見たり、シンクロニシティがバンバン起きているのです。

意識は繋がっている、そう確信せざるをえないようです。

ではでは。