横浜の新しいクルーズとして2016年から運行スタートした「スカイダック」に乗ってきました。 ん このスカイダック、他のクルーズ船と決定的に違うところが一つあり、それは道路も走れて海にも入れる水陸両用バスとだということ。
このGWで横浜みなとみらいに行った時に絶対に乗りたいと思っていたので念願の初乗車に興奮しました。
日本丸メモリアルパーク乗り場から乗車!
今回私は娘と二人で「日本丸メモリアルパーク」にあるスカイダック乗り場から乗車するkとにしました。
チケット売り場で受付したのは午前10:30を回った頃でしたが、すでに午前の予約はいっぱいとのこと!
GWというベストシーズンだったので混雑は覚悟はしていましたが予想以上に早いペースで満席になるようです・・。
その後、なんとか午後の15:00の便をゲットし、この便なら帰りの電車に何とか間に合うのでホッと胸をなでおろしました。
というわけで、15:00までみなとみらいを散策することにして一旦ここを離れます。
いよいよ乗車!
10分前にスカイダック(日本丸メモリアルパーク乗り場)に集合します。
するとそこへキターーーー!😍
乗車受付スタートと同時に、はやる気持ちを抑えつつバス入り口への階段をのぼります。
乗客全員が揃うとアテンダントさんの軽快なアナウンスもあって一気にテンションアゲアゲモードへ!
スカッと抜けるように青い5月の青空の下、バスは定刻通りに乗り場を出発!みなとみらいの名所を巡りながらクルージングしていきます!
それにしても窓がないってスゴイ爽快。 少し風が強い日でしたがそれもまたサイコー!
横浜“三塔”を巡っていざ海へ!
市街を通り抜け、赤レンガ横から国際橋を通り抜けていきます。
クルージング中は注目されまくり!
赤レンガ倉庫とみなとみらい地区を結ぶ大きな橋の一つ「国際橋」を通過する頃には行き交う人の数もMAXに。
スカイダックの派手なカラーリング&不思議なフォルムは当然目立ちまくるわけです。
沢山の人が見るわ見るわ。 中にはは手を振ってくれる人も。
チラチラ見られるのではなくて、
写真を撮られたり手を振ってくれるレベルなので、恥ずかしがり屋の方は覚悟してください(笑)
最初は恥ずかしがっていた乗客も段々と打ち解けて楽しそうになっていたので、 恥ずかしさは海に捨てていけ!ぐらいの勢いでここではアゲアゲで楽しむことをおすすめします。
さて、コスモワールド前を通り抜けるといよいよお待ちかねの海への入り口「スプラッシュポイント」へ向かいます。
「スカイダック!」とシャウトして海へ
スプラッシュポイントにはすでにギャラリーがいてスカイダックが海に入るのを今かと待っている様子。(←そんなに見たいか)
目の前には海だけ!となると車内の空気が一変します。
やっぱり怖くなってきたかも・・とドキドキ 収まらない乗客をアテンダントさんがにこやかにエスコートします。
これはスプラッシュマウンテンではない!ジュラシックパーク・ザ・ライド(USJ)ではない!水陸両用バスだ!と言い聞かせますが、 やっぱりちょっと怖い。
アテンダントさんと「スカイダーック!」の掛け声とともに海へ!
大きな難所をやり遂げたという謎の一体感が生まれます。
海に入るとすぐに船に変身するスカイダック。なんてたって水陸両用ですから。
さっきまでの喧騒が嘘のように青い海をスイスイ進んでいきます。
超気持ち良い♪
もうね。爽快の一言に尽きます。5月の青空と潮風で気分は最高潮。 これぞクルージングの醍醐味ですよね。
船体の揺れはほとんどなく、道路を走っている延長のまま海の上を走っている感覚でした。
みなとみらい地区と赤レンガ倉庫を結ぶ「汽車道」をくぐり抜けたらいざクルーズスタート!
“ダック笛”で行ってきますの合図
ここで乗客はアテンダントさんからアヒルちゃんのくちばし型“ダック笛”を配られます。
ここでは出航の合図をするというとても重要なミッションが乗客へ課せられることになりました。
ミッションに使うのはアヒルの口の形そのまんまのこの笛。
「ダック笛」!
そしてそのミッションとは手元のダック笛をアテンダントさんの合図に合わせて3回吹くだけ!
ダック笛を使って実際の船舶で行われる出航の合図ができるなんて夢のようじゃありませんか!
ここは恥ずかしがらずに勢いよく吹きましょう。
ブ〜〜〜〜!!
アヒルの大合唱とともに出航のミッションは無事成功。
ここを境にしてスカイダックは沖へと繰り出します。
クルーズで間近で見られる人気スポットたち
スカイダックは象の鼻パークや山下公園、マリンタワーなどの名だたる人気スポットの間を縫うように進んで行きますが、
陸では見ることのできない海からのアングルでそれぞれの名所を見ることができます。
アテンダントさんからは横浜港の成り立ち話やトリビアなどをガイドしてもらいながらも、
両サイドの名所は目まぐるしく移り変わり写真に収めようにも追いつきません。(汗)
汽車道〜赤レンガ倉庫に向かう延長線上には、横浜の夜景が評判の人気ホテル「ナビオス横浜」が現れます。
クルーズではホテルを下からのアングルで見ることができます。
ナビオス横浜は、真ん中がスコンと抜けているコの字型、まるでフランスの
これにはれっきとした理由があるのですが、その理由は乗ってからのお楽しみということで!
↓このナビオス横浜はホテルなのですが横浜に観光で行くなら真っ先にオススメしたいホテルです。その理由は何と言っても夜景😍↓
アディオス!ナビオス!
ナビオスを過ぎさらに進んで行くと横浜港の屋形船についてアテンダントさんからガイドがありました。
屋形船って横浜にもあるの??
恥ずかしながら屋形船って東京湾を遊覧するイメージ強くて、まさか横浜港にも屋形船があるとは知らなかったです~。
横浜港を彩るきらびやかな客船やクルーズ船のかげで、昔ながらの屋形船もひっそりと横浜の夜を彩っています。
象の鼻パーク
象の鼻パークは横浜みなとみらいエリア屈指の人気スポットでもあります。
横浜港には諸外国からたくさんの船舶や豪華客船がやってきますが、その中には国内の練習船の姿も。
大さん橋国際客船ターミナル
象の鼻パークを抜けるとすぐに大さん橋国際客船ターミナルが見えてきます。
海から見るとこんな形でまさにクジラのヒゲそのまんま。
陸からは決して眺めることのできないクジラのヒゲのターミナルが見れるのもスカイダックの醍醐味です。
さらにターミナルの上にもたくさんの人がいてみんなこちらに気づいて手を振ってくれます。
アテンダントさんがターミナルの上から黄色い旗を振るご婦人を発見!
アテンダントさんによると、黄色いを振る旗=航海の無事を祈ってるよ!というれっきとしたサインらしく、ご婦人の
なんだか船乗りになった気分です。
スカイダックはいよいよ沖へ!
さてここから緩やかなみなとみらいの沿岸部からちょっとだけ沖へと入ってきます。
快晴の空の下の青い海がずっと水平線まで伸びていく景色はサイコーの一言に尽きますね。
マリンタワー〜横浜ベイブリッジ
右手に象の鼻パーク、山下公園と続き、大きなタワーと船が見えてきました。
マリンタワーと氷川丸ですね。
子供の頃、遠足で行った風景そのままでどこか懐かしさを覚えてしまうマリンタワーと氷川丸。
横浜の人気スポットといえばランドマークのビル群や赤レンガ倉庫ばかりが注目されがちですが
マリンタワーのノスタルジーさに心奪われます。😇
心なしか波がちょっと荒くなり、船体も少〜し揺れを感じるようになりました。
沖に行くとまず見えてくるのが横浜の夜景を彩るのに欠かせない橋、
そう。横浜ベイブリッジが近づいてきます。
ブリッジを横目にスカイダックはゆっくりと折り返しルートに入ります。
横浜のシンボルであるランドマークタワー、3つの帆のような東急スクエア、 そしてヨットのような形のインターコンチネンタルホテルが並ぶザ・ヨコハマを象徴するシルエットは必見です。
遠景だった横浜のビル群がどんどん近づいてくると、スカイダッククルーズはいよいよ一番の見せ場へ向かいます。
そう。クルーズ始めに見た横浜三塔のうちの一つ、「クイーン」こと横浜税関本関庁舎を海か ら見ることができます。
クイーンの前を通過する時にアテンダントさんから重大発表が!
なんと横浜三塔が見える場所で願いごとをすると叶うという言い伝えがあるらしい。
マジで!?
・・お願い事が叶うだって!?
「お願いごとが叶う」
そんなキラキラスポットに目がない私と娘の目が輝き出します。
あいにくクイーンの塔は工事中とのことでしたが、塔のてっぺんをのぞかせてくれていたので、幸いにもみなさんのお願いごとは叶いそうです。
スカイダックはこの絶好のビューポイントで一旦止まってくれますので、このチャンスにぜひ願いごとを!
横浜三塔を眺めた後はクルーズはいよいよエンディングへ。
この間アテンダントさんによるクイズがあったりさらなる秘密のイベントがあったりと、40分のクルーズはあっという間に終わりに近づき、 スカイダックはスプラッシュポイントに到着。
陸に上がるとスカイダックは洗浄作業に移り、その後クルーズは拍手喝采のうちに終了。
横浜の風景をさんさんと照らしていた太陽はいつのまにか傾きビルの間には長い影が伸びていました。
潮風も心なしか涼しく感じられるようになっていました。
乗客は下車後もアテンダントさんとお話をしたり、車体をカメラに収めたりとおもいおもいに時間を過ごしていました。
アテンダントさんの愉快なトークのおかげで40分があっという間に感じました。
人気スポットを巡りつつ、歴史やミニ知識などもちゃっかり学べて、少しだけ賢くなった気がします。
乗って納得!スカイダック情報
さて、今回初めて搭乗したスカイダックですが、バスであり同時に船という特徴がある不思議なバスでした。
Q:チケットはどこで買うの?料金は?
A:予約可能!GW期間中は予約不可の日があるのでスカイダック乗車場所で直接購入してください
スカイダック横浜のチケット売り場(+乗車場所)は「日本丸メモリアルパーク」と「横浜赤レンガ倉庫」の2か所にあります。
↓GWの混雑期間中は事前にチケットを予約することはできないようです。当日先着順のみの受付なので必ずこちらの公式HPを確認してくださいね。(※2019年4月現在)
スカイダック|スカイダック横浜|SKY BUS(スカイバス)|コース情報
チケット料金ですが大人は3,500円で7~12歳は1,700円になります。(所有時間は約50分)
乗車から降車まで丸々1時間はかかると考えてスケジュールを組んでくださいね。(帰りの電車に間に合わない!なんてことになっても途中で降車できません…)
特に年齢制限を設けていないそうですが、小さなお子さんがいる場合膝に乗せるか、座席を使う場合は別途子供料金がかかるようです。(詳しくはスカイダック公式ホームページへお問い合わせくださいね)
ちなみに座席は選べないようです。
チケットカウンターでチケットをお買い求めの際、順番に座席を割り振られるので
なお、バスの構造上仕方ないのかもですが、座席と座席の間隔は狭めに感じました。
スーツケースなどの大きな荷物は念のためコインロッカーに入れておきましょう。
混雑状況はチケット売場で要確認
今回私たちが利用したのはGWの真っ?只中でしたので午前の段階で午前〜午後の便はほぼ満席というかなりの混雑状況でした。
結果として奇跡的に15:00の便が取れたのでラッキーだったはず・・(汗)。
日によって混雑状況にバラつきがあるようです。
いざ乗ろうと行ってみたらチケット取れなかった〜なんてことにならないよう、 土日祝日は早めにチケット売場へ行くのがベターな気がします。
天候状況によっては中止になることも
天候や海の状況によって突然中止になることもあるそうです。
今回の利用では、あと少しだけ風が強かったら運行中止になっていたと聞いて、ラッキーだったと思ってます。
そのくらい天候に左右されやすい乗り物でもあるのと念頭に入れておいてくださいね。
そのほか詳しくはスカイダック横浜へお問い合わせください。↓
運行状況はスカイダック横浜公式フェイスブックで確認できます。
Q:幼児でも乗れる?安全対策は?
A:年齢制限はなし。子供には救命胴衣が配られます。
乗客の中には小さいお子さんがいて、お子さんには乗車前に救命胴衣を装着してくれます。
乗務員は運転手(キャプテン)と副キャプテンの2名+アテンダントの3名体制でした。
(スカイダックの運転手さんはみな船舶免許とバスの運転免許を両方持っているとのこと。)
安全対策はきっちりとされている印象で安心ですが、 スカイダックには窓がないので、街中を走る最中などには手や足を出さないよう、 また海上でも同様にお子さんから目を離さないようしっかり見ていて下さいね。
スカイダック内にはトイレがないので、トイレを済ませてから乗車したほうが良いです。
Q:やっぱり揺れるの?
A:大きな揺れはないがベイブリッジ接近時は多少感じるかも!心配な人は酔い止め薬を。
クルーズで一番心配なのが「船酔い」。
普通の船と違って座席に座ったまま前を向いて走行するので酔いやすい人でも比較的大丈夫かなと思います。
汽車道、大さん橋周辺の海は穏やかですが、アテンダントさん曰く、ベイブリッジに近づくにつれて波が多少荒くなるとのこと。
これは私も実感しましたね😥。搭乗当日は風も強かったのもあり、沖に行くにつれて少〜し横揺れを感じました。(個人的には許容範囲の揺れでしたけどね)
感じ方は個人差あると思うので、酔いやすい方はあらかじめ酔い止めを飲んでおくと安心かと思います。
スカイダックには窓がなくとにかく吹きっさらしなので風がダイレクトに顔に当たります(笑)
そしてこのみなとみらいエリアは海に近いからいつでも風が強〜い!
髪がボサボサになるのは覚悟しておいてください。(笑)
搭乗時に注意がありますが、イヤリングや帽子など飛ばされやすいものはあらかじめ固定するか外しておいた方が◎ですね。
ツアー中はカメラやスマホを落としたりしないようストラップや自撮り棒などでしっかり保持しましょう。
お子さんが急に立ち上がったりしないよう、なるべくお子さんは通路側に座ってもらった方がいいかも。
Q:水がかかって濡れたりする?
A:時と場所によりますが濡れることはなし。
スカイダックはアトラクションのようにずぶ濡れ覚悟の乗り物ではないので安心してください(笑)
しかし今回は風が強かったので前の座席の人にはカッパが配られていました。
水ぬれが心配されるのは海に入る時の波しぶきぐらいでしょうか。
クルーズ中に波しぶきがかかることはありませんでしたが、風が強い日は前の席に波しぶきがかかることがあるという説明でした。
陸から!海から!ダブルで楽しいスカイダック
クルーズ船は色々乗ってきましたが、スカイダックはアテンダントさんと乗客との距離が近く、潮風や風景も手に取るように間近に感じられて他とはまた違った面白さがありました。
そして水陸両用バスの新たな魅力を発見できたことに感謝です!
夜景トワイライトクルーズもあるらしいと聞いて、次は是非乗ってみたい!
一緒に乗ってくれるステキな人がいない・・ッ(泣)
読んでくださってありがとうございました。
〒220-0012 神奈川県横浜市西区みなとみらい2丁目1
電話:03-3215-0008
〒231-0001 神奈川県横浜市中区新港1丁目1
電話:03-3215-0008
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