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悩みよサヨナラ!隙あらばグダグダと悩んでいた私が改善した4つの方法



Photo by StockSnap

暇さえあれば思考を巡らして「たられば」してしまうみなさんこんにちは。

プロナヤミスト、Bliss(@Bliss_Blink)です。

人間は1日に6万回も思考をするらしい。

6万回って!😱

計算すると1日=86,400秒なので、約1.4秒に一回何からしらの思考が頭を巡るという計算に…。

頭にはPCのように冷却ファンもついていないので、私たちの脳みそはオーバーヒート寸前なのは間違いないようです…。😅

前向きな良いことだけしか考えられない頭だったら良いのですが、そうもいかず、6万回の思考のうち、ほとんどが悩みばかりだったら悲しいですね。

そもそも人はなぜ悩むのでしょうか。

なぜ悩み出すと止まらないの?=ヒマだから

身も蓋もないことを言ってしまえば、アレコレと悩んだり将来のことを不安がったりしてしまうのはヒマだから。

仕事をしているときや時間に追われている時、好きなことに熱中している時やスポーツで汗をかいている時は悩んだりしませんよね。

頭の中で思考をこねくり出す余地がないからです。

ボ〜ッとヒマにしていると頭は「ヒマなの?じゃあちょうど良かった。こんな不安があるんだけどちょっと考えてみない?」と言わんばかりに記憶の隅にしまってあった余計な記憶を引っ張り出してきてあなたに与えてきます。

ボ〜ッとしていると思考はキリがなく頭の底から泡のようにプクプクと湧いてくるもので、その泡をいちいち相手にすると疲れますし、なにしろあなたの身が持ちません。

いっそネガティヴでいた方が心地良い?

過ぎ去ったどうしようもないことを考えて落ち込んだり、自分の出来ないことや欠点を気にして悩んだり、どうして私はこんなにネガティヴになってしまうのか。

一つはネガティヴに思考をすることが快感だからです。

人間は快感だと思うことはやめられませんもの。一度これタマラン!と思ったらハマるまで時間の問題です。

ネガティヴが快感!?やめたいのに快感なワケがない!とお怒りでしょう。

不安になって悩んでネガティヴな状態でいれば安心して心地よいからやめられないんです。

どうしてネガティヴな状態にいれば安心なのか。これは変化を恐れて自分を守りたい気持ちの表れだと思っています。

あれが不安、これが嫌だ、と否定していれば自分が変わらなくて済むし何より現状維持できる。免罪符になるのです。一周回って自分を肯定することにつながりますから。

「そうよね〜分かる〜!」「ムカつくよね〜!」と共感を求めて愚痴を言い合う女子会と一緒です。(女子会を否定しているワケじゃないですよ💦)

では、ここから悩みに縛られないためにどうしたら良いのか、私が実践した具体的な方法をご紹介します。

方法1:あえて忙しくして考える隙を与えない

考えても答えが出ないような無意味なグダグダ思考が止まらないのはヒマだから。

じゃあ考える隙を与えないようにすればいいワケです。

私も過去に身の回りのことでクヨクヨ悩んだことがありましたが、あえて仕事に集中したり普段は行かないような飲み会に参加したりと忙しさに身を置いて気を紛らしました。

とにかく何かをして気を紛らわし考える隙を与えないことです。

それでも夜、一人の時間ができたりするとどうしても色々考えてしまうので、そういう時はさっさと布団に入って寝る!

ストレス解消になる習慣や、何か「気を紛らわすもの」は周りにありますか?

「人を動かす」「道は開ける」の名著を残したかのデール・カーネギーは著書の中で「悩んだらそのエネルギーを筋肉エネルギーに変換すると良い」みたいなことを言っていましたが、頭が悩みに占領された時には体を動かせて気分転換をはかると良いです。↓

たまった仕事を片付ける、部屋を掃除をする、部屋の模様替えをする、ジムに行って汗を流す、走り込む、散歩する、会社から自宅まであえて歩いてみる、犬を丁寧にブラッシングする、人と話す、化粧ブラシを洗濯する、スーパーで買い物してくる、カーテンなどの大物を洗濯する、カラオケ行く、美容室に行く、取れたボタンをつける、映画を観る、ブログに書く、リフレクソロジーに行く、ドライブする、楽器を演奏する etc...

何をすれば良いのか迷ったら掃除などはいかがでしょうか。スッキリしますよ!

方法2:止まらない不安・悩みはあえて「ストップ」

昔見た動画で、ある著名なアメリカ人女性思想家がインドでセミナーをした時、参加者の一人から「頭の中の思考が止まらないのですがどうしたらいいか?」と質問されました。

女性思想家は「じゃあ止めればいいじゃない。」とあっけらかんと返答し、参加者を困らせていたのが印象に残っています。

「グダグダと思考が止まらなくなったらストップ!と言って思考を止めなさい。それだけで止まるでしょ?」と続けます。

参加者はおそらくもっとなんかこう、スゴいアドバイスをもらいたかったのでしょうけど、それに反して思想家の答えはいたってシンプルでした。

グダグダ止まらない思考は「ストップ!」で止まる─。この思想家と参加者の問答は当時の私にとってとても衝撃に映り、同時に、頭の中の考えなんて止めようと思えばピタッと止まるものなんだから止めればいいんだと再認識しました。

止めようと思えば止まるに決まってるじゃない。そんなの当たり前!と腹をたてる前にもう一度立ち止まって自問自答してみてください。今まで思考をあえて止めようとしてきましたか?思考を止めるなんて簡単すぎて誰もやろうとしないことに思想家は苦言を呈したわけです。

私たちは嫌だと思ったことはすぐ止めるくせに、頭の中の思考だけは一度始まったら止められないものだと思い込んでいる。

ウジウジ悩み出したら「ストップ!」と念じれば止まります。またウジウジし出してもその都度気づいてストップ!と止めてみることで段々とコントロールできるようになっています。

方法3:モヤモヤ思考は外に出してスッキリ

ネガティヴに思考が止まらないのは自分を慰める一種の”自浄作用”だとも思っているので、モヤモヤしたままだと便秘のように苦しくなります。(便秘を経験したことある人なら分かるあの苦しさ…)

持っておいてもよくないのでキチンと”排泄”しないといけません。頭のモヤモヤや紙に書いたりPCのメモにするなどして外へ出しちゃいましょう。

3分間と時間を決めて頭の中のモヤモヤをガーッと文字に起こしてみる方法は紙とペンさえあればできるのでおすすめ。

聞きたくもない愚痴を聞いてくれる人をわざわざ探さなくても済みます(笑)。

www.tekitou-bliss.com

方法4:”論理思考”でグダグダ思考にさよなら!

この方法は自分と向き合い、グダグダと湧き上がってくるループ思考の根本を解決する方法です。

とても効果的なのですが、一人の時間が取れる時で構いません。

その方法とは、繰り返し浮かんでくるグダグダ思考にあえて聞いてみること。

「どうしてそう思うの?」と繰り返し、繰り返し聞いて悩みが出てくる出口=根っこを見つけ出すことです。

「なぜ?」を繰り返す自問自答は岡田斗司夫さんの「スマートノート」では”論理的思考法”として推奨されていたり、ちょっと本格的ですが心理技法として「コア・トランスフォーメーション」にも近い方法が載っていて、私の場合それらのエッセンスをうまくアレンジして使っています。

「なぜ?」「どうして?」この2つの質問を繰り返して悩みを深く掘り下げていくだけ。


「同じ部署のAさんに嫌われている…」
  →なんで嫌われていると思うの?

「だって私の挨拶を無視するし…」
  →なんでそう思うの?

「無視されたら嫌だし…」
  →なんでそう思うの?

「挨拶はちゃんとすべきだと思うし…」
  →何でそう思うの?

「…あれ?私、Aさんが挨拶をちゃんと返さないから勝手に嫌われていると思っているだけ?」


最終的に「ああこれで悩んでたんだ!」とピンと来るまで掘り下げてみましょう。

悩んでとめどなく考えている「問題」は本当に「問題」なのでしょうか。

どうして?なぜそう思うの?と、掘り下げていくことで玉ねぎを一枚一枚剥いていくように悩みの実態が明らかになり、悩みの正体は案外ショボいことだったり、全く別の理由だったりと色々な”気づき”を得られると思います。

問題だと思っているだけで、蓋を開けてみれば勝手にそうだと信じ込んで悩みへと発展してしまっている思い込みだったり、物事はこうあるべきだと「〜べき」を振りかざす〜べき思考だったりと様々。

悩みの実態がポンッと出てきたときは、自分って心の奥底にこんな気持ちを持っていたんだ!と驚きと大きな気づきを得られて、不思議ともう悩まなくなったり、以前よりそれほど気にならなくなります。

あなたの力で”変えられること”を悩もう

「あの人って何で悩みがなさそうで羨ましい…」

周りにいつもイキイキしていて、悩みなんて一切なさそうに見える人っていますよね?

あっけらかんとして悩みがなさそうに見える人は、実は悩みがないのではなくて、悩みとの向き合い方、コントロールが上手なのでは?と思っています。

人間は一生何らかのことで悩み続ける生き物。悩みのない世界で生きていくことはできないでしょう。

しかし、悩みだと思っていることの9割はしょうもないことであり、言うなれば”ニセモノ”にすぎないのです。

ちょっと掘り下げればその悩みの実態は大したことないものなのに、まるで凄い力があってあたかもあなたの人生を左右しているように思えて悩んでしまうのです。

悩みをうま〜くコントロールして悩みそのものに力を与えなければ、あなたが思うほど怖い存在じゃなかったと気づくはずです。

また、生まれもっての家柄だとか容姿だとか、過ぎ去った過去のことだとか、地球の地軸はなぜ傾いているのかとか、魔法でもない限り変えられないようなことで悩むのは今日からやめましょう。

変えられないことを嘆くのは時間の無駄ですし、どんなに考えたところで結論は出ないからです。

それよりも今からでも変えられることについて考えた方がよほど建設的ですし、メンタルにも良いと思いませんか?

変えられないところ以外で変えられそうなところは他にありませんか?

変えられるところを変えて自信をつければ「変えられなかった」ところが霞んで見えなくなりますから。

ではでは。