前回でもお話ししたことと重複しますが、このあいだ日課の夜間ランニングの帰り道で、何の変哲もない道路脇で派手にすっコケてしまいました。
体は傷とアザだらけだわ、スマホはバッキリ割れるわで、しかもコケた拍子で肺から空気が漏れたのか「ウッヘア!!」みたいな野太い雄叫びが口から漏れる始末。
幸い夜道だったので周りには人気はなかったのですが、恥ずかしくて一刻も早くその場を立ち去りたくてそれからは全速力で走って帰ってきました。
派手に転んだもののそれほど痛みはなく、痛みより恥ずかしさが上回るぐらいで、笑いながら走って帰る余裕があったのですが、
家に帰ってきたらジワジワと痛みが増して翌朝地獄を見ることなるとは。
アドレナリンが出まくっていただけでした。
こんにちは。Blissです。
コケた時に骨盤と腿を強打し、膝小僧や肘に大きな打撲。太ももと腰には大きなアザも作ってしまいました…。
ランニング中でスピードが出ていたのだと仮定しても、何でこんなにアチコチ怪我をしたのだろうと、今でも疑問が消えないほど。
我が家の娘にキズパワーパッドを買ってきてもらい、よく洗った上からペタリと貼ったところ、傷にピタリと密着してくれて痛みも消え、噂通りのパフォーマンスで良いじゃんこれ!と感動していました。
キズパワーパッドは傷口から滲み出た体液を吸収し、白く膨らむ仕様になっているのですが、これが奇妙で面白いのです。
時間が経つごとに傷口から何やらムクムク白い膨らんでいくので、それを見てちょっと満足しちゃうのです。
とは言え、この膨らみもキャパを超えるといつかは漏れる事態がやってきます。
そしてそれは突然やってきました。
キズパワーパッドから液が漏れる
翌日の夕方、液晶が割れたスマホをなんとかしてもらおうと思い立ち、最寄の駅へ向かっていたら、持っていたバッグに何やら赤い液体がついているではありませんか…。
手元を見ると、頼みの綱だった肘のキズパワーパッドから液が漏れていました。
その場で引き返し、流血騒ぎになるのは避けられたのですが、キズパワーパッドを貼ってから一日と持たないこの液体の量に少々戦意喪失・・。
きっとこれは小さすぎるからだと判断した私は、漏れた液で汚れても良いような普段着に着替えてチャリを飛ばしてドラッグストアへ行き、
「給水量2.5倍!ジャンボサイズ」な特大キズパワーパッドを購入。
もはや生理用ナプキンのようなキャッチフレーズですが、このくらいだとかえって安心感ありますね。
・・・が!!
そのジャンボサイズも一日で液が漏れるという事態に。「2.5倍」への信頼は一瞬で吹き飛びましたね。
流石にこれは手に負えないと判断し、おとなしく病院に行くことにしました。
塞ぐな!!洗え!!とにかく洗え!!
家から近く、子供も私も時々お世話になっている皮膚科Hクリニックへ。
診察していただいた女医さんは私の傷を見るなり開口一番、
「キズパワーパッドはやめましょう!」とおっしゃいました…。
先生曰く、とにかく石けんで患部をよ〜〜く洗うこと、一日2回ぐらいの頻度でゴシゴシと擦る程度に洗わないとダメだということ、
そして次に、傷口を密閉したりして塞いではいけないとお叱りを受けました。
塞がれた密閉環境ではバイ菌も閉じ込めてしまうので、閉じ込められたバイ菌が傷口で繁殖してしまうと…後はどうなるか分かると思います。
実際、私の哀れな傷口は細菌感染を起こしかけていました…。
その場でキズパワーパッドはあれよあれよと剥がされ、
代わりに痛〜い消毒液(病院でよく処置されるあの黄色い消毒液です)で患部を念入りに消毒され、そのあとは生クリームのように分厚く抗菌薬を塗ると、最終的にガーゼで軽く抑えて処置完了となりました。
飲み薬の抗生剤をもらい、せっせと傷口を洗ってはガーゼを取り替える毎日です…。
「素人でもカンタンに出来る」とうたわれるグッズはたくさん見かけますが、
カンタンに出来る = 知識がなくても素人が使えるように設計されている
ということ。
危険もはらんでいるってことを学習しました・・。
パッドを貼る前に洗ったつもりですが、「つもり」で全然ダメだったということになりますね。
子供が通っていた小学校では、娘がケガをすると保健の先生がキズパワーパッドをつけてくれました。
何日かして剥がすと傷が綺麗さっぱりなくなっていたので、
「キズパワーパッドは万能」と刷り込まれていたようです…
傷がキレイさっぱりなくなっていたということは、キズパワーパッド本来の効果が発揮されたということ。それは応急処置のプロである保健の先生が消毒殺菌を怠らず前処置をしてくれたからこそなんですね。
石けんを付けて、想像している3倍は流水でよ〜く洗う。
次もしケガすることがあったら、このことを念頭において処置を頑張りたいと思います。
でももうケガは嫌だ
😭
😭
ではでは!